盲目にも関わらずストリートファイターⅤのプロゲーマーを目指すオランダの青年を応援しましょう。
こんにちは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
私は現在ゲームブックを制作してます。
それは、目が不自由で白杖を携える女子校生が、格闘ゲームのプロゲーマーを目指すというもの。
格闘ゲームを始めとするeSportsと言えば、動体視力や1/60秒単位の凄まじい反射神経や、駆け引きが要求される世界。
目が不自由なのにそのプロを目指すという茨の道のストーリーが、果たしてリアリティに耐えうるのかと私には葛藤がありました。
が、そんな心配は杞憂に終わりました。
リアルに目が不自由なのに、ある大会で優勝した方が居るのですから!
その記事を端的に日本語化したのが下記のTweetです。
「ストリート・ファイターⅤ」のトーナメントで、盲目の男性が優勝! 5歳で失明し、ゲームはできないと思っていたが、スーパーファミコンの「ストⅡ」が音だけでプレイできたらしい。とくに「Ⅴ」はサウンド・デザインがいいんだそうだ。https://t.co/KTrqPZRqwF
— 冨田健太郎 (@TomitaKentaro) 2017年4月3日
これに気付いたのはつい先程なんですが、私はショックでしたねー。
事実は小説より奇なりと言いますか。
先を越されたといいますか。
(しかも今更。4ヶ月は経過してますから)
それなりにゲームブックのプロットにはどんでん返しも盛り込んではいますが、自分はなんと考えが浅はかなんだと思わずにはいられませんでしたねえ。
まあでも、現実味を帯びたと思えば体裁はいいので、とにかく自分の作品も牛歩でもいいから書き上げようと思います。
さて今回のエントリでは、このオランダ青年の応援についてお伝えします。
目次
SVEN(スヴェン)
彼の名前はSven(スヴェン)
彼はオランダ出身で幼いころからビデオゲームに熱中します。
ところが彼は5歳の頃ガンを罹い、失明してしまいました。
彼はもうゲームができなくなると失望したそうです。
ストリートファイターⅡがスーパーファミコンでリリース
そんな時、スーパーファミコンでストリートファイターⅡが出ました。
これが音響が非常に優れていて、音だけで友達とゲームができたんだそうです。
すごいですね。
Sven本人はもとより、制作したカプコンも、表現し得たファミコンも。
彼はどんどんのめり込み、強くなっていきます。
大会で優勝
彼はこの春ストⅤの大会「ソニックブームⅣ」に参加しました。
彼はケンを使っています。
竜巻旋風脚で相手の懐に飛び込み、昇龍拳や投げの連続技に持ち込むコンボを得意としています。
かと思えば間合いを取って波動拳で牽制し、相手の隙を伺います。
たとえ自分の体力が残りわずかでも悠然と立ち向かい、最後まで戦い抜くさまは勇気をもらえますね。
その結果見事優勝。素晴らしいことですね。
応援しよう
それで私もSvenの事をいろいろ調べてみました。
現在大会参加の経費を捻出するために、募金を募っています。
私はhttps://www.gofundme.com/help-sven-the-blind-street-fighterの方で募金しました。
なけなしの10ユーロですけどね。(申し訳ない)
とりあえず目標が3,000ユーロ、日本円で40万程度ですからそんな大金ではないです。
プロゲーマーになるには大会遠征や様々な経費がかかりますからね。
私も彼の行動は自分のゲームブック制作に非常にインスパイアされますので、謹んで募金させて頂きました。
皆さんもぜひどうぞ。
まとめ
そんな感じで、今回私は「事実は小説より奇なり」と言うのを身をしみて噛みしめることができました。
皆さんも何か行動を起こそうと思いつつ、怠けたり躊躇っていると、追い越され取り残されていきますよ……。
頑張って自分を奮い立たせましょう!
以上、北海道からでした。