代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

堀江貴文氏のメディアビジネス展開の研究 -Twitter - 755 - ホリエモンドットコム - メルマガ - Facebookメルマガ - サロン

ゲームブック投稿サイトを運営している自称ホリエモン評論家です。

ビジネス展開や起業に定評のある彼の現在の要であるメディアビジネスについてちょっと分析をしてみたいと思います。

タイトルに表した通り、主に下記のメディアで情報を発信しています。

  1. Twitter・755
  2. ホリエモンドットコム
  3. メルマガ
  4. Facebookメルマガ
  5. サロン
  6. 書籍
  7. Webメディア
  8. 雑誌
  9. テレビ

ここで、1から5まではこんな感じにヒエラルキーを形成しています。

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上層部に行くほど参加者は有益な情報・体験が出来ますが当然有料・高額になり、下層部に行くほど価格が安く・あるいは無料になるシステムです。

当初からこの様にする考えはあったかもしれませんが、徐々に上層部を追加していっている流れです。

かつてはアメブロで情報公開をしてアフィリエイトで収益していたようですが、現在はアメブロの更新を止め、有料メルマガとホリエモンドットコムに拡大した経緯があります。

何だかこの流れは0から1を足していって徐々に大きくしているので、著作ゼロを地で行っている感じです。 

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

 

では次にそれぞれのメディアについて触れていくことにします。

メルマガ

日本で一番購読者数の多い有料メルマガとも噂されるホリエモンメルマガですが、税抜価格でひと月800円です。購読者が仮に15,000人だとすると、年商1億4千4百万です。これを多いと見るか少ないと見るか……。

個人でなら多いですが、一企業としてはそんなに多くはありませんね。

内容としてはこんな感じ

1.今週の一言
2.時事ネタオピニオン
3.ビジネスモデル教えちゃいます塾
4.近況報告
5.私のおススメレストラン
6.私のおススメデジタルガジェットコーナー
7.ホリエモンの言葉
8.メルマガでしか言えない海外ガイド
9.書評コーナー
10.ホリエモンWITH
11.今週のお題
12.Q&Aコーナー
13.プレゼントコーナー
14.今週のメディアスケジュール
15.読者さんからの感想
16.編集後記
17.Q&Aその他編
18.起業記[再録]

http://ch.nicovideo.jp/horiemon/blomagaより引用

筆者が好んでいるのは2の時事ネタオピニオンと12のQAコーナーそして18起業記。他は流し読み。

なので筆者がメルマガを読むのに費やす時間は30~1時間程度です。まともに読んだら3,4時間でしょうかね。

一番読みやすいのは恐らくニコニコでWEBで読むと言うもの。写真入りなのでいいんですよね。でも写真は4の近況報告と西アズナブルさんのイラストくらいなので、テキストベースで十分ですけどね。

筆者はBLOGOS版を当初選んでいましたが、ニコニコに変えました。実はどこにも書いてないんですけど、BLOGOSは晩なのにニコニコは朝一で届くのですよ!

メルマガ拡張版がFacebook版

なかなかホリエモンドットコムからのリンクが探せない(ないかも?)ので、ググッてたどり着けば、確かにFacebook版のメルマガがあります。これは読者同士の交流ができるので、ビジネスを始めるような人には思わぬ協力者が現れたりとかいろいろ期待できそうです。また、堀江貴文氏が連載している雑誌の原稿を閲覧したり、各コーナーのコメントが可能だそうです。

頂点はサロン

恐らくですがメンバーはホリエモンにTwitterをRTして貰える可能性が高くなるんじゃないかな。いずれにせよホリエモン本人やスペシャルゲストとご対面できるのでビジネスチャンスの可能性は無限大です。ただ、オフラインメニューが充実しているので首都圏じゃないと非現実的。筆者は地方なので、頻繁に東京と地方を行き来するような環境にならないと利用はしないかな。

