号泣議員と号泣証券マン。号泣にも種類があることに今さらながら思います。
みなさんこんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
筆者は野々村竜太郎氏の社会復帰を見守る立場ですが、残念ながら事態は深刻と言わざるを得ません。
号泣し、裁判を欠席しちゃったんで、立場的にはかなり追い込まれています。ほぼ自分で自分を追い込んでいます。
彼を世界に名を轟かせるまでの景気になったのはなと言っても号泣。
もう、飽きるほどご覧になっているでしょうから敢えてリンク貼りませんけど、号泣会見をしたからと言って問題になるわけではありません。
それは今更ではありますけど……。
自分のために泣かない
号泣会見は去年7月に始まったことじゃないです。
その昔、山一證券と言う証券会社がありました。
粉飾決算でも有名なんですけど。
↑このTシャツにも掲載されているように、山一證券は2700億円の、ホリエモンも真っ青の額の粉飾決算をしたんです。
なので関係者は裁判沙汰になっていますが、会社を立て直し、社員のために奮闘した偉い社長さんもいたんですね。
実際海外メディアでは泣いたことを批判する向きが多かったんですけど、これを見た日本の財界は好意的に受け止めたんですね。
だって、自分のために泣いているんじゃなくて、社員のために泣いてますからね。
自分も会社立て直しに奮闘した。だがダメだった。無念だ。会社が倒産したら社員の明日はどうなる。自分の力では社員を救ってやれない。こんなに優秀な社員ばかりなのに申し訳ない。もう、恥も外聞も自分はどうでもいい。お願いします、社員を温かく見守ってあげて下さい。
そういう必死で社員に対する熱い思いが世間を動かし、結果的に全社員が応じても余るほどの求人が寄せられたということです。
同じ号泣でも質が全く異なるんですね。
自分の不正が判明して途方に暮れて号泣する一方で、不正を是正し奮闘しダメだった無念と大勢の社員を庇う熱い気持ちからくる号泣……。
後者はもらい泣きしてしまうほどの素晴らしい涙ですよ。
男としてはそうありたいものですね。
以上、北海道からでした。