米Twitter社が8%の社員リストラ……日本語140文字と英語140文字の違いが日米盛り上がりの格差を物語っているのでは
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
本日こんなニュースがTwitterのトレンドやタイムラインを駆け巡りました。
TwitterでTwitterの不振のニュースを見る羽目になるとは……。
これはライブドア事件でのホリエモンの一挙手一投足をライブドアニュースで見るような感覚に近いなあと思いました。(いや、だいぶ違います)
原因はこれじゃないですかね。
情報量が多い(280バイト)からじゃないか。アルファベットも200バイトぐらいに増やしたらどうか。|「日本人のTwitter好きは“異常”――Twitter、開発拠点を日本に新設 ITmedia http://t.co/2zlfi43oOi
— 池田信夫 (@ikedanob) 2015, 9月 4
池田信夫氏も指摘していますが、英語に比べて日本語のほうが140文字で伝えられる情報量が多いんです。
筆者も英語アカウントを持っていますが
英語でツイートしようとすると、すぐに文字オーバーになってしまうんです。例えば次の言葉を日本語、英語で比べてみてください。
好きだ。 (4文字)
I love you. (スペースも入れて11文字)
下手したら3倍位の文字数を喰うんですよ、日本語に比べて英語って。
一ツイート同じ情報量にすれば?
日本語は英語と違って漢字などを含めると膨大な文字種となるので、ニバイト文字と呼ばれ、文字そのものの情報量が違うんです。
一バイトは8ビットで
2^8 = 256種類の文字を扱えるんです。
(これはCPUが64ビットだからと言って1バイト=64ビットと言う意味ではありません)
これが2バイトになると、16ビットなので
2^16 = 65536種類の文字を扱えます。
で、英語と日本語それぞれ140文字ずつだと、英語は140バイトで済むのに、日本語は280バイトと、倍のデータ量が必要ということになります。
ちなみに1024バイトが1ケーバイトで、1024ケーバイトが1メガバイトです。(1024B = 1KB, 1024KB = 1MB)
なので、同じ情報量にするなら英語を280文字までOKにすればいいんですよ。
とりわけスペースも入れないと英語って意味通じませんし、スペースも一文字としてカウントされるだからたまりません。
まあ英語でも”I love you”を"luv U"のように、短く表現する方法はあるでしょうが、日本語ほどではないと思います。
セブンイレブンはアメリカ発ってご存知?
流通業界ではかなり知られていることですが、セブンイレブンの本社、セブン-イレブン・ジャパンってなんで、ヒロミ・ゴーの様に「ジャパーン」ってつけるのかご存じですか?(死語で申し訳ない……(^_^;))
Wikipediaとかみると分かるかと思いますが、元はアメリカ発だったんですよ、コンビニって。
セブン-イレブン・ジャパンはセブンイレブン(米)の子会社だったんです。でも本国アメリカでは(コンビニ強盗などが凄くて、銃での被害に及ぶため)不振だった一方で、治安のいい日本ではご覧のとおり発展したんです。
で、いつしか子会社であるセブン-イレブン・ジャパンが親会社であるセブンイレブン(米)を子会社化したんですよ。すごい話です。
ま、でも今はセブンイレブン(米)はセブン&アイグループ傘下で、セブンイレブンのアメリカ法人として活躍しているようですよ。
そういう前例があるので、日本ではTwitterはウケてるので、いざとなればTwitter(米)もTwitter日本法人の傘下になればいいんじゃないのかなあと思います。
以上、北海道からでした。