代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

ゲームブックでも業界のことをよく知っている人と全くの素人が組み合わさると破壊力イノベーションが生まれると思う件

皆さんこんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。

私はゲームブックは火吹山の魔法使いから知ってる男ですが 

火吹山の魔法使い ファイティング・ファンタジー (現代教養文庫)

火吹山の魔法使い ファイティング・ファンタジー (現代教養文庫)

  • 作者: スティーブ・ジャクソン,イアン・リビングストン,浅羽莢子
  • 出版社/メーカー: 社会思想社
  • 発売日: 1984/12
  • メディア: 文庫
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↑しかも復刻版ではないバージョン。

実はあまりゲームブックを知りません

ゲームブック投稿サイトを立ち上げる前までは上記を含め

↑これくらいしか知りませんでした。

実績もベーマガくらいしかありません。

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言ってみればあんまりゲームブックのことを知らないわけですが、そのほうがいいと思っています。

実際、素人のパワーというものが絶大だからです。

目次

ライフネット生命がヤバイ

ネット通販の魁とも言われるライフネット生命。

www.lifenet-seimei.co.jp

こちらの会社で思い浮かべるのはこの二人の代表者。

https://pbs.twimg.com/profile_images/504147078319050752/bqggFTYx.jpeg

出口会長 出口治明 (@p_hal) | Twitterより画像引用

https://pbs.twimg.com/profile_images/1382299887/iwase_400x400.jpg

岩瀬社長 ライフネット生命社長 岩瀬大輔 (@totodaisuke) | Twitterより画像引用

特徴としては出口会長が生命保険のスペシャリストであるのに対し、岩瀬社長は保険のことは何も知らない方だったんです。

そのため、岩瀬社長は言わば保険では素人目線で「こう言うサービスがあると嬉しい」「保険のこういうところは不便」と言う意見を忌憚なく言う事ができたんだと思います。

今まで保険商品は外交員による販促が展開されていたのに対し、ライフネット生命は

ネット通販にしてコストを下げ、保険料を安くしたり、

業界的に保険料内訳は秘密にされているのに

保険料に含まれる手数料が何%かネットで公開されていたり、

保守的で保険金の受取人が限定される商品が多い中で、いち早く

同性のパートナーも保険金受取人に指定できるように対応

するなど、斬新かつ速やかな対応が特徴です。

これも保険のことを知り尽くした人と、全く知らない人がいるからこそなせる技です。

保険のことを知っている人ばかりだと常識的なことばかりで、斬新であったり、イノベーションを産むことが難しいのです。

Googleがヤバイ

少し話題がズレますけど、こちらの記事も気になるところです。

d.hatena.ne.jp

おちゃらけ社会派ブロガーのちきりんさんのご意見です。

なぜ世界のトヨタが自動運転についてGoogleの後塵を拝しているのか。

トヨタに入社する人は車好き、運転するのが大好きという人達ばかり。

それに対してGoogleは車のことを知らないし、できれば運転したくない、その間スマホを弄っていたい、と言う人達ばかり。

そのため、「車を運転する価値」だけではなく、「車を運転する必要がない価値」を見出し、資金や人材を思う存分投入できるそうです。

トヨタは今まで散々「車の素晴らしさ」「運転の楽しさ」を訴えてきたので、なかなかそれらを否定することが難しいそうです。

盲点ですね。これからトヨタは車嫌い、運転免許を持ってないと言う人も入社させては如何でしょうか。

翻ってゲームブック

筆者が冒頭に挙げたゲームブック9作品はゲームの要素として、サイコロを転がしたりアドベンチャーシートに記入と言う作業を伴うものでした。

それは当時革新的で、大変面白いものでした。

でも今は時代も変わり、見るだけゲームというのもありますし、YouTuberの番組でもゲームの実況中継が大変人気があります。

つまり無理してゲームをプレイせずとも、シンプルなもの(或いは見るだけ)で十分だと感じている人も多数いるということです。

今までゲームブックが衰退し、憂き目を見てきたヒントはその辺のところじゃないかなあを推察しています。

なのでゼロベースで見てみたり、あえて否定することもイノベーションには必要だと思います。

サイコロやアドベンチャーシートに記入するばかりがゲームブックではありませんし、主人公が「あなた」じゃなくともいいでしょう。

文章と一緒に漫画や挿絵を入れてもいいでしょうし、動画だけで文章を一切入れないという作品もあってもいいと思います。

さらに、この作品は文章+音と言う内容の様ですが(済みません、筆者はまだこの作品を入手してません)

ドラマチック謎解きゲームCD 真・女神転生 明ケナイ夜カラノ脱出

ドラマチック謎解きゲームCD 真・女神転生 明ケナイ夜カラノ脱出

 

発展させて、音だけでプレイするゲームブックがあってもいいと思います。

そうすれば、盲目の方もプレイできるゲームが生まれるとも思うんですけどね。

なかなか目の不自由な方が楽しめるゲームってないと思うんですよね。

テクノロジーは身障者に優しいんですよ。ゲームブックは身障者の方のエンタメに昇華できる可能性を秘めています。

なのでもっとゲームブックは注目されるべきだと思うんですよねー。

まとめ

以上のことを踏まえてゲームブック投稿サイトを立ち上げました。

ゲームブックのことを存分に知っている方はもちろん、全く知らない方もどんどんご参加頂きたいと思っています。

双方が刺激を受け合う場であるのが投稿サイトの位置づけなのです。

岩瀬社長は「いい商品を用意しても売れない」とショックを受けていたことがありました。

出口会長も「ライフネット生命を世に広めるためには何でもやる」と講演会などを実践しています。

世に広めること。これが大変難しいんですね。

筆者もいまだに「こんなサイトがあるんだ」と言うTweetやコメントを見かけます。

著しく優秀なお二方ですら苦労しているのですから、筆者のやろうとしていることも滅茶苦茶大変なことを実感しています。

 

それでもとにかく地道に広報活動を続けていきます。

なので宣伝Tweetとかウザイだろうなあ…とは思うんですけどね。

以上、北海道からでした。

さて、あなたはどうする?
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