セルフサービスのお店で「何かお探しですか?」と聞かれたらご用心。動きが怪しいと判断されたのかもしれません。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
さて、セルフサービスの店舗を訪れると、大抵は店員さんからの「いらっしゃいませ」の声を聞くことが出来ると思います。
のぼり旗 「いらっしゃいませ」 0170029IN (のぼり 旗 のぼり旗 幟) [オフィス用品] [オフィス用品] [オフィス用品]
- 出版社/メーカー: 株式会社イタミアート
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
全く挨拶がない場合は、その店舗のレベルが低いと言わざるを得ません。
声掛けは接客応対の意味合い以上に重要な対策を含んでいるからです。
そして「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」以外に「何かお探しですか?」と量販店などで声掛けされた場合。
結構まずい動きをしていますよ。そのことについて触れましょう。
目次
いらっしゃいませの役割
店員が「いらっしゃいませ」とお客に声掛けするのは4つくらいの役割があります。
- お客を歓迎し活気がある雰囲気を伝える
- 防犯上邪な企てのある輩に対する威嚇
- 互いに従業員同士が売場のどこにいるか把握する
- お客とすれ違うときに事故がないように注意喚起する
大体こんなところです。
1番は誰もが想像出来るかと思いますが、結構店員でも分かっていないと思われるのが2番。なのでコンビニで来店客に声かけしないバイトは思慮が足りません。店長やオーナーの教育も不足しています。
万引きや強盗をする連中が一番嫌がるのが「存在を意識されること」です。
あれだけ防犯カメラが稼働しているのにコンビニで万引きする連中には頭大丈夫? と言ってやりたい気もしますが、まあする人はするんでしょうね。
筆者も量販店で店員をしていた時には私服警備員が捕まえた万引き犯を何人も見てきました。老若男女問わず、小学生でも親の指示で万引きを働きます。
ま、そんな世の中です。で、無論店員が万引きや強盗を考えている連中に「いらっしゃいませ」と言ってやるのは
テメエら面は覚えたからな。下手なマネすっとただじゃ置かねえゾ
と言う意味を含んでいるんです。威嚇ですよ。
だから24時間営業のスーパーなどに赴くとよく警備員が一生懸命「いらっしゃいませ」と大声を張り上げてお客を出迎えているのを見掛けるかと思います。
彼は2の趣旨で声掛けをしているということがおわかりですね?
もちろん買い物するお客は文字通り1の意味で大変歓迎されているという趣旨で受け取っていいんですよ。いらっしゃいませは対象者によっていくらでも意味の変わる便利な言葉なのです。
3の意味合いとしては、店員としては販売の他に売場づくりや商品補充など、様々な作業があるのでどうしても売場にいつづけることは出来ません。
なので売場から離れ、例えば倉庫に行くこともあるのですが、その時他の店員の存在を知る上で「いらっしゃいませ」の言葉があると大体どの位置にいるかが互いにわかります。
その事を利用してお互いに最低一人は売場にいるようにつとめ、あらゆる作業を進めているというわけです。
でもこのことを理解して実践している店員は非常に少ないでしょうね。
重要なのはすれ違う時
4番での用法。別にすれ違う時ですから、「いらっしゃいませ」じゃなくても「失礼します」などでもいいんですよ。とにかく声掛けが重要です。
とりわけ店員はお客とすれ違うときは台車や荷物を抱えていることが多いのです。
意外に忘れられがちなんですけど、売場で事故って結構あるもんなんですよ。
筆者も数回は怪我したお客さんを連れて病院へ運びましたね。
だからお客さんを怪我させないようにするため、少しでも「今ここを店員が通りますよ」と言うことを知らしめるため、声掛けというのは事故防止に一役買うのです。
無論声掛けだけでは不十分ですが、やらないよりずっといいです。
現に台車を押して売場を歩いていた店員がお客とぶつかって怪我をさせてしまい、裁判沙汰になった例もあると聞きました。
もう、目も当てられませんね。一言発するだけでも違いますよ。
何かお探しですか?
セルフサービスの店舗では、店員側から積極的にお客に話しかけることは稀ですが、「何かお探しですか?」と聞かれたら要注意ですね。
先ほどのいらっしゃいませの例の2で述べた通り、警戒されているということです。
だって店員はいろいろ作業があるんですよ。お客さんは売場やポップを見てご自身の判断でモノを買ってくれます。
わざわざ店員が営業活動をすることなく販売できる合理的な仕組みがセルフサービスなんです。
それをわざわざ話しかけてくるんですから、余程のことだと思わねばなりません。
怪しい動きをしていると思われたということなんです。
万引きするんじゃないよ。さっきから見てたけど怪しいよアナタ
と言うような意味合いです。で、普通にお買い物をしてもらって普通に退店して穏便に済ませようと言う店舗側のお願い何です。
結構ねえ、店舗としては大騒ぎするより穏便に済ませたいんですよ。何か万引きとか事件とか起きたらイメージとして良くないですから。
さらに万引きしやすいなんてイメージが広がったら最悪ですもん。
でも良く店舗の搬入口の近くとか、目立たないところにパトカー止まっていますよね。
それはほぼ万引き犯が捕まったという事です。
特に大型ショッピングセンターとか、下手したら毎日のように見ることが出来るかもしれませんね。
でもお分かりの通り、万引きはバレますので、絶対にしないで下さい。
以上、北海道からでした。