Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 ゲームブック 時間の問題」のレビュー・感想を書きます。過去は変えられるのでしょうか?

こんにつわ。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

紙媒体から2日遅れて電子書籍版がリリースとなりました。 

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 ゲームブック 時間の問題 (講談社KK文庫)

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 ゲームブック 時間の問題 (講談社KK文庫)

 

読了したのでレビューを書きたいと思います。

 

目次

興味深い文体

主人公がアリスの時は文体が跳びはねる少女のような雰囲気で元気印そのものです。

すべて振り仮名がふってあり、これは電子書籍の良さを活かした仕様。

現状ではウエブページよりも電子書籍が優れている数少ない利点です。

ブログなどで振り仮名をつけるのは絶望的ですからね。

ただその分読者層は

小学生くらいの女の子を想定しているのかな?

と言う印象。

おっさんである筆者はもとより、小学生の男の子でも読むのは違和感を感じるかもしれないですね。

ジェンダーや世代を制限する可能性もあり、ここは意見が別れるところです。

まさに時間の旅

内容そのものは誰が読んでも面白いように作られてありますよ。

まずは主人公を誰にするか選べます。

  • アリス
  • マッドハッター
  • 赤の女王
  • 白の女王

それにより物語・世界観をあらゆる視点で体感することが出来ます。

パラグラフひとつひとつが長文なので、物語として読みがいのある仕様になっています。

主人公の心理描写と情景描写に大変紙面を割いており、イラストがひとつも無いんですけど、気にならないないほどですね。

恐らく大人の事情でしょう。

ディズニーが絡んでいますからね。

肖像権とかライセンスとか凄くうるさそうですもんね。

二択で進める

途中の選択肢はすべて二択です。

そして読者はすぐにこの作品はゲーム性が薄い(と言うよりほぼない)事に気づくことでしょう。

そうではなくていかに読者が世界観を楽しめるかに注力しています。

それ、正解ですね。

あらゆる作品で一番大切なのはどうユーザーを喜ばせるかです。

「自分のやりたいことをやる」と自己満足に終止しているようでは「俺は最先端の技術で商品を作っているぜ!」と顧客要望無視の日本の家電メーカーと変わらず、そのうち海外企業に買い叩かれる様な末路をたどることでしょう。

この作品はゲームブックと言うより、登場人物それぞれの立場で物語を楽しむという構成になっています。

恐らく読者はのめり込んで全ての選択肢を選ぶ羽目に陥ると思いますよ。

ギミック??

Twitterではこの作品は本を逆さまにすると言うギミックが盛り込まれているとあるのですが

筆者が見る限り、ないなあ。

恐らく電子書籍と紙の書籍で違うんじゃないかな。

確かにパソコンのKindleで「本を逆さに」って言われても困りますからね。

この点は編集力の巧みさを感じますね。

ファンならどちらとも揃えたいと思う人もいるだろうし。

素晴らしい。 

まとめ

全ての主人公が経験し、立ちふさがる問題は

過去を変えたい

と言う事。

一体どうすればよいのか?

その事をこの作品は私たちに指南してくれているのです。

大変含蓄に富んでいますよ。

対人関係で悩みを抱えていたり、過去を後悔している人にお勧めしたい作品です。

ぜひ全登場人物を「体感」して下さい。 

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 ゲームブック 時間の問題 (講談社KK文庫)

アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 ゲームブック 時間の問題 (講談社KK文庫)

 

 


以上、北海道からでした。

 

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