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Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

往年の名作ゲームブックをアプリで楽しめたiGameBookが14へ行った理由を考える

かなりの人気を博し、惜しまれつつも今年3月でサービス終了となった
iGameBook

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その理由を考えるって偉そうなタイトルをつけてしまいましたが、ごめんなさい。
筆者はiPhoneユーザーですがiGameBookは一度も利用したことがありません
やろうと思った時にはサービス終了していたんですよね。
なのでネット上の情報を見て推察で書いていますので不正確かもしれません。

その場合はお詫びと訂正をさせて頂きます

iGameBookが昔の名作ゲームブックをサイコロ振りやバトルシステム、アドベンチャーシート記入と言う作業をアプリ側が自動でやってくれるシステムで、一部課金があるもの、という想定だけで話を進めさせて頂きます。

昔のゲームブックは今で言うスマホがやってくれることを読者がやっていました。
ダンジョン散策するのもマッピングをノートなどに書いて、アイテムゲットすれば
アドベンチャーシートに書いて、敵と遭遇したらサイコロ振って自分の攻撃力を決め、敵の攻撃力もサイコロ振って決めて、複数の敵ならその数だけ繰り返してって……。
めちゃくちゃ大変だったわけです。

それがアプリで自動でできるようになった!
物凄いいいことじゃあないか!
一見そう思えます。でも本当にそうですかい?
筆者がプレイするなら「嫌ああああああぁぁぁ!!」と雄叫びを上げることでしょう。

それはズルが出来ないからです。

昔のゲームブックはズルができた

指セーブ

もはや紙媒体のゲームブックの専門用語として定着した感のある『指セーブ』 要するに今いる選択肢に指をはさみ、どの選択肢がベストか行き来して、物語を進めるというズルいやり方。初心者向き。

都合のいいサイコロの目を想定してプレイ

場合により指セーブと併用し、運試しなどでは都合のいい目が出たことにしてベストの選択肢へすすめたり、物語を進めることもズルいやり方です。
バトルでは攻撃の時サイコロが最大値が出たようにして、敵からの攻撃は最小値が出たことにするとか……もう、やりたい放題です。

結果、バトルの展開があってもほぼ意味が無いという状態に陥ります。

情報やアイテムをゲットした前提で進める

「あなたは○○を持っているか? 持っているなら□□へ行け」などと言われ、入手してないのにさもあるかのような前提で選択肢を選び進めることもズルいです。

でも『ソーサリー』あたりでそれをやるとバチが当たることあり、「あなたはそれを持っていないはずだ!」 とスティーブ・ジャクソンUK氏&浅羽莢子さんに怒られます。

隠しコマンド・裏ワザは邪道!?

コナミコマンドをご存知でしょうか?

上上下下左右左右BA
ギネスにも載ったことのある、最もよく知られている隠しコマンドです。

って隠しきれてないだろって突っ込みは置いておきますが……。

グラディウスという往年の人気シューティングゲームがありました。

www.konami.jp

なかなかハードなシューティングゲームなのですが、ファミコン版などはコナミコマンドを実行すると、自機がフル装備となり、ゲームが非情にやりやすくなるのです。

それを「邪道だ」とか「実力じゃない方法でクリアして楽しいのか」と批判する向きもあることでしょう。
でもここで重要なのはフル装備を選ぶか、ド・ノーマルを選ぶかはユーザーが選択肢をもっていると言う点です。

邪道さやゲームクリアの充実感なんて意見や感想はトレードオフみたいな関係ですし、その感じ方は人それぞれ。
コントローラーの操作もおぼつかない初心者は一面もクリアできないつまらなさより裏技を使ってゲームを進めたほうがずっと楽しいことでしょう。
逆に熟練した人は裏技なんか使わないでプレイしたほうが難しさを乗り越える充実感や達成感があるでしょう。

そう、人によるんです。

あともう一例、

スーパーマリオをご存知でしょうか?

多分マリオと言うキャラは知らない方はほとんどいないでしょうが、スーパーマリオブラザーズという、初代ファミコンの名作がありました。 

スーパーマリオブラザーズ

スーパーマリオブラザーズ

 

 

横スクロールアクションゲームでマリオはキノコを食べるとスーパーマリオとなってブロックを破壊したり、一度敵からの攻撃を食らってもミスにはならずマリオに戻るだけでさらに一定時間無敵になるのです……。

そのスーパーマリオは裏ワザの宝庫だったんです。
数種のゲーム攻略本で裏ワザの特集が組まれるほど沢山の裏ワザがあり、恐らく開発者側も想定していなかった技ばかりだったと思います。
その中でも逸品は「無限1UP」
(実際には増やしすぎるとゲームオーバーになるんですけど)
100人位まで増やせば、ほぼ実質何回やられてもゲームを続けることができます。

スーパーマリオは全ステージは8×4=32ステージ。
デフォルトの3体のままでプレイすると途中までしか行けない実力のユーザーでも100体程度残機があれば最後までクリアできると楽しみ方も出来るわけです。

うまい人は最初の一人でクリアが出来るでしょうが下手な人は一面でも死んじゃいます。
それではゲームの本質を楽しめない人も多数出てきます。

実際裏ワザを研究し、裏ワザだけの動画もかなりの再生回数を誇っています。

無限1UPと言う裏ワザは、確かにゲームセンターでは困りものですが家庭用であれば初心者がゲームをするにあたり大変に有益な選択肢なのです。

ゲームの難しさ楽しみ方は各ユーザーによる

以上を踏まえると、ゲームブックがアプリなどとして出てくるとズルが出来ないのでクリア出来ず、つまらないと考えるユーザーが続出するのも無理はないと思います。

まあ、せめて裏ワザ・隠しコマンドを導入すれば良かったのかなあと考えます。

上記ズルや裏ワザ・隠しコマンドと言ったものは、自分一人で楽しむゲームブックなら他の誰にも迷惑をかけません。自己責任で楽しめるので問題は全くないと持っています。

さてここで何が大切か見えてきました。
『ユーザーが楽しめること』に尽きるのではないでしょうか。
それがエンターテイメントの必要条件だと思います。

往年のゲームブックをそのまま反映してにアプリで出してもユーザーが楽しむというのは非情に難しい。
これがiGameBookが14に行った理由の一つであると思います。

時代の変化も著しいですよね。
当時の名作でも、今の時代では残念ということもあります。
それは筆者の過去エントリでも書きました。 

blog.gamebook.xyz

 

ユーザーが楽しめるか。時代にそぐったものであるか。

言うのは簡単ですけど、行うのは本当に難しいですね。
現に多くの方々がゲームブックの復興に尽力されてきました。
でも、今成功していると思われるものも、幾度の失敗を乗り越えて成功しています。

セブンカフェは成功しているとお思いですか?
それは過去に4度にもわたる失敗があったそうです。
ゲームブック投稿サイトGameBook.xyzも挑戦をし続けていきたいと考えています。

 

以上、北海道からでした。

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さて、あなたはどうする?
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