ラスボス降臨、小林幸子さんの紅白復帰を見ていてSMAPにゲームブックをおすすめしたい今日このごろです。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
同時に筆者はホリエモン評論家(自称)もやってるのですが、ホリエモンもSMAPについて言及していましたね。
あれだね、ある意味日本的な結末だよね。小林幸子パターンもあったはずなのに 国分、SMAP謝罪に感想「正直よかったですねとは言えない」 – LINE NEWS - https://t.co/iHUFlNgdmQ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2016, 1月 19
ここで「小林幸子パターンって何?」とお思いの方も居るかと思うので、筆者なりに補足をしてみたいと思います。
2015年の紅白で「ラスボス降臨」と綾瀬はるかさんの曲紹介で印象深く思った方も居らっしゃると思います。
小林幸子さんも紅白常連の大御所演歌歌手なのに大手事務所からの圧力であわや消失するかと思われたのに、見事不死鳥のごとく復活しましたね。
その奇蹟をまとめてみます。
目次
大手事務所と敵対関係に
詳細は省きますが、2012年の小林幸子さんは、とにかく大手事務所が敵にまわる状況になっちゃったんですね。
今回のSMAPはジャニーズ事務所の副社長とSMAPの元マネージャーとの決裂が発端となって分解の危機におかれたわけですが、兎にも角にも芸能界というところは事務所を敵に回すと仕事が回ってこなくなる慣習が横行しているんですね。
苦労人
小林幸子さんは苦労人です。詳細はWikipediaに載っていますが9歳の頃「天才少女歌手・ひばり二世」と言われデビュー曲が20万枚ヒットを放ちますが、美空ひばりの模倣が過ぎると逆に敬遠され、その後ヒット曲に恵まれず、15年間の不遇を経験してます。
一人で全国行脚して大変な苦労をしました。泥酔客に絡まれながら飲み屋やキャバレーで歌ったこともあったそうです。
だから強いんですね。堀江氏も「プライドを捨てる」重要性を説いています。
人生誰でもスランプは訪れます。堀江氏は刑務所、小林幸子さんはその15年間です。
それらを救ったのは「プライドを捨てたこと」なのでしょう。
見事返り咲いていますね。
コミケに出展
なのでどんなことでも躊躇なく取り組めるのは想像に難くありません。泥酔客に絡まれることを考えれば、コミケに出ることなんて何の造作も無いことだったのでしょう。
もとより紅白常連という知名度と歌唱力の実績。その大御所が普通にコミケで一般人に混じって出店し、CD2500枚は2時間40分で完売。買うことが出来なかった人には握手で対応するなど、誰が聞いても感心する行動をとっています。
ニコ動に出演
すっかりオタク界隈でも話題となった小林幸子さんは、自らも楽しみながら今度はニコ動に降臨します。
小林幸子さんのコメントもありますが
ニコニコって素敵ね☆
と、ニコニコを大変気に入っている様子が分かります。(動画そのものもニコニコを賞賛する内容)
これねー。このエントリ執筆時点で2,105,144再生、108,867コメントでものすごい反響ですよ。
ボーカロイドデビュー
で、コミケやニコニコで勢いがついてきたので、ついにボーカロイドSachikoとしてデビュー!
【Sachiko】小林幸子さん インタビュー&メッセージ【VOCALOID4 Library】
凄いですね。
初音ミクになった気分
だそうです。どんな気分なんでしょね?
見かけだけじゃなくて内面がとってもお若いですね。SMAPのメンバー誰よりも若い。だからここまで復活したんですねえ。
紅白再降臨!
皆さんご承知のように2015年のラスボスとして降臨しました。NHKの意気込みも素晴らしいですね。画面にニコ動のコメントが表示されるように演出してましたからね。
ちきりんさん曰く、
これはありますよね。特にNHKは、喉から手がでるほど「ネット視聴者」が欲しい(彼らにテレビを観て欲しい)と思っているので。 https://t.co/mSb2KydC0R
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016, 1月 16
NHKはニコ動視聴者も自分たちの視聴者として取り込みたいから、それには年配者にも若年層にも支持率の高い小林幸子さんが喉から手が出る程欲しかったんでしょうね。
だって特別枠だもんね。素晴らしい稀有な存在ですね。
SMAPは失敗したが
そんなこんなで改めて小林幸子さんリスペクトです。
今回SMAPは独立できず、暫く事務所で社畜のような活動を余儀なくされてしまいますね。まるで幼いころにロープで前足を縛られた象のようです。
大きくなればいとも簡単にロープは引きちぎることが出来るはずです。それだけ力を蓄えたんですから。その事(自由になれる事)にSMAPメンバーは気づかなかったのでしょう。
それもファーストペンギンではない。小林幸子さんが道程を築いてくれていたというのに。
テレビは今でもリーチ力はありますが、影響力はネットも巨大なものとなっています。
選択肢はテレビだけではない。ネットもあるのです。
まとめ
様々な選択肢があると言うことに気づく能力を養うのには、ゲームブックほど優れたものはないと筆者は思っています。
ますますゲームブックを広めていかなくてはならないなあと、芸能ゴシップニュースと小林幸子さんを見て思うのでした。
以上、北海道からでした。