代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

自動車は文字通り自動運転が望ましい。ドライバーが全く想定していない、人を殺す確率が減るのが最大のメリット

こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。

筆者の尊敬するおちゃらけ社会派ブロガーちきりんさんが

d.hatena.ne.jp

自動運転車によるメリットを5点あげていらっしゃいました。

それに対して筆者が感想をTweetしますと

なんとちきりんさんご本人がリツイートしてくださったんですよね。

有難いことです。

嬉しかったのと、もう少しこの点について深く触れたいと思いますので、このエントリをかきたいと思います。

地方ではまだまだ車社会

恐らく、東京のように交通が発達し、地下鉄が13本もあるような地域であれば車は不要でしょう。JRや私鉄などの電車網も凄いですよね。

比べて北海道は都市部札幌でも3本しか地下鉄はありません。そしてJRは赤字ローカル線を多く抱えます。

したがって廃線もやむを得ず、必然的に交通手段として自動車が不可欠です。

つまり車を使う頻度が高いのですが、お察しの通り自宅から繁華街までの移動距離も遠く、居酒屋などにも車で乗り付けて行く場合もままあるのです。

当然飲んだ後は代行サービスを利用するのが普通ですが、中にはそのお金をケチって、あるいは法律を無視して飲酒運転をする輩が存在するんですね。

irorio.jp

↑これなんて、「飲酒運転撲滅」を叫んでいた市議が飲酒運転で自損事故を起こしたという許しがたい暴挙(というか犯罪)

これは救いようがありませんが、自動運転可能な代行サービスか自家用車か。選択肢が増えれば著しく回避できる事件です。

事故は起こる

先ほどのTweetで筆者も自転車をはねたことがあるとお伝えしました。

事の顛末を詳しく描くと、日没後で暗い夜道、片側二車線の国道に繋がる道路の交差点で、筆者は左折しようと右側から迫り来る大量の車両を眺めていました。

当然左側もみて、歩行者の存在を確かめます。いないな、右側から車の列も途絶えたな、と左折しようと左を見ると、いつの間にか自転車が目の前に。

当然ブレーキを踏むんですけど、気がついてからブレーキを踏んで制動が始まるまでどう頑張っても最低1秒はかかるんですよね。

筆者はもっとかかってしまったような気がします。

突然目の前に自転車が現れたような事に大変驚き、動揺したからです。

自転車をはね、乗っていた方は車道に大の字で気絶。

「照明をつけていたのに……」と独り言を言っていました。

筆者は慌てて携帯で119番。これが長くてですね。結局警察が来て現場検証をするまで途切れませんでした。

人殺しちゃったかなあとがっくりショックの筆者にも、温かい手を差し伸べてくださる方はいらっしゃるものです。

いつの間にか見知らぬ男性二人がその場に居合わせ、一人の方は交通誘導をし、二次災害が発生しないように協力して下さり、もう一人の方は倒れた方へのお声掛け、そして筆者に激励をして下さいました。

救急車が来て被害者の方の治療が始まり、警察がきて交通整理が始まるとその男性二人は去って行きましたが、あの二人がいてくださらなければもっと大変なことになっていたかもしれませんね。

責任は殆どドライバー

筆者の前方不注意が原因です。

ただ、その後聞いた話で分かったんですけど、自転車の男性は飲酒運転だったんですね。病院の方から聞いたので間違いありません。警察に言いましたが、警察は当初その事に気づいていないらしく、結局証拠がなくなったのでそのことを警察の方が咎めることはなかったようなんですけど、自転車も車両ですので、れっきとした違反です。

飲酒運転をしていたから、急に目の前に現れたんじゃないかと勘ぐりたくもなります。(いや、証拠無いですけどね)

さらに、自転車が左から来たということは自転車は右側通行、すなわち逆走をしていたということになります。自転車も車両ですから本来左側通行です。

なので、自転車を運転されていた方にも非はあるわけです。

でも保険会社を通して交渉して難航したのは、10:0で、筆者が100%責任があるという形じゃないと納得しないとごねたんですよ。揉めましたね。

ま、優秀な保険員の方があたってくれたので、どうにか9:1で認めてくれましたけどね。さらには怪我も大した事無かったらしく、自賠責の範疇で収まりました。

菓子折り持って御本人のところまでお詫びをしに行ってどうにか法律的な事故扱いをご勘弁頂きましたが、事故と言うのは加害者もかなり大変ですよ。

人が死ぬところを目撃した

上記の事故を起こすかなり前、筆者は人がはねられて死ぬところを目撃しました。

雨の降る夜、筆者は片側二車線の国道を走らせていました。

筆者が追い越し車線を走らせており、同じ方向の走行車線の前方を軽自動車が走っていました。

突然目の前を右から左へ何かが横切りました。

「誰かが走っている!」

そう気づくのに時間を要しました。そして「そのタイミングだと、軽にぶつかる」

愕然としました。隣車線で運転しているからこそわかります。

軽自動車も歩行者に気付き、車体がつんのめるほど急ブレーキをかけていました。恐らくロックするほどだったんじゃないでしょうかね。

で、当然分かりましたよ。間に合わないと。

嫌でしたね。鈍く強い衝撃。人が軽自動車の屋根より高く跳ね上がるんですよ。

そして車道にたたきつけられ、微動だにしないんですよ。

頭と目の前が真っ白になりました。信じられませんでしたね。

軽自動車は路肩によって止まりました。

筆者もその軽の前を通り過ぎ、その前方に駐車しました。

軽自動車のドライバーは若い女性です。もう、可哀想で見ていられませんでした。

信号も横断歩道もなにもないところです。

あなたもそういう場所を渡ることもあるでしょう?

くれぐれも気をつけてくださいね……と言うか是非横断歩道をわたって下さい

急に現れたという印象を筆者たちドライバーに与えたのは恐らく傘。

雨が降っていましたからね。恐らく左側(筆者たちの方に)傘を傾けていたのではないでしょうか。それじゃあ目立ちませんよね。

つまり歩行者側にも非はあるわけです。

軽自動車のドライバーは救急車も警察も呼び、現場検証と事情徴収を受けていました。筆者も同様です。

軽自動車の方はその場に目撃者として居合わせた筆者にも「いてくださってありがとうございます」と相手を慮ることの出来る礼儀正しい方でした。

その方が警察署では手を後ろに縄で縛られ、拘束されていました。

そして筆者は轢かれた方が即死だったと知りました。

物凄いショックですよ。

轢かれた人も、轢いた人も、目撃した人も。皆不幸せです。

筆者もその時は25を超えていましたので、何とかその後も運転を続けることが出来ました。二十歳そこそこだと、恐らくトラウマになって二度と運転が出来なかったでしょうね。

まとめ

交通ルールを守らないで事故の原因を作っているのはドライバーだけではありません。

でも、違反する方は後を絶たないので、ドライバーに非がなくても今後もしばらく人が人を殺してしまう状況が続くでしょう。本当に自動運転車の普及が望まれるところです。

仮に事故が起こっても、人が人を殺す状況からは逃れられますからね。

もっとも、ちきりんさんが言及しているのは「高速道路においての自動運転」なので、一般道はさらに先の話にはなるんですけど、ドライバーこそ、自動運転車を待ち望むべきです。

 

ちなみに、筆者はこんな本も書いています。よかったらどうぞ。 

車を運転すると言うこと

車を運転すると言うこと

 

 

以上、北海道からでした。

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