渋谷区で繁華街のカラス対策にタカで追い払うと言う試みは本質を見失っていると思う件
こんにちは。ゲームブック投稿サイトの管理者です。
今回のテーマは「カラス」です。こんな記事を見かけました。
内容としては繁華街で出される生ゴミがカラスに荒らされ、散乱して汚くなるのを、天敵であるタカを使って対策しようというもの。
筆者も地方とはいえ比較的繁華街のそばに住んでおりますので、カラスがゴミをそこら中に食い散らかす事を問題視するのはよく分かります。
そこでカラスの特性に着目するとか、対策を講じるというのは分かるのですが、方向性が違うんじゃないかなあと違和感を覚えます。
目次
旭山動物園のカラス
今でもいるかは分かりませんが、北海道旭山動物園にはカラスが展示されていました。
カラスが都会にいるのは人間が餌付けをしてしまった事が原因。
カラスの方からやって来たわけではないんですね。
本来は森や山で増えすぎた虫や動物の死骸を餌にしていて、環境を綺麗にしてくれる存在なのです。
それが都会ではだらしなく生ゴミを捨てたり、コンビニで飲食した客がそのまま食べ残しを道路や駐車場に放置するからカラスがやってくるのです。
きちんとゴミ出しのルールを守り、金網のゴミ捨て場に捨てることを順守し、食べ残しを放置するなどと言った事をしなければ、自ずとカラスとしても餌がないので別の場所へと移動します。
ゴミが散乱する原因を作っているのは、人間なのです。
それをすべてカラスに転換するというのもどれほど身勝手なのでしょうか。
カラスに襲われると
カラスの知能は幼稚園児程度にはあります。
そうですね。中途半端に頭いいと思います。
筆者もカラスに襲われたことはありました。
普通に散歩道を歩いていたんですけど、後ろから風圧を感じました。
見るとカラスが筆者の後部をかすめたことが判明。
ヤバイなと思ってその場を歩いて立ち去ろうとすると、今度は明らかに後頭部を蹴られました。
良くカラスに突かれるんじゃないかと言う不安のある方も居るでしょうが、急降下してくちばしで突くという動作は相当無理があるらしく、筆者がされたようニアミスで脅したり、足で蹴飛ばすのが関の山のようです。
蹴られても全然痛くないですよ。多分カラスも筆者を追っ払うだけで精一杯なんだと思います。
でも凄くショックでしたね。カラスに襲われた事自体もびっくりですし、何よりゴミ捨て場とか漁っているんでしょうから、滅茶苦茶汚いと言うのが最悪でした。
カラスは空高く舞い上がり、こちらの様子を伺っています。
よく見るとつがいで襲ってきているんです。
多分巣がそばにあるんでしょうね。筆者がそれを覗いたと勘違いしたのでしょう。
筆者は巣があるなんてことは気づいてませんでしたけどね。
逆にカラスのつがいが襲ってくるということは、近くに巣があると教えているようなもんじゃないですか。
やっぱりちょっとはアホだと思いますよ。頭の良さは中途半端です。
ま、でも必死さは伝わってきますし、怪我など皆無ですけどまた汚い思いはしたくないし、子供を持つ親の気持ちは筆者も十分理解してるので走ってその場を立ち去りました。
当然緊急事態を脱したカラス達はそれ以上筆者を執拗に襲う事もありませんでした。
逆襲されるかも
先に挙げたNHKのニュースでも
カラスの側も集団でタカを囲むなどして抵抗する様子も見られました。
とあります。
筆者が経験した様に結構好戦的なんですよ。
なのでいくら天敵のタカとは言え、群れで襲われたらひとたまりもないんじゃ無いですかね。
頭が中途半端にいいのが玉に瑕なんですよ。
くるみの殻を割るのに車にひかせて中身を食べるといった知能も働きますからね。
変な返り討ちを食らうと思いますよ。
まとめ
都会に住みついてしまったカラスですが、食べ物と住環境が都会にあるのが原因です。
電柱や大型の建物など、ものすごく便利なんでしょうね。
でも日本は森林の割合が都会よりも圧倒的に多いはずです。
カラスにとっての食べ物、すなわち生ゴミを放置しなければ森に餌を求めるのじゃないでしょうか。
ゴミ出しのルールを順守し町を綺麗にしているかどうか。
カラスがそのバロメーターになっていると言えそうです。
以上、北海道からでした。