代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

論争する必要はなく、普通に話し合いすればいいんじゃないかと思える事案が世の中に溢れている件

こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。同時に非公式でホリエモン評論家もやってますので今回の記事をしたためます。

だいぶ前の話ですが、2015年6月22にTVタックルで「ネット犯罪対策のために規制は必要か?」と言う議論が成されました。

www.tv-asahi.co.jp

規制必要派に弁護士・代議士・評論家の三名、規制反対派に堀江貴文氏とひろゆき氏が出演し、議論を繰り広げたのですが、終始ホリエモン達に規制側が論破される展開となりました。

根本的にネットに関する知識が規制側に不足していたという一点に尽きるのですが、終盤に堀江貴文氏がネット犯罪を抑制する対策を紹介していました。

ネット犯罪対策として

まずはこちら。ネットいじめ対策。

logmi.jp

この女性の呼びかけで始まったのですが、誹謗中傷コメントの送信ボタンを押す前に、

http://logmi.jp/wp-content/uploads/2015/01/gazou510.jpg

http://logmi.jp/34815より画像引用

このように”RETHINK”……考えなおしましょうと言う確認メッセージが表示されるようにするというもの。

この調査では有効な1500の実例データが集まりました。それにより、わかったことは……、「ちょっと待って。とても侮辱的な発言をしようとしているよ」という忠告が表示された場合、93%の未成年たちはコメントするのをやめました。このシステムにより、侮辱的なコメントに至る意欲を71.4%から4.6%にまで減少させることに成功したのです。

http://logmi.jp/34815より一部引用

誹謗中傷コメントは93%も押しとどめられたと言うのですから、かなりの効果です。

もう一つは755が取り組んでいるというのですが、悪質コメントの検閲です。

7gogo.jp

これは755の運営者が全てのトークを閲覧しているらしく(人力かプログラムで管理しているのかは不明)NGワードだと「*」に変えられたりします。

そして画面構成も本人へのコメント(やじコメ)はデフォルトでは表示されておらず、右上に表示されているアイコンをクリックして初めて閲覧できるようになっています。

なので炎上しているのかどうか一瞬ではわかりにくいんです。結果として炎上が炎上を呼ぶTwitterより炎上しにくいと言えると思います。その分Twitterの様な拡散性に乏しいのですが、有名人から返信を貰える可能性があると言う点ではTwitterよりは上じゃないですかね。

ほか、堀江氏は2点ほどあげ、

  • 捜査能力を強化すること
  • こういう事件をあまり報道しないこと

を主張しています。

ネットで叩かれまくっている堀江氏だからこそ、発言には重みがありますね。

規制側も犯罪抑制が目的

でも、ですよ。ここでホリエモンとひろゆきが3名を論破!最強! と持ちあげるだけでは良くないんじゃないですかね。

そもそも規制必要派も「ネット犯罪抑制」を切望してるわけで。その手段として「規制が必要」と主張しただけなんですよ。もっとネットのこと研究すべきだったとしても。

つまり、ネット規制派も一度は捕まったホリエモンも、今にも捕まりそうなひろゆき氏も、みんなネット犯罪撲滅には意見が一致しているんですよ。

何故その確認をしなかったのか。番組として盛り上がらないからでしょうか。

わざわざ喧嘩しないで、ネット犯罪を減らすためにはどうすべきかって議論を展開すればもっといい番組になったと思うんですけどね。

安保問題も両者目的は一緒では

最近激しい論争となった「安保」だって、実は推進派も戦争は反対です。世界には過激な集団があるので丸腰と言うわけには行かないからやむを得ない措置なのです。

これも「どうしたら戦争を減らせるのだろうか?」と言う議論をもっとすべきじゃないでしょうか。

自衛隊という軍隊をなくすことはもはや出来ないだろうし、米軍におんぶにだっことも行かず、互いに助け合う意味で安保は推進せざるを得ない事は、反対側の理解が深まれば自ずと同意できることと思いますよ。

大体尖閣に攻め込んできている中国船とか、北朝鮮(今も韓国とは戦争中です。あくまで休戦中というだけです)と言うファシズム軍事国家が隣にあるのに軍隊なしでやっていけるわけ無いでしょう。

もちろん安保反対派は戦争の悲惨さを知ってるからこそ、その思いから生まれ出た主張ですから、そこは気持ちや感情は大切にすべきところでしょう。

全世界が武器をエイヤっと捨ててくれる状況であれば、それに越したことはありません。実際銃社会のアメリカより、規制している日本のほうが圧倒的に銃による被害は少ない事からも、最終的には軍隊・武器よハイさよならで正しいんです。

ただ、あくまでもそれは方向性です。今すぐそれを成し遂げるにはあまりにも現実から目を背け過ぎです。時期尚早ですよね。

まとめ

ま、人間というものは論争・喧嘩・戦争が好きなのでしょうかね。深いところでは誰でも戦争は嫌なはず。多分一部の軍需産業くらいじゃないですか、戦争したい人って。

米ソ冷戦だって、イデオロギーが違っても人類の幸せを願う想いは同じはずなのに、ベルリンの壁建立とか信じられないことがよく起こるものだとびっくりです。

 

以上、北海道からでした。

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