堀江貴文サロンからの引用ですが、このような方々がオススメだそうです。

  • 新しいことにチャレンジしたい。
  • 新しいビジネスを立ち上げたい。
  • やりたいことがたくさんある。
  • ビジネスだけでなくとにかく毎日を充実したものにしたい。
  • 普段できない経験、体験をしてみたい。
  • アクティブな仲間を増やしたい。
  • 最新テクノロジーに興味がある。
  • 実践で多くを学びたい。
  • 価値観の合った仲間と楽しいことを追求したい。
  • アイディアをカタチにしたい。

ホリエモンドットコム

これが堀江貴文氏が発信した情報をまとめている総合サイトと言えるでしょう。

主に最先端の研究者と対談するホリエモンWITH、堀江貴文氏本人やスタッフが書き綴るブログ、メルマガQAをゲストを迎え深掘りするホリエモンチャンネル、時事ニュースにひと言コメントしているニュースキュレーションとニュースランキング、その他出演予定やおすすめと言うメニューを形成しています。

ホリエモンWITHをある程度無料公開し、続きを読みたければメルマガで、とマネタイズしています。うまいやり方ですね。とりわけ人選が凄いんですよ。ノーベル賞受賞者が二人現れました。もちろん受賞前に対談しています。ということは、過去にこのコーナーに登場した方が将来またノーベル賞をとる可能性も否定出来ないですね。

ホリエモンチャンネルでは女優の寺田有希さんをMCに抜擢し、メルマガQAをさらに詳しく開設します。ゲストからのコメントもあり。とりわけよっちゃん氏の意見は辛くも役立つ事でしょう。別枠でバーホリエモンチャンネルや居酒屋版もあり、ゲストとの深い対談もあり。

ニュースランキング・キュレーションではニュースに対するコメントをTwitterで発信したことをまとめています。これでホットなトピックに触れられるし、ホリエモンの思考をほんの少し垣間見ることが出来ますよ。

あとブログではそれらをまとめたり、詳しく解説しています。これは成りすましや無断引用対策を兼ねている様です。

Twitter&755

何かとWEBメディアを賑わせているのはこのTwitterによる発言やツイッタラーとの激しいやり取りです。ただ、このエントリ執筆時点でフォロワーは1,395,266人。影響力が強いのは間違いありません。

weblog.horiemon.com

↑実際このホリエモンドットコムでの記事は反響が大きく、1ヶ月分のPVを一日で達成してしまったほどだそうです。

その、disってるツールがTwitterですからね。

こう言う炎上マーケティング的なツイート の他に、自ら手がけたビジネスの告知や、ホリエモンチャンネルの宣伝、書籍のCM、イベントのお知らせなどを展開しています。

その他に、様々なニュースに対してコメントをしたり、自分のメディアに賛同したツイートをリツイートしたりしています。

筆者が有益だと思えるツイートはこの、「堀江貴文氏のニュースに対する一言コメント」です。取り上げているニュースそのものがホットな話題だということにも着目できますし、論理的思考の彼ならそう考えるのね、と言う判断材料になります。

ま、あとは最初に述べたツイッタラーとのやり取りが、かなり興味深いというか、面白いと思いますよ。

で、凄いのはこのやり取りがかなりの頻度でWEBメディアに取り上げられるんですよね。筆者などは堀江貴文氏のタイムラインは豆にチェックしているので、後になってニュースアプリで見かけて「ああ、こんな何気ない堀江氏のツイートも話題になっているんだ」と感心します。

このTwitterでのやり取りなどが転用されたり、まとめられてホリエモンドットコムに掲載されます。

なので無料でまとめて堀江貴文氏の言動を簡単に見るにはホリエモンドットコムが一番ラクですよ。

 

まあ、大体こんなところです。

2015年11月18日追記


【日垣隆×堀江貴文】居酒屋ホリエモンチャンネル〜メールマガジン編vol.3 ...

堀江氏も「(サービスは)ピラミッド構造になっている」と言ってくれました。

筆者の考察もそれなりに的を射ているのかなあと胸を撫で下ろしました。

 

以上、北海道からでした。

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