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Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

「ゲームブックは儲からない……」 お嘆きの前にDelight Gamesの軌跡を追ってみよう。

こんにつわ。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

このブログもゲームブック推進の為に書き綴っています。

頻繁にアクセス解析などもしますが、検索ワードにお嘆きの声が。

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ゲームブック儲からないって……。

まあ、確かにそうですね。

筆者もゲームブック投稿サイトからの収益はゼロで、ドメイン代、サーバー代がかかっています。

その分をこのブログのアフィリエイトで賄っているような感じで何だか本末転倒感がちらついています。

英語版の「火吹山の魔法使い」や「ソーサリーシリーズ」のアプリが日本語化しないのも儲からないと言うのが一因でもあります。

(ソーサリーはそれ以前に物理的に無理という話ですけどね)

小説や漫画、ゲームはマネタイズできているし、ノベルゲームも台所事情はカツカツも、何とか企業運営できている例があります。

ゲームブックもそうなるといいなと模索していますと、ちょっと気になる会社を見つけました。

今回はそのレポートです。

 

目次

Delight Games

アメリカの小さな会社です。 

www.delightgamesllc.com

以前このブログエントリでも触れました

blog.gamebook.xyz

下記の様に幅広いプラットフォームで 

  • iOS
  • Android
  • Windows Phone
  • Amazon Apps

ゲームブックアプリを提供してます。

日本で言う漫画購読アプリのようにアプリ内にライブラリがあり、作品が多数掲載されている形です。

第一話が無料で、二話以降は有料というマネタイズが主流となっています。

ファウンダー

このアプリを制作したのはSam Landstrom(サム・ランドストーム)氏。

f:id:oniisann:20160930095108j:plain

http://www.delightgamesllc.com/authors/より画像引用

ランドストームさん、って「大地の嵐」ってことですかい?

イアン・リビングストン先生(Livingstone = 生きている石)といい、ゲームブック作家さんは面白い名前の方が多いですね。

さてこのSam LandstromさんはDNAを解析するようなプログラムを提供する仕事をするかたわらゲームブックが好きで、会社にバス通勤で往来する中でゲームブックを趣味で書いていたそうなんですね。

それをAmazonKindleで売ってみましたと。 

MetaGame

MetaGame

 

そしたら

His first novel MetaGame, sold tens of thousands of copies and made it to #2 on Amazon Kindle's best seller list.

彼の処女作メタゲームは何万部も売れ、AmazonKindleベストセラーリストで2位になった。

そうです。

凄いですね。

現在の販売価格は4.4USドルです。

これを仮に日本円で100円のレートだとしても一冊440円。

3万部売れたと仮定すると、1320万円の売上。

これがもし70%の印税の契約であれば924万円がゲットできた計算です。

凄いですね。

誰だよもう、ゲームブック儲からないなんて言ったやつ!

ゲーム会社を興した

それから彼はDelight Gamesという会社を興します。

LLCと言う業態で、かなり雑に言えば日本では合同会社というやつです。

株式会社よりかなり小規模で立ち上げられる会社業態です。

現在Delight Gamesのアプリは

  • Google Playで36,513人のレビューで★4.7の評価
  • Windows Phoneで3,728人のレビューで★4.8の評価
  • Amazon Appで1,749人のレビューで★4.7の評価
  • App Storeでは70人程度のレビューで(おそらく)★4.5以上の評価

と言うように反響も大きく好評です。

世界的にはiPhoneよりもAndroidのほうがメジャーと言われますが、それは上記結果からも伺えますね。

マネタイズ

作品により単価が異なります。

iOSを例にしますと、120円、240円の価格帯があるようです。

一話単位で買う事もできれば、期限購読もできるようで

  • 1ヶ月600円
  • 3ヶ月1,400円
  • 6ヶ月2,200円
  • 1年2,900円
  • 一生6,000円

となっております。

仮にレビューした方全員が600円払ったとしましょうか。

(実際は無料でプレイしてレビューを書くユーザーもいるし、6,000円を払うユーザーもいるのでもの凄く乱暴な試算ですが)

レビュアー数42,060 * 単価600円 = 2,523,600円

2523万円!

凄く雑な計算ですが、マネタイズとしてはいい感じじゃないですかね。

ただ……会社設立が2013年7月1日とのことなのでそれから3年ちょっと経ってますね。

3年間の売上が2500万だと流石にキツイかな。

まとめ

そんな感じで儲かるのか儲からないのかはっきりしません。

計算方法によって概算がいくらでも変わりますからね。

販促方法、商品の展開方法、マーケティングに大いに左右されますしね。

そもそもレビューを書かないユーザーも多いでしょうからね。

トータルで700万以上ダウンロードされたって言ってますから、それで単価120円の売上だとしても8億4千万ですからね(!)

いかがですか?

結構やりようによってはそれなりに何とかなりそうな気もしますね。

大変参考になるDelight Gamesの軌跡でした。

 

以上、北海道からでした。

 

さて、あなたはどうする?
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