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Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

「カップ焼きそばの作り方」にゲームブック風味が出た! 果たして君は上手に作り、完食することが出来るだろうか?

ゲームブック小話

プロローグ

肩に食い込むザックを下ろし、君は休むのに適した切り株に腰掛ける。

噂……邪悪な魔法使いが村人から財宝を巻き上げ、山の奥底に隠したという。

その財宝はすこぶる美味なカップ焼きそばだと聞く。

数多くの勇者が果敢に挑戦するも、志半ばで挫折をしてきた。

君も腕に覚えのあるフードファイターだ。

難易度が増すほど挑戦のしがいがあると言うものだ。

君はチョップスティックがあることを確認すると、再び歩き出す。

さあ、フタを所定の位置までめくりたまえ。→【1】

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【1】

フタを開けると君は何者かが迫っていることに気付く。

真っ黒な「液体ソース」と、透明な衣服をまとった「かやく」だ。

さらには「ふりかけ」までついている!

君は

戦う →【2】

逃げる →【3】

様子を見る →【4】

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【2】

君はチョップスティックを袋から抜いて身構える。

戦闘開始だ!

「液体ソース」と「かやく」と「ふりかけ」はまとめて一つの敵とみなして戦え。

敵 戦闘力 10 体力 10

君 戦闘力 10 体力 11

サイコロを振れ。なければコインの裏表でも良い。

偶数かコインの表が出れば君の攻撃が成功、敵の体力を2減らせ。

奇数かコインの裏が出たら敵の攻撃が成功、君の体力を2減らせ。

どちらかの体力がゼロになるまで死闘は続く。

勝ったなら →【5】

負けたなら →【7】

あるいは途中で逃げ出しても良い。 →【3】

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【3】

運試し。

君が無事に逃げられるかどうかは運次第だ。

最寄りの時計を見よ。

置き時計でも、腕時計でも、スマホでも良い。

分の一の位が偶数なら成功。無事に逃げおおせる。 →【6】

奇数なら行く手を阻まれてしまったということだ!

その場合は戦うしかない。

戦いから逃れてこの選択肢を選んだのなら、戦闘を最初からやり直すこと。 →【2】

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【4】

君は落ち着いて様子を見る。

大丈夫だ。害意はない。

君は彼らを手懐けることに成功した。 →【5】

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【5】

君は封を切り、かやくを麺の上に振りまくと、ソースとふりかけを傍らに置き、悠然と熱湯を注ぐ。

しかし君はここで重大な事態に気づく。

フタが暴れだしたのだ!

抑えても抑えても反り返り、湯気が立ち込める。

これはまずい。口当たりの悪い焼きそばしか出来ない。

刻一刻と時間は迫る。

さて君は

チョップスティックでフタを抑える。 →【8】

何か使えるものはないかとザックを弄る →【9】

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【6】

君は既の所で逃げることに成功した。

肩で息をし、傍を流れる小川の水を両手ですくって一口飲む。

ふう…浸透する。よし、行こう。

君は意気揚々と再び冒険に旅立つ。 →【1】

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【7】

君は遠ざかる意識の中でこんな声を聞いた。

「そんな事ではいつまでたっても麺にありつけねえよ」

敵はそうあざ笑った。

馬鹿なことをしたものだ!

単なるパッケージの中身に戦いを挑むとは。

再び冒険することがあれば二度とこの選択をしないことだ。

一からやり直せ。 →【1】

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【8】

君は臆すること無くチョップスティックの切れ込みを利用し、フタと本体を抑える。

無駄のない、難易度の高い技だ。

だが非常にリスクの伴う方法でもある。

ここで運試しをせよ。

コイントスだ。

表が出れば成功。チョップスティックは時間まで外れることはない。 →【13】

裏が出れば失敗。あともう少しのところでフタは再び暴れだす。何かアイテムを使え。→【9】

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【9】

君はザックの中に手を突っ込む。

時間がない。

持ち合わせていたものは次の通りだ。

さて何を使うか?

