代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

ゲームブックを作ると言う事。それはプログラミングの初歩に足を踏み入れることでもある。だから業務遂行能力に寄与する。

こんにつは。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

「ゲームブックって何?」と思われる方はこちらの記事をお読み下さい

ゲームブックの良さは様々あれど、その中でも一番あなたの人生に役立つのは

ゲームブックを作ること

に他ならないと考えています。

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そのことについて、少しお付き合い下さい。

 

目次

プログラミング的思考能力

まず言及したいのは世渡りのスキル。

もっと突き詰めると業務遂行能力と言ってもいい。

これはプロブロガーちきりんさんの言葉を借りれば

意思決定のプロセス

が重要な要素と言うのが筆者の説です。

この意思決定のプロセスは、理系的思考、それも

プログラミングスキルのある人が優れている

と言う点に着目しましょう。

ホリエモン

筆者のこのブログでも度々出てくるホリエモン。 

彼はライブドアの全身のオン・ザ・エッヂを起業した当初はプログラマーでした。

WebクリエーターのためのWebページ制作実践テクニック―HTML4.0対応

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↑そのため彼の処女作はプログラミングの教本なのです。

彼はビジネス以外の分野でも業務遂行能力に長けており、 

↑このように過酷なアイアンマンレースで完走しています。

厚切りジェイソン

お笑い芸人でIT起業の副社長も務める厚切りジェイソンさん。 

厚切り英単語

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  • Giraffa Co., Ltd.
  • 教育
  • ¥480

彼はお笑い芸人として知名度を上げるためにコンビニやスーパーでよく見かけるフレーズ

厚切り

を芸名に冠し、

ぐでたま 立体マスコット3 厚切りベーコン

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みんな店頭で「厚切り」と名の付く商品を 見るたびに思い出してくれることを念頭に置いた上で 

  1. ベッキーに取り上げられ少し知られる
  2. R1ぐらんぷりのファイナリストになって知名度が上がる
  3. Twitterの人生相談で話題になる
  4. 著作を出す(Amazonベストセラー1位を記録)
  5. 厚切り英単語のアプリをリリース
  6. ラインブログを開始(英語と日本語併記のため英語の勉強になると話題)

と言うように、どうしたら自分が話題になるかを考え、忘れ去られる前に次から次へと戦術を実行しています。

それが彼の著名になる戦略。

もう、今やベッキーよりも知名度があるんじゃないかと思えるくらい有名ですね。

彼は大学・大学院でコンピュータサイエンスを学んでいます。

超頭のいいエリートプログラマーと言えるでしょう。

プログラムって

筆者もN60-BASICやものすごく簡単なJavaScriptならわかるので、ちょっとだけ説明をしますとプログラムというのはざっくり言うと

条件判断

例)もしAが0なら1の作業をして、Aがそれ以外なら2の作業をしなさい

繰り返し

例)

  1. Aに1を足しなさい
  2. もしAが10より小さければ1の作業を繰り返しなさい
  3. 次の作業…

数字・データの処理など

上記の動作をコンピュータが正確無比に高速に行う手続きです。

(ものすごくっ雑に言っています)

つまりこの条件判断や繰り返し、数字・データの処理の考え方に優れているのがプログラマーと言う職業の方々なのです。

意思決定に役立つ

このプログラムの考え方が意思決定プロセスに酷似しているんですね。

ameblo.jp

↑例えばこれは厚切りジェイソンさんのTweetとブログ記事。

ジョギングはダイエットに有効と言う前提で、毎日走るという決まり事(=プログラム)を実行する例に触れています。

体重100キロの人が90キロになろうと思ってあれこれやるよりは、

必ず出来るプロセス=毎日5分ジョギング

を実践することによっていつかは体重が90キロになるだろうと言う戦術。

そして常に体重を測り、どういうペースで目標に近づいているかも見極めています。

このことが

  • モチベーションを保つ事
  • 戦術が間違っていないというチェック機能

も果たしているのです。

プログラミングを学びたい

となれば、プログラミングスキルを身に着けたいと思いますよね。

でもなかなか難しいんですよ。

例えばプログラムってこんなに無味乾燥な文字の羅列なんです。

JavaScriptの例

var score = 50;
if (score > 60) {
console.log("Good!")
} else if (score > 40) {
console.log("Not good.")
} else {
console.log("Bad")

これはとっつきにくいと思います。

そこでゲームブック

さてようやくゲームブックの話題に戻りますよ。

ゲームブックはプログラミングの要素を含んでいるんです。 

  • 条件判断
  • 繰り返し
  • 数字・データの処理など

上記の事柄を利用して物語を読み進めるだけではなく、ゲーム性を出しているんです。

例えば主人公がメタルスライムをやっつけて【きんのかみかざり】を入手出来たシーンがあったとしましょう。

そして【きんのかみかざり】には10と言う数字が刻み込まれていました。

さて、冒険を進めると女性の戦士が現れた場合。

  • 戦う → 234へ行け
  • 降参する → 14へ行け
  • きんのかみかざりを差し出す → 5へ行け

と言う選択肢を提示して、【きんのかみかざりを差し出す】を選び5へ行ったとき、

5

きんのかみかざりには数字が刻み込まれていたはずだ。その数字と5を足した番号へ行け。もし持っていないなら戻って選択肢を選び直せ。

と言う指示で、読者が本当に【きんのかみかざり】を持っていないと所定のシーンに進めないと言う仕組みを作ることができます。

これがゲームブックにおけるプログラミング的思考です。

ゲームブックは

ゲームと小説のいいとこ取り

と呼ばれることも有りますが(筆者が一方的に言っていますが)

(文系的な)物語と(理系的な)プログラミングのいいとこ取り

と呼ぶことも出来るのです。(これも筆者が一方的に言っています)

まとめ

いかがでしたか?

ゲームブックはプログラミングに興味はあるけど敷居が高いと懸念している方たちにオススメの媒体なのです。

本格的なゲームアプリを作るのは憧れるけど無理だという方でも、ゲームブックなら文系的な方でもかなり気楽にとっかかれると思います。

具体的な作り方に興味がありましたらこちらを御覧ください。

blog.gamebook.xyz

 

以上、北海道からでした。

 

さて、あなたはどうする?
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