自分の選挙区より気になる千葉引きこもりニート候補 上野竜太郎さんと日本の今後
このところバタバタしていてTwitterで
あまりツイートしていなかった筆者です。
そのくせ、とあるニュースに釘付けになりました。
引きこもりでニートの方がなんと地方選に立候補しているのです。
さらには
- 「選挙カーを使わず、一人で選挙活動している」
- 「ポスターもコンビニでコピーして経費削減した」
- 「今回の選挙での費用は約八千円」
と、他の候補者と一線を引く、ユニークな言動。
素晴らしいと感動しました。
選挙で感動するなんて、生まれて初めてでした。
実際にマニフェストや政策などを見てみると
- 選挙にお金をかけない・議員のボーナス300万カットでコスト削減
- 政務調査費のインターネット公開
- 技術の伝承者不足に困っている歴史的。伝統的な産業へニートさんが応募できる支援プログラムを作るなどのニートさんへの社会支援
- 貧困世帯の子供の学習支援
- 介護職員の劣悪な労働環境の改善と労働者不足対策
- ひとり親世帯の支援・子育てのしやすい環境整備
- 生活保護者への社会復帰の促進
- 空き家の再利用・再活用
……など、多くの国民にとって有益かつ実現可能な政策ではないかと
思わず私は首を何度も縦に振りました。
多くの候補者が「アレやります」「コレやります」と
主張するのですが「本当にできるの?」と
眉唾ものが多い中で具体的に財源の確保を一番先に掲げています。
選挙ではネットを使い、選挙カーやポスターを自前で用意するだけで
日本の国会議員は722人ですが 地方町村議会まで含めた日本全国の議員数は、約3万5000人になります 立候補者数となると、その1.3~1.5倍位にはなるでしょう 勿論、その全てが選挙カーを使う訳ではありません しかし、当選出来ている候補者は大体が選挙カーを使っているとも聞きます
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015, 4月 7
仮に3万5000人が30万円で選挙カーを公費負担したとしましょう 。 そうすると、3万5000×30万で105億円になります。 これはとるに足らないはした金なんでしょうか
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015, 4月 7
それが宣告規模にまで展開したらの話ですが、
105億も節税できる計算に! うーんスバラシイ!
そのお金を政策に回せばいいわけですものね。実現可能性が高まります。
ニートは全国に老若男女含めれば200万人はいるそうですが
その人たちの社会復帰プログラムを実施したいという政策もスバラシイ。
例えば
↑この方もニートでした。でも起業活動や政治活動など大活躍されています。
ニートの方が社会復帰することで、世の中に波及する効果は計り知れません。
あと、感動したのはブログでの自己紹介
- ひきこもりになる原因は人それぞれ、様々
- 外に出たいという気持ちはあるが、簡単には出来ない
- 自身について言えば、誰のせいでも社会のせいでもない
- 引きこもっていてもニュースを見て「良い社会になってほしい」と願う
- 引きこもりが社会に出るには「きっかけ」が必要
自己紹介や政策・マニフェストを見ていて
私は思わず泣けてきましたね。
候補者は「GDP世界3位の日本なのにどうしてこんなに問題山積なんだろう」と
日本を憂いていますが、私はこのような若い人が出てきてくれたのを見て
「日本はまだまだ捨てたものじゃない」と痛感しました。
本日投票日ですね。
結果はどうあれ、彼の今後と日本の未来は明るいことでしょう。
私達大人の世代が日本をこうしてしまったのに……。
心の底から「ありがとう」とお伝えしたいと思います。
上野竜太郎さん、ありがとう!
以上、投票したくても出来ない、北海道からでした。