ゲームブックは海外でも盛り上がってきています。もはや「オワコン」「懐かしい」じゃなくて「斬新で」「流行している」と思う件。
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
ゲームブック発祥はアメリカやイギリスと言われています。
なのでたまにTwitterで「gamebooks」(複数形にするのがポイント)や「CYOA」、「InteractiveFiction」などで検索してみてください。
有益な情報が見つかると思いますよ。
海外のゲームブック事情が面白くなっているので報告します。
目次
ゲームブックリリースラッシュ
まず安定して大作をリリースしているのはこの3社。
Tin Man Games
↑9月1日に火吹山の魔法使いのPCゲームアプリをリリースします。
inkle
Sorcery! Part 4: The Crown of Kings - Official Trailer
↑9月15日頃にソーサリー4(日本名:王たちの冠、諸王の冠)のゲームアプリをリリース。
3MinutesGames
↑9月2日にLifeline第五弾「Crisis Line」をリリース。
こんな感じでリリースラッシュが続きます。
他にもゲームブックアプリメーカーや、ゲームブック作成ソフト、ゲームブック投稿サイトがあります。
海外のゲームブックサイト
www.cyoa.com
↑諸説あれど、この世に初めて出版されたのがアメリカのChoose Your Own Adventure, CYOAと言われています。
この出版社はCYOAを登録商標し、過去の作品から新作までリリースしています。
Choice of Games LLC
↑凄く熱心にゲームブックアプリ作成に取り組んでいる会社です。
とにかくクオリティにこだわって制作をしています。
プラットフォームもiOS、Android、Kindle、Windows、Mac、さらにLinuxでも。
Choice Scriptと言う独自のゲームブックプログラミング言語を利用して制作しています。
Click Your Poison Books
↑James Schannep氏の個人サイト。
ゲームブックをペーパバックやKindle版でリリースしています。
各作品のAmazonレビューは高評価です。
こちらもかなり昔から今まで続いていますね。
Delight Games
↑比較的最近できたゲームブックアプリ制作会社。
以前このブログのエントリでも触れましたが、Google Playでのレビュー評価が非常に高く、今後の動向に注目が集まります。
textadventures.co.uk
↑筆者も初音ミクのゲームブックを投稿した、ゲームブック投稿サイト。
QuestやSquiffyと言う制作ツールも提供しています。
ゲームブックのみならず、テキストアドベンチャーやインタラクティブフィクションと言う広い範囲で作品募集をしているのも特徴です。
Yarn
↑こちらはできたてホヤホヤのサービス。
スマホ用ゲームブック制作環境です。
外観も簡単に選べるのでいろいろなタイプのゲームブックが制作できそうです。
Lifelineの様なゲームブックも作れそうですよ。
アプリの評価も上々です。今後の注目株です。
Palm Tree Interactive
↑こちらも最近できたサービス。
ゲームブック制作環境を提供しています。
これでゲームブックスマホアプリをリリースできるみたいです。
日本は?
海外ほどじゃないですけど、それなりにありますので紹介します。
ゲームブック投稿サイト
GameBook.xyz – 人生と同様、ゲームブックは選択の連続
↑はい。すいません。
筆者の管理しているゲームブック投稿サイト、GameBook.xyzです。
閲覧・投稿無料です。ぜひ御覧ください。
pixiv
↑選択肢を選んで読み進めるだけなら、こちらのサイトのページジャンプ機能を利用するのも便利。
作品数は800近い(イラストも含む…!)ですから、多分日本で一番ゲームブックが発表されているサイトだと思います。
幻想迷宮書店
往年の名作を電子書籍版で復刻しています。
ドルアーガシリーズや魔人竜生誕などをリリース。
今後も復刻や新作リリースに期待がかかります。
SCRAP出版
↑謎解きゲームブックと言うジャンルを確立した出版社。
今秋に新作ゲームブック「ルネと不思議な箱」がリリースされるそうです。
今国産で一番人気は謎解きゲームブックで、様々な新作にも影響を与えているリーダー的存在です。
今後の活躍に期待がかかります。
まとめ
そんな感じでゲームブックは
懐かしい
と言うより
斬新
と言う局面に差し掛かっています。
世界的な流れでは書籍よりスマホアプリでリリースと言う傾向です。
いずれ日本でもそのような動きが出てくると推察されます。
以上北海道からでした。