電子書籍はフォーマットの見直しが必要。単にウエブページ(HTML5)を課金や管理が出来るようにすればいいだけだと思います。
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
筆者はミニマリストというわけではありませんが、近年になって徐々に物を手放して生きたいと思うようになりました。
なので紙媒体の書籍より、電子媒体の書籍を好んでいます。
物ではないという点で、配達不要ですぐ入手できます。
↑配達を頼むと大変ですものね。
そして物がたくさんあると片付けるのが超大変です。
アレがない、コレがないと探す事に人生を費やすのももう飽きました。
その割に、日本では電子書籍の割合は紙も含めた中では2割程度。
まだ読者が紙媒体を多く好んでいるということもあるでしょう。
それ以外にも、出版社側の都合ですが、大変みたいですね。
↑ちきりんさんが分かりやすく電子書籍を出版社がリリースするのは紙媒体と比べて大変だと綴っています。
筆者はゲームブックにとどまらず、書籍全般を電子媒体で出版する事に枠組みを移したいと思いますが、解決策は実にシンプルだと思います。
目次
HTML5でいんでない?
はい。
単にWebページを見るように電子書籍が閲覧できればいいと思いません?
正確にはHTML5ってなことになるんでしょうが。
現状のWebページで下記全てが表現できます。
- 文章
- 画像
- 音
- 動画
既に紙媒体の書籍を超えて、テレビやビデオのような機能を持ち合わせています。
閲覧も、日本語なら縦書きにこだわらず、別に横書きでもいいし(現に横書きの国語辞典ですらあるし)
ページという概念も基本的に不要ですよ。
ずーっと縦スクロールすればいいだけの話じゃないですか。
章や、話題が変わる部分で別のWebページという作りにしてもいいですけどね。
ブログエントリのほうが書籍より表現力がリッチという逆転現象が起こっています。
電子書籍をKindleに絞って話しますと、文章だけならまあまあだと思います。
ただ、画像や表などを入れたい場合がありますが、その途端難儀になるのです。
レイアウトが固定できないからなんですね。
紙にこだわり過ぎ
だからページという概念も取っ払ってほしいんですよね。
電子なのに紙の古い体制に当てはめようとするから無理が生じるんです。
移動手段として、馬車の代わりに車が出た時、タイヤという発明があったから足で前進するよりも速く走れるのです。
BigDog Overview (Updated March 2010)
これが足に拘って、とにかく四本足で歩くロボットだったら、スピードを早く走らせるのも大変だし、それに乗る人も乗り物酔いしますって。
そうなんですよ。
今電子書籍を読む人は読み物酔いをしているんですよ。
それなのになぜ紙媒体のような挙動にこだわるのか。
残念ながら人間の惰性感になじまないからでしょうね。
課金と言う難問
あともう一つは課金が難しい。
Webページの多くは無料で提供されています。
「ここから先は有料です」
と言われた途端にユーザーは退去してしまう。
そのため、広告収入に頼るしかなくなっています。
noteなどの新サービス
でも事態はいろいろ変化の兆しがあります。
noteと言うサービスは、Webページより明らかに劣化しているUIなのに、
- ここでしか読めない記事
- 有益な内容の記事
- お金出しても読みたくなる記事
と言う価値を見出し、購入しているユーザーが大勢いると言う事実は注目です。
なのでコンテンツ次第で販売は可能かと思います。
あとは違法コピーをどう防いで管理するか。
Webページはコピーペーストが容易です。
なのでそういうのが出来ない閲覧アプリケーションの開発が必要でしょう。
ちなみに筆者も試験的にnoteでゲームブックを販売しています。
ご興味がお有りでしたらどうぞ……。
まとめ
そんな感じで、まだまだ紙から電子媒体への以降は時間がかかりそうですが、いずれ電子が主流という日が来ることでしょう。
以上、北海道からでした。