Word・Excel不要! 50円で綺麗な履歴書をパソコンを使って作る方法 その1:GoogleSheets
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
学生さんは就活でお忙しい頃かと思います。
最近の若い方はパソコンに不慣れな方も多いかと思います。
いまだに手書きのほうがいいと言う議論もありますが、絶対にパソコンを使ったほうが効率がいいですよ。
今ならWordやExcelが無くてもネットに繋がる環境があれば格安で容易にできてしまいます。
学生さんにかぎらず、転職をお考えの方にも朗報です。
参考までにご紹介したいと思います。
目次
履歴書はパソコンで
未だに手書きの履歴書に拘る方もいますが、圧倒的にパソコンの方が楽です。
読む人のことを考えれば、綺麗な方が読みやすいのでお薦めです。
いるもの
- パソコン
- インターネット環境
- SDカードやUSBメモリなど
- スマホかデジカメ
- 糊(郵便局にある事が多い)
- 定規
- カッター
- Googleアカウント
もし、Googleアカウントをお持ちでなければ作成しておいて下さい。
https://accounts.google.com/signup
テンプレート入手
Googleの検索画面で「履歴書 Excel テンプレート」と入力すると多くのサンプルが提示されます。
それをダウンロードしておいて下さい。
WordやExcelが無くても大丈夫。
Googleアカウントがあれば利用できるGoogleDocsやGoogleSheetsがその代わりとなります。
テンプレートはいくつか入手してみて好みの物をお使い下さい。
個人的にWord版よりもExcel版の方が、GoogleSheetsでページのズレなどを修正しやすいので、Excel版がおすすめです。
GoogleDriveにアップロード
https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/
上記アドレスでGoogleDriveにアクセスして下さい。
英語ばかりで戸惑うかもしれませんが、大したことはありません。
MyDriveと書かれているところをクリックし
Upload files…を選びます。
ファイル選択画面になるので、先ほど入手したExcelファイルを選択。
すると画面右下に上記の表示が出ます。
Excelの履歴書のテンプレートがGoogleDriveに保存されました。
それをクリックすると、上記の様に表示されるかと思います。
画面上の方に「Open with」をいう欄がありますから、クリックして「Google Sheets」を押すと
暫くこのようなアニメーションが表示された後、
ブラウザ上にExcelみたいなアプリケーションが展開されます。
英語表記なのが玉に瑕ですが、無料でExcelと殆ど同等の機能が使えます。
図形描写が多少苦手なので、「男・女」や「昭和・平成」のマルつけは手書きで行いましょう。
Wordの代わりのGoogleDocs、Excelの代わりがこのGoogleSheetsです。
このシリーズはGmailとも相性がよく、GoogleDrive内に自動保存してくれます。
↑このように「All changes saved in Drive」と表示されたら上書き保存されています。
やり直したければ「Ctrlキー」を押しながら「zキー」を押せばひとつ前の作業状態に戻ります。
さらにもっと細かく戻りたければ、「All changes saved in Drive(文章が異なっていることもあります)」のところをクリックすれば変更履歴が残っており、好みの状態まで戻すことも可能です。
更に凄いのは同じファイルを複数の人員で修正していくことが可能なのです。この辺は機会があれば皆さん試してみてください。
印刷プレビュー
常にGoogleDriveと言うクラウド上にファイルが保存される形になるので、印刷するときはダウンロードします。
ここでは印刷に一番適したPDFファイル形式でのダウンロード方法を説明していきます。
「File」と表示された場所をクリックして下さい。
次に「Download as」をクリックして「PDF document(.pdf)」を押して下さい。
PDFファイルの設定画面になります。
「Paper size」の所を押して下さい。
好みの紙の大きさを選択しましょう。
最も多いのはA4サイズですよね。
次にレイアウトです。
「Layout」のところで「Fit to with」と「Portrait」を選んで下さい。
横幅を合わせて、縦を選んだ形となります。よければ「Export」を押します。
まだ未記入の履歴書ですが、一度PDFでプレビューしてよかったですね。
セル自体の枠線(グリッドライン)が残っているし
右端の枠が壊れているし
ページが一つに収まっていません
これを一つ一つ修正していきます。
修正方法の一例
まずセルの枠線を消すには「View」のメニューの「Gridlines」のチェックを外します。
枠線は枠線を引きたい箇所をドラッグして選択しておき、上部の枠線ツールで、この場合は右側の境界線を選びます。
太線と細線の区別がExcelにはありますが、GoogleSheetsにはない様です。実際完成したPDFでは同じ太さになっていますので気にしないようにしましょう。
ページを一枚に収めたいので、「学歴・職歴」の欄を一行消しましょう。
この例では21の行を消すことにします。
21を右クリックしてメニューを開き、「Delete row」で一行分消すことが出来ます。
これで晴れて無地の履歴書(一枚目)が出来ました。
後はGoogleSheets上で実際に必要事項を入力していきます。
「学歴・職歴」や「以上」を入力する際に「真ん中寄せ」や「左寄せ」が必要になりますね。
それは上図のアイコンをクリックすると該当する表示形式になります。
あと、今回のテンプレートでは「保護者記入欄」がありました。
殆どの方は不要だと思いますので「採用側記入欄」や「メモ」に変更することをお勧めします。
該当箇所をドラッグして選択し、デリートキーで文字は消えます。
あとは枠線を選ぶツールで一度全て消してから、外枠を選ぶと良いでしょう。
あと補足として、セルの枠線(グリッドライン)は消さなくとも、PDFをダウンロードする際に「No gridlines」にチェックを入れておけば、生成されるPDFにグリッドラインは表示されません。
その方がやりやすいかと思います。
では長くなりましたので、続きはその2でご紹介します。
以上、北海道からでした。