代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

時流に乗ったゲームブックはいかがでしょう?

ゲームブックは読者が主人公になり、

読者が推理し、考えて選択肢を選んで物語を読み進めます。

かつて流行したゲームブックはRPG要素が強く、

ダンジョンマッピングや、戦闘ではサイコロ、

チェックシートを用意し、選択肢を選んだら

その該当ページまでペラペラめくったものです。

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少し乱暴に言うならTPRGと言う、何人か集まって

行うゲームを一人でも楽しめるようにしたものでした。

スマホゲームがこれだけ台頭しているので

肩身が狭いのが現状です。

 

そこで、私がひとつの答えとして提案したいゲームブックのスタイルは

ゲーム的要素が強い小説と言う位置づけ。

サイコロやチェックシートをなるべく排除したほうが良いと思っています。

 

TPRGであれば、サイコロ、チェックシートという一見煩雑な作業も、

仲間と一緒にわいわい行うなら盛り上がっていいでしょうし、

手間かけずに楽しみたいなら今の時代どうしても、

パソコンやスマホを利用するゲームに軍配が上がります。

ゲームブックとしては、そのどちらでもない位置がベストです。

 

選択肢を選ぶだけであっても、謎解きの難易度で

クリアすることをいくらでも難しく出来ますし、

世界観や物語そのものを楽しみ、主人公が自分とあって

物語への感情移入もひとしおだと思います。

フラグの管理も読者に任せる方法で十分だと思います。

「あなたは○○を知っているだろうか。それならAへ、知らないならBへ

忘れてしまったならCへ」

そう言うような分岐で十分ゲーム性を演出できます。

 

電子書籍ならスマホで読めますし、選択肢を選んだ先の

項目へはリンクをクリック、指先一つでできます。

満員電車に揺られながらでも楽しむことが出来るのではないでしょうか。

 

読むこと自体が楽しい、と言うのがゲームブック本来の

あり方ではないでしょうか。

 

実際、映画やアニメや漫画など、小説以外にも物語を

表現する媒体はありますが、小説は勢いが全く衰えずに

過去から現在まで存在しています。

むしろライトノベルなど様々なジャンルが増えているくらいです。

 

つまり、ゲームブックは

ゲームと小説の市場を少しずつ貰えれば

いいんじゃないかなと思います。

 

読者が主人公のゲーム的要素の強い小説。

だから物語にのめり込める。

 

そんな形はいかがでしょうか?

さて、あなたはどうする?
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