ゲームブックを電子化にするメリットを制作者側からの視点で述べてみる。~(1)ユーザー行動の見える化~
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
Kindleでゲームブックを販売もしてます。
さて今回より数回はゲームブックを電子化することのメリットについて書きなぐっていきたいと思います。
ここで言う電子化とは、書籍に限ったことではなくIT化とほぼ同義で使ってます。
またメリットはユーザー視点ではなく、敢えて制作者側からの視点でまとめてみたいと思います。
では、どうぞ。
よろしくどうぞお付き合いください!
目次
GoogleAnalyticsをご存知?
このブログを閲覧する方の中にはご自身でもブログをしたためる方もいらっしゃることでしょう。
そんな折、自分のブログの訪問者はどれくらいなのか気になるのではないですか?
PVやトラフィック分析で定評のあるGoogleAnalytics。
それにより訪問者に関する様々な情報を分析できますね。
ちょっと話がそれますけど、筆者のブログの訪問者もいろいろな方がいらっしゃいましてね。
それなりに海外からも閲覧されていてビックリですわ。
なんと41カ国から訪問されています。
うーん、プレッシャー!
どうせ日本語読めないだろうと訝ってもGoogle翻訳で一応大意は掴めそうですからね。
迂闊なことは書けないですね。
ユーザーの行動の見える化
はい。
それで話を戻しますと、GoogleAnalyticsはレポートの行動の項目で
行動フロー
と言う詳細データを得ることが出来ます。
これによりどれくらいの訪問者がどの記事を辿っていったか、或いは離脱していったかが手を取るように分かるんですな。
つまりこれをゲームブックのパラグラフ遷移に応用すれば、
どれくらいのユーザーがどの選択肢を選んだか?
と言う素晴らしいテストデータを制作者が入手できるのです。
それってイノベーションじゃない?
これまで紙ベースのゲームブックでは、テストプレイヤーにどの選択肢を選んだかを聞くしかありませんでした。
そうなると、テストプレイヤーを募ったり、集計などの手間が半端ありません。
現実問題としてせいぜい数十名程度のサンプルしか集められないのではないでしょうか(やったことないですけど)
一方、電子媒体ならベータ版と表示してサイトに掲載しておき、Analyticsで自動集計ができるわけです。
これにより紙媒体のときとは比べ物にならないほどのデータサンプルが集まり、選ばれることの少ない選択肢の修正や、ゲームバランスや物語の展開での新たな気づきを作品にフィードバックが出来るのです。
ブログ形式で可能
特別にゲームブックのシステムとして、上記に述べたサービスが有るわけではありませんが、ブログやウェブサイトで十分代用が可能です。
ブログサイトを一つのゲームブックとして制作し、エントリを一つのパラグラフと見立ててAnalyticsを組み込めば上記のシステムは完成しますね。
(冒頭のパラグラフ以外はGoogleのbotに見つからないように隠しておくというような施策は必要でしょうが)
以上のような工夫で、アクセス数さえ多ければテストデータを収集するのは容易な時代になっているのです。
投稿サイトで反映できればね
まあ、以上のようなアイディアがあるなら、筆者の管理するゲームブック投稿サイトで実行すればいいんですけど、まだ実現できていません。
その辺はオイオイで。
すいません。
まとめ
そんな感じでよりユーザー目線のゲームブック制作は電子化によりイノベーションを起こせるのです。
以上、北海道からでした。