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Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

主人公をピンチに陥れて、その難関を乗り越えなきゃならない。選択肢をどうするか? ゲームブックを作るということ。

ゲームブック小話

こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。

はあ……。なかなか自作ゲームブックが進んでおりません。なので気晴らしにブログ書いちゃいます。ゲームブックを作るということについてです。

物語を創作するというのは大変に苦労を強いられますね。

これはゲームブックに限らず、小説や漫画、果てはコンピュータゲームなどにも共通するのかもしれません。

ここでは私の尊敬する荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」の制作苦労話も交えて触れていきたいと思います。

荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】 (集英社新書)

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ジョジョ第四部もアニメ化が決まったことですし。(関係ない)

目次(になっていない)

何をするだァーッ

物語やゲームというものは起承転結で、転の部分が必要です。

いわば読者、主人公に対する試練です。全てが上手く行ってしまうと何の面白くもない盛り上がりの欠ける駄作へと成り下がります。

そこで荒木飛呂彦先生は、第四部で吉良吉影と言う強いキャラクターを作り上げます。

ところが強く設定しすぎたために、第四部は東方仗助はもちろん、空条承太郎、ジョセフ・ジョースターと言う主人公が三人も登場するというのに(いや、実質仗助と承太郎と他の登場人物で戦いますが)もしかすると主人公は負けてしまうかもしれないと諦めかけたと言う後日談がある程です。

連載当時、吉良の設定を強くしすぎた為に、ほぼ無敵状態になってしまった吉良をどう倒す(倒させる)のか先の展開が思いつかない状況に陥り、「主人公が負けてしまうかも知れない」と諦めかけたというエピソードを荒木が語っている

吉良吉影 - Wikipediaより

この辺のゲームバランスは大変難しいですね。ゲームブックでは選択肢によって必ずどうにか切り抜けられるように物語や展開を作らなくてはならない事に筆者も常に頭を悩ませています。

ねーちゃん、あしたっていまさ!

ここはゲームブックを作成する者として頭の働かせどころです。

本当に選択肢はそれだけなのか。奇想天外なものは考えられないか。どうしたら主人公はピンチを乗り越えられるのか……。

様々な情報や今までの体験、聞いた話やあらゆる知識を動員して考えます。

でもこれ、何かに似ていませんか?

筆者は勝手に「これは人生に似ているな」とつくづく思います。

人生で困難を乗り越えようと言う時に何か手はないかと考え行動する時。

ゲームブック作成はその力を養うのに寄与するのではないかというのが筆者の仮説です。

ストレイツォ容赦せん

少年ジャンプといえば誰もが知るほどの人気雑誌。その媒体で連載を続けるとなるとそれこそ類まれなる才能と努力とアイデアの積み重ねが必要となることでしょう。

現にアンケートがあり、人気投票で不評となれば、容赦なく別の作品へと入れ替わります。これはシビアです。

現在ジョジョは少年ジャンプ+と言うサイトで少し無料で読めるのですが、第二部の冒頭、思わず見入ってしまいましたね。この没頭感は何なのでしょう?

筆者はかつて第二部は紙媒体で読了したはずですが、詳細は殆ど忘れていたので、新鮮に読むことが出来ました。名脇役スモーキーとの出会いのエピソードと石仮面の再導入が描かれているんですが、素晴らしいですね。思わず引きこまれます。

厳しい環境で育まれるからこそ、名作が生まれるということなのでしょうね。

だが断る

ジョジョで登場人物は常に選択肢に悩まされます。

有名なのは岸辺露伴先生の

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だが断る

でしょう。岸辺露伴に敵がある提案をしました。それは大変に魅力的なものであったはずです。岸辺露伴はその提案を受け入れる選択肢もあったはずです。それでも敢えて「だが断る」選択をしました。

スティール・ボール・ランでも主人公ジョニィが敵であるヴァレンタイン大統領から自分の友を選ぶか、攻撃をやめるか二者択一を迫られるシーンが有り、ジョニィは心を揺さぶられます。 

荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】 (集英社新書)

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(↑コレにそう書いてありました)

果たしてジョニィはどちらの選択肢を選んだのか……。ネタバレは著作をご覧頂くとして(筆者もまだ読んでないんですよ、スティール・ボール・ランは)これがゲームブックならどちらのパターンも読者に提示することが出来るのです。

読者は勇者になることもできれば、道化師に転落することもあるのです。

人生の分かれ道。それを体感出来るのが、ゲームブックの最大の醍醐味であり、作る上では人生の困難を乗り越えるのに役立つ大変素晴らしい媒体だと考えているのですが、さてあなたはどう言う印象を持たれますか?

筆者などはそこにシビれる!あこがれるゥ! ッて感じです。 

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以上、北海道からでした。

さて、あなたはどうする?
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