部屋とストーブと私。ぶら下がり健康器とつらい時も苦しい時も一緒だった受験時代。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
北海道は冬です。
いや、日本全国冬ですけども。
冬になれば雪も積もり、氷点下になるのが普通になるので、道北(北海道の北の方)ともなると
「天気予報、明日は18度なんだって言うしょ」
「え~。しばれるしょ。水道凍結に気をつけないと」
と言う会話が交わされることもあります。無論マイナスとか、氷点下と言う表現をする必要が無くなるのです。
TOYOTOMI(トヨトミ) 煙突式ストーブ 【コンクリート23畳~木造17畳】 日本製 ホワイト HR-650F(W)
- 出版社/メーカー: トヨトミ(TOYOTOMI)
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
そんな時はストーブを(夜中でも)つけたままにするのもよくあるんですが、ストーブにまつわる筆者の思い出を語りたいと思います。(語る必要もないですけど)
目次
壁を壊された
筆者には数名兄弟がおり、幼いころは全員一緒の部屋でしたが、大きくなり個室を充てがわれることになり、子供部屋が不足しました。
そこで親が屋根裏を改造し、天井が斜めになっているところが筆者の部屋となりました。
当然各部屋にストーブが必要となります。非常に寒いので石油ストーブでも大型の、煙突式のものが必要となります。
筆者の部屋にも用意されましたが、煙突で困りました。
当時の北海道の通常の部屋には煙突を出せるように壁に穴が設置されていたり、或いは穴を開けやすいような設計がされていました。
でも屋根裏部屋にはそんなものは存在しません。
そこで何を血迷ったか、親は筆者の部屋の壁の一部を壊しました。
そこに煙突を通し、他の兄弟の部屋をまたがせ、配管しました。
無論他の兄弟の煙突と合流させる構造になっています。
穴から見られていた
そんなわけで、部屋の上部で一部とは言え、他の兄弟の部屋を互いに覗こうと思えば覗ける環境となっていました。
そんなおり、筆者は受験時代、ぶら下がり健康器というもので運動不足を補いました。
↑こんなやつですけど、今でもあるんですね。
筆者は懸垂を好んでやってました。腕の筋肉をつけてみたかったのです。
そして棒より顔を上に上げる事で、「難関大学を乗り越えてやる」と言う意識を高めていました。
言わば、つらい時も苦しい時も一緒だったのです。(嘘ですヨ)
大体天井が斜めっている部屋ですし、懸垂で顔を上げると天井に頭ぶつかるんですよね。
それをぶつからないように、顔を左、或いは右にそむけてぶつかることを逃れていました。
ゲームブックみたいなモンですよ。「君は顔を右に向けるか? 左に向けるか?」みたいな。
懸垂で腕に力を入れながら顔を背けるという高度な技です。下手したら天井にチューしちゃう罰ゲーム付きです。
その様子を丁度壊した壁越しに他の兄弟から観察されていたんですよねえ。
筆者の頭が上下運動するのをほのぼのと見守ってくれていたようです。
「がんばれー」とね。
落ちましたけど
その割には志望校大多数に落ちて、行きたくない大学にしか合格できませんでした。
たくさん受けたんですけどね。首都圏の大学を4つほどは受けましたが全滅。受験料と交通費を散財してしまいました。(T_T)
筆者の東京デビューは儚くも夢と散ったのです。
筆者の母校は「今でしょ!」と言っていた某予備校の先生のサイトで検索してもヒットしない大学なんですよ。
別に秘密にしたくもないんですけど、誰も知らないような大学です。
嫌々通った学校ですけど、私以外の学生は(勉強以外で)優秀な方が多いです。
今は地方議員(号泣議員じゃないですよ)をやっている方、海外でアーティストとして活躍している方、農業経営者、建築業経営者、マッサージ系の経営者、音楽に精通して何名も有名人と友だちの方……。ああ、あと上智の一次は受かったって奴いたな。
こう思うと、みんな勉強以外のことを一生懸命やっている感じです。
そう言う意味ではFラン(それ未満かも)大学と呼ばれる筆者の母校ですが、今となっては筆者は嫌いじゃないですね。でもそのうち無くなりそうな学校ですけど。
まとめ(る必要はない)
そんなわけで、筆者は煙突式のストーブを見ると、今述べたような青春時代がふつふつと走馬灯のように思い起こされるのです。
以上、どうでもいい話、北海道からでした。