こんにつわ。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
今回は作業服専門店で働いていた時の事をお伝えします。
目次
客層
お客さんはいわゆるブルーカラーの人しかいません。
なので結構怖いかなぁと思っていたのですが意外にも人懐こい人が多いです。
非常に話しかけやすく、お客さんの方からも頻繁に声かけをしてくれました。
一口にブルーからのお客さんと言ってもそれは多種多様。
ものすごく寡黙な侍のようなお客様もいれば、すごく若くて少年のような純粋な心を持った方もいました。
何だかホストクラブにいそうな感じの人もいるし。
フツメンの男性客でも付き添う女性かなり美人ですよ。
力仕事や運動能力が高いとメスの本能が刺激されるんでしょうかね。
流石に筆者の様なひ弱なタイプはいませんでしたね。
(そういう筆者も小売店で働いているときは筋肉ありましたけどね)
私が出会った限り、本当にクレーマーと言えるお客さんは皆無。
むしろコンビニでの酔っ払いや、大型量販店に来るクレーマーの方がよっぽどおっかないと思います。
ネット通販ではやたらとエリート意識の高そうな嫌味な方も多いですしね。
非常に面白いですよ。興味深く思いました。
粋な行動
例えば電動工具を得るような場合。
量販店では展示品しかない場合は基本的には値引きするもの。
ところが作業服専門店に来るようなお客さんはまずそういう交渉はしません。
すぐに使う必要があることと、使い方が激しいので一日で傷がつくので
傷一つつけずに使う
という発想がないからです。
お客さんを端的にいうと「粋」ですね。
気風がいい。
時代劇に出てくるようないきいきとして凛とした方が多いのです。
お金も使う
そして彼らの給料は庶民と言うレイヤーでも高給な方です。
来店客には経営者として工務店を切り盛りする方も大勢います。
そういう方々は雇っている従業員のためにたくさんの作業服をまとめ買ってくれるお客さんがいました。
お客さん同志仲がいい場合もあり、店でばったりと出くわして私を含め3人で楽しい会話につながることも多々ありました。
Bさんが来なくなったのは?
そんな折り、ごく親しいお客様の一人(Aさん)が来店されました。
そしてもう一人の親しいお客様(B)について私に伝えたいことがあるからと言ってやってきました。
実はあいつパクられてさぁ。
私は一瞬耳を疑っていました。
パクられたって言うのはどういう意味なんだろう?
いや、知ってますよ。
思考回路が拒絶したんですよ。
事実だと認識したくなかっただけです。
そういえば以前、ものすごくシーンとした場所からBさんが電話をかけてきてくれたこともありました。
身内に不幸があり、頼んでおいた商品の引取が遅れる
と言う内容でした。
あのときも捕まってたのかもしんない。
そして今回は注文していた商品をキャンセルしてくれと言う主旨です。
「丈太郎さんに悪いと言っておいて」とも言われたんだわ
わざわざ筆者のことを気遣い、Aさんに頼んでまで私に伝えてくれたのです。
よっぽど自分の方が大変な目に遭っているのに筆者を慮る気配りに
嬉しいような
いやでも法律に引っかかるのはダメでしょ
と言う複雑な思いが交錯しました。
Aさんは
ま、あの人もいろいろやってるからねえ
斜め遠くを見つめるような眼差しで言ったことを今でも覚えています。
まとめとCM
法律に触れる事はダメですけど、人柄的には非常に素晴らしい方ばかりだったことを懐かしく思います。
そんなブルーカラーの若者を主人公にしたゲームブックがこちらになります。
価格は200円(このエントリ執筆時点です。そのうち上がる予定です)
よろしくどうぞ。
以上、北海道からでした。