探偵は映画・ドラマ・アニメ・漫画・小説のコンテンツと現実が著しく異なる職業。なぜこんな事になった??
こんにつわ。ゲームブック投稿サイトの管理者です。
さて、筆者はゲームや漫画のコンテンツが大好きですが、常日ごろ不思議に思うことがあります。
それは探偵という職業。
↑このように文春さんも喜びそうな案件を取り扱っています。
でも例えば探偵の人気漫画コンテンツと言えばこれじゃないですか?
少年が大人顔負けの推理力を働かせて数々の事件を解決していくというストーリーで人気を博し、ついに89巻まで物語が続いています。
こんなのもありますよね。
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これも同じような設定ですよね。少年が推理力で難事件を解決すると。
何でこんなギャップが生じているのでしょうか?
目次
遡ってみましょう
探偵もののコンテンツは浮気調査と全く違う内容を取り扱っています。
まるで刑事のように殺人事件をはじめとする難事件や怪事件、果ては迷宮入りしそうな事件を推理力と行動力で解決していきます。
普通に刑事がその役を担えばいいと思うんですが、どうして探偵なんでしょうね?
探偵物語
人気俳優松田優作さんの代表作とも言える「探偵物語」
特徴は松田優作さん演じる私立探偵がとりまきの刑事をおちょくりながら、ユーモアのセンスを交えてコミカルに描いて事件の捜査を描いたこと。
それまでシリアスでニヒルなハードボイルドのヒーロー像に一石を投じたと言っても良いでしょう。
筆者もガキンチョの頃見ていました。テーマソングも歌えますよ勿論。
視聴率は20%台で推移したこともあり、松田優作さんが亡くなられた時に追悼として放送されたことで影響力がかなり大きいといえるでしょう。
これもね、別に刑事でも良いと思うんだけどね。なんで私立探偵なんだか。
ハロー張りネズミ
あと筆者が学生時代愛読していたのが課長島耕作シリーズの作者として著名な弘兼憲史先生の作品「ハロー張りネズミ」
主人公のゴローちゃんは髪型がツンツン立っていて、ハリネズミの様なヘアスタイルになってしまうのと、ターゲットを尾行したり見張りをするので
寝ないで張って見る → 張り寝ず見
と言う語呂合わせから「張りネズミ」と言う愛称がついています。
興味深いトリビアとして、課長島耕作シリーズに出てくる友人「小暮さん」通称「グレちゃん」がこの作品にもかなりのメインキャストとして登場しているのです。
ゴローちゃんは次第に巨大な組織との知恵比べに巻き込まれ、KGBと言う旧ソ連の組織と五分に渡り合う描写も成されます。
とてつもなく優秀なエージェントと言えそうなんですけど、どうしてその任務が私立探偵なんだかねー。
少年探偵団
これこそ先に挙げたコナンや金田一少年のモデルになったのかもしれません。
筆者はこのシリーズをリアルタイムでは知りませんが、当時は大変な人気だったと認識しています。
実際作品を読んでみましたが、トリックの駆け引きが面白く、明智小五郎や少年探偵団と怪人二十面相の攻防が大変に意表をついていて絶妙なのです。
読んでいて「あ、やられた!」と思ってしまうことが多く、ついつい引き込まれてしまいますよ。
日本における推理小説の礎とも言える大変素晴らしい名作です。
まあでも、明智小五郎も少年探偵団も私立探偵ですよね。
なぜなんだろう……?
シャーロック・ホームズ
多分名探偵で一番有名な人が彼でしょうね。
数々の事件を助手のワトソンと共に推理力で解決していく。
おそらくこちらの名作の影響が甚大なんでしょうね。
探偵が物語に出てくるとどうしても浮気調査じゃなくて事件解決の推理力を必要とされてしまう。
そのほうが面白いですもんね。
まとめ
物語における探偵は事件を解決できないと重宝されません。
でも今後はもっと現実に即した探偵のコンテンツが出てきたら面白いなあと筆者は密かに期待しています。
以上、北海道からでした。