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Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

ゲームブックを出版するにあたり、電子か紙か? まず電子で出してあとでプロダクト(雑貨)として紙でだしたら良いのではないでしょうか

ゲームブック小話

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトを運営している者です。

ゲームブックにかぎらず、書籍は「紙だ!」と言う方は多いと思います。

筆者としては断然電子推しです。その理由はもちろん

  • 送料無料で出版開始とともに入手可能(地方は助かる!)
  • ハイパーリンクを設置出来るのでパラグラフ移動が楽
  • 場所を取らない
  • Kindleでは無理なようだが、動画や音も掲載出来るはず
  • さらにJavascriptで様々な処理(サイコロ転がすとか)も出来るはず
  • 万一不備があっても出版社側は修正が容易
  • 製造過程、流通経路の簡略化によりコストを安く出来る

と、紙には無いメリットが多数あるのです。

そこは評価し、出版社側も目を向けて欲しいところです。

まあ、そうは言いつつも出版社側としても印刷機や製本機を稼働させたいと言う思惑や、書店との付き合いもあって、なかなか難しいというところでしょう。

そこで下記のように流れを変えたらいいんじゃないかなあと思ったので書いてみます。

目次

ゲームブックにミスはつきもの

ゲームという性質上、他のゲームアプリやソフトウェア同様、バグやミスといったものはゲームブックに存在します。

例えば最近出版されたこの作品 

銀行員ゲームブック バンカーズクエスト (SHINKIGENSHA GAME BOOK)

銀行員ゲームブック バンカーズクエスト (SHINKIGENSHA GAME BOOK)

 

上記Tweetのようにミスがあるようです。

ただ、この程度のミスでこの作品の素晴らしさは揺るぎないですけどね。

あとこちらの作品 

青鬼からの脱出 (カドカワBOOKS)

青鬼からの脱出 (カドカワBOOKS)

 

↓特設サイトに「お詫びと訂正」が掲載されています。

www.kadokawa.co.jp

さらに過去にもこのような名作にも 

スーパー・ブラックオニキス (創元推理文庫)

スーパー・ブラックオニキス (創元推理文庫)

 

レビューをご覧頂ければ分かる通り、初版はミスがあってそのままだとクリアできないんですね。筆者もこの本は過去所有していましたが、結局クリアすることなく手放してしまいましたが。

当然校正やテストプレイを重ねてリリースされているはずなのですが、それでも通り抜けて出版に至るのですから、ゲームブック作成の難しさを物語っています。 

まず電子で出版

そこでOSやアプリなどでもよくある通り、まずはベータ版として電子版をリリースするのはどうでしょうか?

つまり出版社側で綿密なテストは繰り返したけどまだミスが有るかもしれません。それで良ければどうぞ、と言う形で映画の試写会みたいにアーリーアダプターを人数限定で募るのです。例えば100人位とか。

そして各々プレイしてもらい、バグやミスがあれば報告してもらい、修正を施します。この時レビューを募って特設サイトで「話題のゲームブック」とかやってもいいでしょう。

ベータ版での意見を反映したものを正式版としてリリースしたらいいのではないでしょうか。

以上、電子版は修正が容易なので、まずは電子版からの出版が大変望ましいわけです。これが紙媒体だと泣きますよ。

例えば先に述べたバンカーズクエストだと、筆者が思うに訂正は下記のいずれかです。

  1. 出版社管理下にある在庫分はもちろん、店頭在庫をどうにかかき集めて訂正の紙を挟むか、場合によってはシールを上から貼る。ユーザーにはネットで掲示。
  2. 出版社管理下にある在庫分だけ自分たちの手で訂正するが、店頭在庫分は訂正の紙を各店に送って店員に作業をしてもらう。場合により手間賃としてリベートなどが発生すると思われる。ユーザーにはネットで掲示。
  3. 訂正の紙やシールで対処できないほど致命的なミスであればリコール。全品回収して刷りなおし。ユーザーに行き届いた分もCMなどで告知して回収・交換対応。

恐らく今回は2の方法でなんとかなるんじゃないかとは推測しますが、それにしても大変な手間です。紙はコンテンツが十分に問題がないと判断された時点で製造するのが一番かと思います。

なので、上記に述べたように電子媒体でβ版を出版し、フィードバックした電子版の製品版を出版し、最後にプロダクトとしての紙媒体を出版するのがいいと思います。

紙媒体はプロダクト

こちらの記事を御覧ください。

toriaezutori.com

紙の雑誌は厳しいです。発行部数が約1/8になった「cancam」ですが、「Hanako」はさほど減らしていません。記事によると

2008年時に9万部だった発行部数は2015年時に8万7千部とさほど部数を減らしていません。

これは「Hanako」のコンセプトが他の雑誌と異なっており、

『雑誌の雑貨化』(中略)「雑誌メディアの特性であるストーリー性、紙の触感、めくるリズム、所有することで喚起される気分」を強調することとなった。

のだそうです。

これはいい考えだと思います。ゲームブックに世界観を強調させたらいいんじゃないかな思います。

例えばこの書籍 

美術手帖 2015年 10月号

美術手帖 2015年 10月号

 

↑製本方法も独特ですし、大変触り心地が良い上美術作品の色目を再現するのに適切な紙を使っています。

なので紙媒体には電子媒体以上にカラーでのイラストを追加するとか。触り心地の良い紙を使うとか。表紙も箔押し仕様にするとか。

あるいは作者の方の直筆サインが漏れ無く付いているとか、それも書店によってはサイン会のように展開してみるとか。

いろいろ考えられると思います。

まとめ

電子も紙も棲み分けが出来るんじゃないかなあというのが筆者の考えです。それも互いに補完できる関係ですよ。

 

以上、北海道からでした。

さて、あなたはどうする?
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