#雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT と言うハッシュタグがTwitterで密かな話題となりました。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
常にゲームブック情報を収集していますので、ある時Twitterのタイムラインでこんなのを発見しました。
瑠璃色の涙を流すヒロインの胸を触ってさらに皮膚を突き破ると人造と判明、胸の奥には枯れかけの南蛮煙管の花が #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT #ゲームブック #gamebook
— iSeekYou (@chaoszap) 2015, 12月 11
お、ハッシュタグだ。「 雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT」?
「瑠璃色」と言うフレーズを内包するゲームブックと言ったらこれしかないじゃん!
上記Tweet以外もかなり「雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT」と言う話題でタイムラインを賑わせていました。
事の発端はこのTweetがきっかけのようです。
ふと思ったのですが、ツイッターの世界には雑な説明で○○みたいのがたまに流れてきますが、コレ、ゲームブッククラスタでも流行らないかな……。 たとえば次のような。 #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT #ゲームブック #gamebook
— MANAT (@manat_) 2015, 12月 9
いいですねえ。筆者も参加してみることにしました。
このハッシュタグ盛り上がってますね。 #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT そうだなあ…。 歌が剣よりも強いバトルシステム
— Yoyogi Jotaro@ゲームブック (@yoyogijotaro) 2015, 12月 11
さあ、これは何でしょう? 当時は大人気で復刻版も出ましたのでわかる方も多いことでしょう。こちらですね。
戦闘が武器や魔法によらない、吟遊詩人として「歌をうたう」ことで相手を倒したり、良い方向へ導くシステムの登場は画期的でした。
このゲームブックがあったからこそ、筆者のこの作品は完成させることが出来ました。
感謝ですね。
では次の問題です。
あとは…。 異世界にあなたが召喚されて身体を奪われちゃうので、それを奪還するミッションのやつ。 #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT
— Yoyogi Jotaro@ゲームブック (@yoyogijotaro) 2015, 12月 11
はい、こちらは昨年復刻版が出版されたこちらです。
読者をゲームブックの世界観に引きこむの手法として素晴らしいですね。
違和感なくファンタジーの世界「ユルセルーム」に召喚されてしまいますよ。
魔法の書「メノン」によるマジックイメージを駆使し、ミスティックマークの運用やシンプルなバトルシステムなど、いま見ても大変進化したゲームブックです。
では次。
女神に見守られているシリーズ物。 #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT
— Yoyogi Jotaro@ゲームブック (@yoyogijotaro) 2015, 12月 11
もう、筆者は女神リーブラ大好きなんですよ。
とは言ってもこちらのことではなくて(ってかこう言う漫画もあるんですね)
ゲームブックの女神リーブラはこちらですね。
シャムタンティの丘を越えて (Adventure game novel―ソーサリー)
魔の罠の都―ソーサリー〈02〉 (Adventure Game Novel)
七匹の大蛇―ソーサリー〈03〉 (Adventure game novel―ソーサリー)
諸王の冠―ソーサリー〈04〉 (Adventure game novel―ソーサリー)
ソーサリーシリーズ四部作。
ゲームブックとしてはこちらが最高峰かも知れません。
魔法の呪文の書も大変素晴らしい完成度です。ミニマイトのジャンも煩わしかったり、とてつもないヒントを与えてくれたり。その他多くのトラップやイベントと仲間たち……。感動モンですよね。
さて、これはどうですか?
主人公が猫。 #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT
— Yoyogi Jotaro@ゲームブック (@yoyogijotaro) 2015, 12月 11
これは分かりやすいでしょうね。これしかないですよね。
にゃんたんのゲームブック (ポプラ社の小さな童話―にゃんたんシリーズ)
- 作者: 巻左千夫,岡田日出子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1987/02
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
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当時大変人気だったので、シリーズがかなり作られました。
漫画による物語展開で、バトルシステムの代わりに迷路やなぞなぞが与えられ、ゲームオーバーになっても少し物語を戻されたところでコンティニューという仕様は子供たちを夢中にさせました。
しかも大人が遊んでも十分楽しめるほどの完成度ですからね。復刻が望まれます。
いいですねえ名作ゲームブックは。
あと、他の方のTweetはこちらに纏められていますので、ぜひご覧ください。
「どのゲームブックだろう?」と考えるのは楽しいですよ。
その中で、筆者が一番ウケたのはこちら。
今頃になって原作者に「萌え絵になっとるッ!」とツッコまれる。 #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT #ゲームブック #gamebook
— MANAT (@manat_) 2015, 12月 12
それはもう、これしかないですよ。
Foreign publishers mostly used the original UK covers....until the infamous Japanese Deathtrap Dungeon cover. Huh??? pic.twitter.com/6Sa8ln6m04
— Ian Livingstone (@ian_livingstone) 2015, 6月 14
イアン・リビングストン先生の大ヒット作
「市のワナの地下迷宮」の復刻版
- 作者: イアン・リビングストン,空中幼彩,あっと
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 84回
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「デストラップ・ダンジョン」ですね。
入手したくてAmazonポチしたんですけど、新品はもう品切れで重版出来の予定はなく、Amazonから注文キャンセルの連絡が来ました。
これもう、プレミア価格になっていてこのエントリ執筆時点で2,854円と高額です。
流石にそこまでして買う気にはなれないので諦めました。
イアン・リビングストン先生は不服だったようですが、筆者はこのHJ文庫さんの「挑戦」は嫌いじゃないですね。
こう言う「変化」こそイノベーションを産むのです。多少失敗してもまたやり直せばいいだけのこと。
そう、それこそゲームブックの真髄じゃないでしょうかね。
14へ行っても、何度でもやり直せばいいんです。
14へ行け #雑な説明で何のゲームブックか分かったらRT
— カスタム (@custom712493) 2015, 12月 11
- 作者: ハービー・ブレナン,フーゴ・ハル,真崎義博
- 出版社/メーカー: 創土社
- 発売日: 2004/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 59回
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以上、北海道からでした。