代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

ヒッチハイクする方に車を運転するドライバーとしてちょっとアドバイス的な事を少々

こんばんは。本日は所用で車を運転しました。

筆者はこんな書籍も書いていますが 

車を運転すると言うこと

車を運転すると言うこと

 

 

車の運転歴はそれなりに長いです。

そんなとき、今日はヒッチハイカーを見かけました。

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※写真はイメージです

交通の激しい片側二車線の国道沿いで、この写真とはちょっと異なり、「○○方面」と大きく書かれたPOPを持って立っていました。

筆者としても興味を惹かれ、目的地までは行かないにせよ途中までは向かいます。

なので途中までで良ければ乗せることは可能なんですけど、結局通り過ぎてしまいました。

何故なのか。

そのときのドライバー側からの気持ちを述べさせて頂きます。

そもそも、そんな交通の激しいところで止まることは無理なんですよ。

商売で運転しているタクシーと同じ感覚で思われたら困るんです。

別に運転技術云々ではなく、「車は急に止まれない」んです。

物理的なことじゃなくて交通安全上の問題です。

車を運転しない方もご存知かと思いますが、交通の激しいところではみんな時速60キロを超えて運転してます。

そうです。違法です。でも何か惰性でみんなオーバーするんですよ。

というのも下手に制限速度を守ると、無理に追い抜かそうとする車が必ずと言っていいほど現れるので却って危険なんです。

実際Googleの自動運転でも制限速度を順守せず、状況によってスピードを出したほうが事故率が減るという統計を得ているそうです。

なのでそんなスピードで走っている中、止まると言うのは急ブレーキでなくとも後続車に迷惑がかかり、追突や、迂回しようとして他の車両同志がぶつかる危険性があるのです。

ドライバーの身としては当然そう言う事も踏まえながら運転してるんです。

「乗っけてってあげたい」と言う思いと「事故になるかも」と言うリスクを天秤にかけます。

でもスピードも出てますし、通りすぎるのは一瞬。

考えている間にやり過ごしてしまった、と言うのが実のところなんです。

なので、交通があまり激しくないところの方が乗っけてもらえる可能性が大なんです。

堀江貴文さんはその著書ゼロでヒッチハイクをした事を綴ってますが 

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

 

ちょっとネタバレしちゃうと、「高速のパーキングエリアが狙い目」と言ってます。

そのとおりだと思います。

ドライバーが運転という事故や死と関わりあうリスクがなくなり、一息つけ、考え事をする余裕のある時がパーキングエリアなのです。

先程述べたように、「乗っけてあげたいな、どうしようかな~」と考える暇もなく通りすぎてしまう事もなく、じっくりとヒッチハイカーの話を聞くこともできるし、自分でゆっくり考えることが出来ます。

堀江さんはこう言う、他の人が気付かないことに気づくことができるという点で、起業を得意としているのでしょうね。

高速道路が通っていないようなところでのヒッチハイクはどうしたらよいか?

筆者だったら、ドライバーの立場としてヒッチハイカーを載せてあげようか相談に乗ることができる場所はコンビニです。

長距離で必要なのはトイレなんですね。或いは休憩とか目を覚ますためにコーヒーやガムを噛むとか。なのでコンビニは良く利用します。

で、できればドライバーの様子をみて、トイレや買い物が済んだタイミングで話しかけてきてくれるのが嬉しいです。

自分の用事が済む前に話されても、トイレを我慢しているような時は御免被りたいですものね。

そういうようにして欲しいときは相手の立場を少し考慮するといいですよね。

さらには乗せてあげるとなった時に、「気持ちばかりですが、コーヒーでもいかがですか」って言われるとお互いにメリットが有ると思いますね。

感謝を形にして受け取るという意味以上に、コーヒーは大変ありがたいです。長距離ドライブは眠たくなることもあるのです。目をさますのに重宝します。

乗る方はあまり考えないかもしれませんが、ドライバーは人の命を預かるのです。万が一の時のリスクは計り知れないんです。

コーヒーはそんなドライバーの心理的負担を理解し、少しでも安全運転してもらおうという配慮の象徴なんです。

金額にして100円位。タクシー代と比べてどうですか?

ドライバーも金額で乗せてあげるわけじゃないですよ。

「どれだけドライバーの立場を考えてくれるか」が嬉しいのです。

以上、参考になったでしょうか?

もっとドライバーの気持ちが知りたければこちらもどうぞ。

 ↓

車を運転すると言うこと

車を運転すると言うこと

 

 

以上、北海道からでした。

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