メード・イン・ジャパンのゲームブックを海外展開したら面白いかもしれない
こんにちは。
ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
最近は英語圏のゲームブックの情報を収集してますが
意外なことに気付きました。
まず、先日のエントリでも触れましたが
日本語訳でも出版されたこの名作が
ローン・ウルフ (1) (ホビージャパン・ゲームブックシリーズ)
- 作者: ジョー・デバー,ガリー・チョーク,戸田由美
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 1986/08
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 1回
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無料で楽しめるサイトがあるんですよ。
(言語は英語、スペイン語、イタリア語から選択可)
Project Aon: Main / Home (browse)より画像引用
それにもかかわらず、書籍の豪華版をだすから
お金を出して欲しいと訴えていた
クラウドファンディングが成功してるんですよね。
£68,005の資金が集まりました。
このエントリ執筆時点の日本円で10,840,932円ですね。
一千万超えってすごくないですか?
あと、LONE WOLFのボードゲームを作りたいという
プロジェクトもあって、
こちらはアメリカなので$36,000でゴールしました。
日本円で4,119,120ですね。よく集まりますね。
ゲームブックとクラウドファンディングは相性が
いいんでしょうかね?
筆者もパトロンになった火吹山のPCゲーム開発は
オーストラリアの会社が資金集めをして、
最終的に54,676AUD、4,518,256円になりました。
これもサクセスしてますからね。
で、ちょっと考えたのが、
「火吹山の魔法使い」の
ファイティング・ファンタジーシリーズや
「LONE WOLF」シリーズが
英語から日本語に翻訳されたのですから、
逆に日本のゲームブックを英訳して
英語圏で販売するのって水曜どうでしょう?
例えば日本で最高峰と言われる
悪魔に魅せられし者 ドルアーガの塔 (幻想迷宮ゲームブック)
- 作者: 鈴木直人
- 出版社/メーカー: 幻想迷宮書店
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: Kindle版
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ドルアーガの塔シリーズ。
これは原作がビデオゲームということもあり、
英語圏のWikipediaで紹介されています。
また、英語版のアニメがリリースされてもいます。
知名度はかなりあると思いますね。
なので日本語版を英訳して、
ゲームブックの言い回しとしてふさわしいか
監修して修正を施せば結構イケるんじゃないかと。
これこそ翻訳その他の経費を
KICKSTARTERで集めれば話題にもなるでしょうし。
いいと思いますけどね。
Kindle版は普通に海外で販売できますからね。
で、幻想迷宮書店さんのランナップを見ると
↑展覧会の絵もリリースされるんですねえ。
これも日本で作成されたゲームブックとして
非情に存在感があるので、
ドルアーガの塔シリーズで上手く行ったら
こちらも英語版を出すのも面白いと思います。
あと、個人的には↑こちらの作品も
英語圏の人にも読んでもらいたいですね。
マジックイメージとか、ミスティックマークとか
凄いアイディアが散りばめられた 名作ですからね。
まあ、言うは易し行うは難しですから
今後のゲームブックの動向を様々な角度から
眺めていきたいと思います。
以上、北海道からでした。