代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

アメリカの人気コメディアン、ステファン・コルベア氏がリリースした全文英語のゲームブックをプレイしたのでレビューを書きます

このエントリは下記筆者ブログエントリを抜粋・修正したものです。意図的に本エントリの日付はテキトーにしています。

blog.gamebook.xyz

 

先日キーワード「ゲームブック」でググりますと、このニュースがネットを駆け巡っていることに気付きました。

otapol.jp

このところゲームブックのニュースを見る頻度が上がってきているので、大変に喜ばしいことです。

該当サイトは無論全部英語ですけど、一応英検二級保持者(片言英語しか意思疎通できないですが)なので頑張ってみます。Google先生もいることですしね。 

 

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序盤、ちょっとだけネタバレになりますが、ゲームブックの面白さを損なうものではないと思いますのでご了承下さい。

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君はステファン・コルベアだ。おめでとう!

ってそんな事言われても……。

まず筆者はこのコメディアン「ステファン・コルベア氏」を知らなかったのですが、エミー賞を三度受賞し、2006年にはTIME誌の「最も影響力のある人物100人」の一人に選ばれたという凄い方です。

日本で言うとビートたけしさんと近藤麻理恵さんを足したような存在でしょうか。(筆者の見解です)

続けるには”Conguratulations!”を押すしかないみたいですね。

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やあ、あそこの人ひとり入れそうなキャビネットはオモロそうだよ。多分君はそこを散策した方がいいと思うな。

って唐突で強引ですねえ。

先程からお気づきのように、選択肢が文中の緑色のハイパーリンクなんですよ。この場合選択の余地がないですけどね。

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君はキャビネットの中に入った。人ひとり入れる位のサイズだ-或いはメートル法に例えると1メートルならぬ1人間だ。でもちょっとした努力で中に収まる。でかした!さあ、君は立ち去ることを試しても良いし、8時間そこで立っていても良い。

 なるほど……じゃあ、ゲームを進めてみますよ。ある選択肢を選んでいると……。

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はい、死にましたね。一回くらいは死にたいと思っていたので良かったです(?)

脱水症状、飢え、そしてキャビネットの熱は最強の男だとしても命を奪う。人ひとりの大きさのキャビネットはオモロイけど熱心に高いところまで追求しすぎたんだよ。 この事は君の死体を教訓とします。

死んでも選択肢を選べるんですね。

ここでCabinet Feverを選ぶと、

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キャビネットの熱での有名な犠牲者

”間違っておかれたヨーグルト”

わかったよ、これ以上悪いものはないだろう。

何度かクリックすると上記が出てきます。なかなか辛辣なジョークですね。

キャビネットから出ることを諦めて、先に進むことにすると……。

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何でこんなところに繋がっているの? まあ、どこでも〇アだと思えばいいか。

ケンタウロスがいますね。さあこれから本当の冒険が始まる!

あとこれから先はホントにネタバレになっちゃいますので割愛します。

レビュー 

まず最初にテキストがドットなのが目を引きます。ゲーム感を深めていて味わい深いですね。本人もファンタジー小説やダンジョンズ&ドラゴンズなどのRPGをこよなく愛したようです。

キャビネット内の世界は悪い魔法使いに支配されており、読者はその悪いやつをやっつけに行くのですがダンジョン散策ではなく一本道をたどり、本筋からそれるとゲームオーバーと言う感じです。
場合により執拗に一つしかない選択肢を選ばせるところもあり、かなりブラックユーモア満載です。これは多分、ステファン・コルベア氏のパフェオーマンスやギャグを知っているとより楽しめるのでしょうね。

ブラウザでのバック機能は働きませんのでズルが困難です。タブブラウザで画面維持しようと思っても、最初からの状態になるのでそれも面倒です。正攻法でどうぞ。

筆者は無事クリアをしました。30分位でクリアできるのではないでしょうか。時間がかかるのは英語を理解するところですね。英語力のある方ならもっとスイスイ進められることでしょう。

結構シュールで楽しめましたよ。先程も触れましたがゲームオーバーになってからも選択肢を選ぶことが出来たり、途中からのコンティニューになっていたり、読者を楽しませようという配慮が随所に見られてGoodです。

英語の勉強ついでにプレイしてみてはいかがでしょうか?

 

以上、北海道からでした。

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さて、あなたはどうする?
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