イアン・リビングストン氏の著作日本版萌え化にがっかりツイートから約1ヶ月半が経ちました。
本当にどうでもいい話の羅列なのですが、筆者の中で気になって仕方のなかったイアン・リビングストンさんネタなのでちょっと書かせて頂きます。(熱烈なイアン・リビングストンさんのファンの皆様、申し訳ございません!)
覚えていますか?
ゲームブックでは超有名人のイギリス作家イアン・リビングストンさんが、自著の日本語版がいつの間にか「萌え化」していて苦言のツイートした事を……。
Foreign publishers mostly used the original UK covers....until the infamous Japanese Deathtrap Dungeon cover. Huh??? pic.twitter.com/6Sa8ln6m04
— Ian Livingstone (@ian_livingstone) 2015, 6月 14
↑いわくつきのツイート。
これがネットで拡散され、出版社に「何だよソレ」と言う突っ込みが各方面からあったことは記憶に新しいですが、ゲームブック作家と同時に評論家を目指す筆者としては読んでみないことには批評が出来ません。
そこですかさずAmazonポチしたのですが、 一時的に在庫切れとなっており……。
- 作者: イアン・リビングストン,空中幼彩,あっと
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 84回
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1か月後にAmazonから正式にこんなメールが来ました。
がっかり。もっとも筆者は出版社にも別途確認しており、在庫がないのは理解しておりました。なのでそんなに驚くほどのことでもないのですが、新品は入手が絶望的で色々残念です。
まずは出版社の「萌え化」がイアン・リビングストン氏が苦言を呈するほど本当にダメなものなのかどうか、検証する機会を失ってしまいました。
後もうひとつは、筆者過去エントリに書きましたが、
その中でもしかしたらこう言うことなのかなあと深読みしていたのです。
リビングストンさんの意見もわかりますが、何年もたった事を今更言及することかなあと思いますし、未承諾で日本の出版社は発行に踏み切ったのでしょうかね?
そう言う議論には発展していないから、話題沸騰をあえて狙っているんでしょうかね?
だとしたらマーケティングの天才ですね。
流通在庫が残っていたら売ってしまいたいと言う思惑が出版社や書店から立ち上がります。話題になれば買う人が出てくることでしょう。でも在庫がないのですから、筆者の予想は完全にハズレだったことが判明しました。
これはもう、二重にガッカリです。
しかも今見たら古本が4,500円になっているし。それに気づいて三重にガッカリ。だから電子書籍で出版して欲しいんですよォ……。
イアン・リビングストンさんは本当に「イアン!」と言ったんですね…(イテテテテ! 済みませんm(__)m)
あとイアン・リビングストンさんでちょいと話題になったことと言えば、
「りびんぐゲーム」で検索したらリビングストン先生のFFゲームブックを続々と挙げてくるのはやめてくれないか読書メーター。 pic.twitter.com/XGedjb3A9F
— まこ (@mako_0722) 2015, 7月 23
なるほど……。筆者はこのツイートがあるまで知りませんでしたが、「りびんぐゲーム」という漫画があるのですね。
読書メーターで検索されるということは……。ブクログでは(水曜)どうでしょう?
ああ……やっぱり。トップではないですが下位の方に見事に候補に挙がっていますねえ。さすがです。(笑)
ま、あとスティーブ・ジャクソン(UK)さんはあんまりツイートしてないんですけど、イアン・リビングストンさんはわりとツイートしてくれています。
The Deathtrap Dungeon cover published by Shakaishisou Sha, our first Japanese publishers, was great. @PulpLibrarian pic.twitter.com/IEYrM9zRAu
— Ian Livingstone (@ian_livingstone) 2015, 6月 15
最初の日本版を出版した 社会思想社のデストラップ・ダンジョン(死のワナの地下迷宮)のカバーはヤバかったぜ!(いいという意味)
とか
Steve Jackson and I on our Fighting Fantasy author tour of Japan in 1987. Amazing reception despite dodgy moustaches pic.twitter.com/RGlW6X6vkp
— Ian Livingstone (@ian_livingstone) 2015, 6月 15
1987年にスティーブ・ジャクソン(UK)とファイティング・ファンタジーの作家として日本に訪問したときは(俺たち)怪しい髭面だったのに大歓迎されたぜ!
とか
Attacked by @MorganaCosplay at #tlp2015 @TLPInnova Help! pic.twitter.com/FViYsO4K7w
— Ian Livingstone (@ian_livingstone) 2015, 7月 17
モルガナコスプレイヤーにやられるぜ。 助けてくれだぜ!
などおっしゃっているので、なかなかユーモアのある温和な方ですね。
(免責:英検二級レベルで尚且つワイルドスギちゃん調にしてみましたので、あんまりあてにならない日本語訳です。)
イアン・リビングストンさんをはじめ、ゲームブック作家さんのツイートを見ていると、かなり楽しめますよ。
以上、まったく纏まりのないまま北海道からでした。