樫の木の杖 →【10】

王たちの冠 →【11】

ミートボール →【12】

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【10】

君は樫の木の杖を振りかざす。

瞬間、フタは阿鼻叫喚の雄叫びをあげる。

どうやら、フタは樫の木が弱点のようだ。

君はゆっくりとフタの上に樫の木を置き、三分が経過するのを待つ。 →【13】

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【11】

君は王たちの冠を取り出した。

フタは警戒する。

ジリジリと君は間合いを詰め、フタに近づく。

暴れるフタも冠には敵わないようで、次第におとなしくなる。

君はフタの上に冠を置き、三分経過したところで再び冠を利き腕で手にする。

熱い!

金属の熱伝導だ!

火傷しそうになる!

思わず君は耳たぶを利き腕の手でつかみ、冷却を試みる。

これで君は体力の半分を失う!

(今回の旅で「体力」と言う言葉が初見なら無視しても良い)

ひどい目にあった。

呼吸を整えると君は歩を進める。 →【13】

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【12】

君はザックからミートボールを取り出すと、例えようもない食欲に襲われる!

芳醇な香り。何と旨そうなんだ。

気づいた時には口にミートボールを放り込んでいた。

無理もない。空腹だったのだ。

突然君は呼吸困難に陥る!

君に食べられたミートボールが飲み込まれまいと必死に戦っているのだ!

よく噛まずに食べ物を飲み込むと大変危険だということを君は悟る。

駄目だ……。苦しい…もはやこれまでか……!

君は地べたに這いつくばり、二度と目覚めることはなかった。

最初からやり直せ。 →【1】

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【13】

首尾よく君は3分をやりおおせると、両手でカップ麺をがっしりつかむ。

慎重に湯切りをする。

すると辺りに煙が立ち込め、怪しい人影が現れた。

魔法使いだ!

「ふっふっふ。そんなにその焼きそばが食べたいか? 果たして食べられるかな?」

魔法使いは既に戦う準備ができている。

両手の塞がった君に、何が出来るか?

一度カップ麺を置き、フタを開放する。 →【15】

魔法使いに熱湯を浴びせる。 →【14】

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【14】

君は魔法使いに熱湯を浴びせようとカップ麺を振る。

だが魔法使いは予測していたかのように目に見えない防護壁をつくり、跳ね返す

その結果、君はモロに返り湯を浴びた。

「うわああああああああ!!」

「愚か者。熱湯を取り扱うときは十分注意だ! 大やけどをするぞ!」

君は魔法使いの警告を、薄れ行く意識の中で聞くばかりだった。

もう少しのところで君はチャンスを逃した。

残念だがゲームオーバーだ。

カップ焼きそばを買い直せ。

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【15】

君はフタを引剥はがして魔法使いに覆いかぶせる。

「フタを……! たわけ!」

フタは猛然と魔法使いに襲いかかる!

魔法使いはフタが大の苦手のようだ。

魔法使いはフタをきちんと分別して、ゴミ箱に捨てると姿を消した。

食べ終わった後のゴミもきちんと市区町村・自治体の指示に従って捨てることだ。

君は液体ソースに手をかけ、封を切ろうとする。

だが手が滑ってなかなか開かない!

君はパッケージを良く確認して切り込みを見つけると、そこから一気に袋を破く。

まんべんなくソースを注ぎ、チョップスティックでかき混ぜ、好みでふりかけをかける。

長かった旅も、終盤に近づいていることを君は悟る。 →【16】

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【16】

君は出来上がった焼きそばを目で楽しみ、匂いをかぎ、舌で味わった。

激しい戦闘、起伏の険しい山道を乗り越えた後での食事は格別だ。

このことで君は体力をすべて回復させて良い。

君は完食すると、箱の底に新たな説明書があるのに気付く。

それを無視してもよいし、熟読してもよい。

熟読したいのならまた新たな冒険が始まるのだが、それはまた次の機会に……。

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※写真は河村友歌さんです。 

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