日本のGDPは世界第3位なのか27位なのか。危機的状況を脱するにはヘイトスピーチや領土問題を封じ、諸外国の方を迎え入れてはどうか。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
本日ネットニュースを見ていたらこちらの話題が気になりました。
かなりヤバイですね。GDP世界第27位?
Google先生に尋ねますと、
↑こちらのサイトで見ますと、2014年のデータですが
一応は世界第3位。でも確かにアメリカの1/4、中国の半分以下です。これだけでもヤバイ。で、いろいろ調べていたら「一人あたりの名目GDP」と言う指標もあって、それだと
うわっ。確かに27位。ヤバ過ぎる。要するに格差が広がり、貧乏人が増えたと。
世界で最も成功した社会主義が失速し、全体のお金も減っていると言う危機的状況。
UAEはもちろん、香港にも劣る状況です。この事実を受け入れ、目を覚まさないとマズイですね。
この悲惨な状況をどうすべきか。偏差値50くらいの大学しか出てない筆者なりの見解を示します。
目次
アメリカ凄い
確かに一人あたりの名目GDPだとランクは11位ですが、無難なところじゃないですか。あれだけ多くの人口を抱えていてその位置につけているんですからね。
1位のルクセンブルクは人口約55万人ですから、単純比較は出来ないわけです。
ではなんでアメリカはそのGDPの位置につけているかというと……。
ここはちきりんさんのTweetを見てみましょう。
あたしが学生だったころ、日本の人口は1億ちょっと、アメリカの人口は2億ちょっとで、「だいたい倍」くらいの国だった。今やこっちは既にピークアウト、アメリカは人口が3億人を超えてきてる。「成長」というものを、どれくらい大事なものだと考える社会か、という違いなんでしょう。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 17
日本は、自分たちと異なる文化の人が入ってくるぐらいだったら、成長なんかしなくていいと思ってる人が多数派を占めてる。その多数派の人達は、「衰退」ってどういうことか、まだわかってないと思うけど。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 17
アメリカの人口はこれからの数十年で4億人に向かうことが予想されてる。しかも高齢化も進まない。先進国ではそんな国は他にない。もはや圧倒的。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 17
そんなん研究しなくても既にわかってます。ヒスパニックなど、出生率の高い移民を数多く受け入れているからです。 https://t.co/R4EZr4obVz
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 17
成長のためには、国も人も「変わること」を厭わないですよね。変われない人を支援するための教育、リスクをとって成功した人に与えられるインセンティブとしての低い個人所得税、変わりたい企業のために自由解雇ルールなど。 https://t.co/ViTVgik3rx
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2015, 12月 17
成る程……。変化し続けているからなんですね。
日本は変化を拒んだから、これだけ衰退しているのです。
もはや戦後どころではない
現状の社会システムの多くが未だ戦後の状況を引きずっているからでしょう。
バブル期は1991年頃まで続きましたが、社会は激変しています。
- 円安が終わった
- 社会主義国が崩壊した
- インターネットが開放された
- テクノロジーが進化した
- 少子高齢化が進んだ
円は戦後1ドル=360円の超円安の固定相場。その間自動車産業をはじめとするメーカーが輸出で外貨を稼いだわけです。
日本の家電メーカーの台頭も素晴らしかった。過去形です。今は韓国メーカーやダイソンに惨敗です。
ベルリンの壁が崩壊し、ソ連邦もなくなりました。中国も「資本主義は社会主義の役に立つ」とか言って香港・マカオ返還をスムーズに行いました。
その流れを汲み、「世界で一番成功した社会主義」と言われた日本も密かに崩壊していたんでしょうね。
ネット社会は競争社会。資本主義化が加速度で気に進んだ結果、日本はいろいろな海外メーカーに負け続けたのでしょう。
テクノロジーが進化により必要とされなくなる産業が次々に表れ、現に店舗で商品を販売するということがネット通販にどんどん置き換えられています。Amazonの台頭と言うわけですね。
そして少子高齢化。働く人が減り続け、年金受取世代が増え続けています。お金を生まない世代を、少なくなり続けるお金を生む世代が背負う構造。
これで貧乏にならないほうがおかしいですよね。
移民を受け入れれば良かった
もう、時既に遅しといった感があります。
過去には堀江貴文氏もちきりんさんも移民受け入れしかないと言う見解を示していました。
でも今は上記に述べたように日本は悲惨な状況です。
加えてアジアは経済発展しているので、わざわざ日本に来て賃金の低い職に就くよりは自国で働いたほうがお金を稼げるような世の中になってしまったのです。
実際フィリピンの方々は英語が得意なので、自国に居ながらにして日本人に英語を教えて稼いでいる方も多くいます。
もう、日本全体がオワコンなんじゃないかという危惧さえ筆者は感じます。
海外にモノ・サービスを売るしかない
もう、お金持ちはあんまり日本にはいません。貧乏な方が多いからです。
中国は日本人の人口以上の富裕層がいると言われています。
実際そうでしょう。今年の流行語にも「爆買」ってあったほどですからね。
なので、日本は海外との交流を円滑にしていかなくてはなりません。
日本でプロダクトやサービスを作り、海外に販売すると言うのが王道でしょう。
そしてわざわざ日本と言う国を選んで訪問してきてくれる諸外国の方々に、満足してもらえる商品やサービスを提供する必要があります。
それは他の人に自慢して広めてもらうほどのレベルの高さで提供することが望ましいと思います。
現に堀江氏の見解は、訪日客は増えると予想しています。
まだまだ伸び続ける。アジアから近いからだ。 訪日客、出国者を上回る 今年は45年ぶり逆転確実 - https://t.co/ZDaiNG34ta
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015, 12月 18
目を覆いたくなるような日本の壊滅的な状況を救ってくれるのはアジアをはじめとする諸外国の方々ではないでしょうか。
その状況を知れば、ヘイトスピーチなんて愚の骨頂でしかないことは明白です。
領土問題もすぐには解決しません。政治家や外交官レベルの方々にお任せし、国民レベルではそれには言及せず、多くの国々の方々を温かく迎え入れる必要があります。
さもなくば、日本を待ち受けている未来は夕張市のような財政破綻しかないと思えるのです。
以上、北海道からでした。