北海道の高速道路で初雪のためか、ハイウェイ・パトロールに追い越しを封じられた件
本日北海道平野部で初雪が降りました。
出張で高速道路を利用していると、霰(あられ)が降り出し、いつしか薄く路面を覆いました。
速度制限は50キロ。高速道路での最低速度です。
ハンドルにザクザクした様子が伝わってきました。まあでも、気温・路温は比較的高いのでアスファルトもすぐに顔を出し、雨が降っている程度のウェット。80キロくらいで走るのは、まず問題がない程度です。
でも、用心するに越したことはありません。のんびり走る筆者を横目に、走行車線を何台も車が疾走して追い抜いて行きました。
水しぶきをあげ、横風も強く、まるで荒波が打ち寄せる海原に挑む舟のように車が走っていきます。
ところが、いつしか前方がのろのろ運転に。
みるとはるか前方に黄色い警光灯をルーフに乗せ、ボディーカラーも黄色い車両が二台並走し、時速50キロで走り、後続車両が追い越しを封じた状況に陥りました。
ハイウェイ・パトロールです。
これは……。まさかとは思いますが、こう言う手段でイタズラにスピードを出す車を強制的に遅い速度で走らせるとは思いもよりませんでした。
長いドライブ人生初ですね。
もっとも、二台の車両は最寄りのパーキングエリアに逸れていき、無事後続車両は100キロくらいで疾走するようになりました。
確かにあまり速度規制をすると、お金を払って速度を買っているのに反発も出そうですよね。
なるほど……。この辺のバランスは難しい。事故は防がなくてはならないし、利便性も損なわれないようにしなくてはならない。
この選択のせめぎあい、バランス感覚こそ、ゲームブックを作るときにも役立ちそうだなあと一人、物思いにふけった初冬でした。
以上、北海道からでした。