Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

「Lifeline」によく似た「Stranded」をプレイしてみました。主人公は金を強奪し警察に追われ砂漠の上をさまよう犯罪者。なぜそうなった?

こんにつわ。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

日頃海外のゲームブックやインタラクティブフィクションなどのアドベンチャーゲーム情報を収集しています。

筆者が今イチオシのゲームブックはLifelineシリーズです。

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Lifeline Game

こちらのゲームの特徴は 

  • 主人公タイラーが宇宙空間で遭難する
  • 唯一通信が届いたのがあなた
  • 生死に関わる極限状態の彼を救えるだろうか?
  • ゲームは全てSNS風のテキストのみで展開
  • 読者は二択で物語を進める

となっております。

また最大の特徴はタイラーが取り込み中になると通信が途絶え、しばらくすると通知で知らせてくれると言う演出の存在です。

まるで実在する人物のような挙動を楽しめるのです。

これがユーザーの心を捉え、架空の人物であるタイラーの人気に火がつき、ファンの間で想像でイラストがTwitterに投稿されたり、ファンサイトができたりしているのです。

ホントかどうか今ひとつソースが見つけられないのですが、「30カ国以上ゲーム部門でランク1位」の大人気ゲームだそうです。

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スト2がヒットしたら他社が対戦格ゲーをこぞって作るとか、スーパーマリオが流行ればその類のアスレチックゲームが流行ったりとかするので

Lifelineのパクリゲームがそのうち出るだろうなあ

と思っていたら、ありましたよ。

www.tstory.me

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TrueStory社の制作したStrandedです。

このメーカーはゲームブックの制作に特化したスタートアップです。

今回の作品はゲームブックのXYZZY賞を受賞した作家Chandler Groover先生によってシナリオが書かれたとのことです。

このXYZZY賞というのもよくわからんのですけど、結構伝統的な海外のゲームブックコンテストの様ですね。

では早速見ていきましょゥ。

 

目次

Lifelineとの関係は?

システムやゲームの挙動が酷似してますからね。

ライセンス上どうなのかな、という疑問はありますが、こちらを制作したTrueStory社のTwitterでLifelineのTweetをRTしているので

仲が悪いとか、揉めているということはなさそうです。

業界を盛り上げるためには互いに切磋琢磨する環境が望ましいので、筆者としてはStrandedを歓迎したいです。

物語の背景

主人公はSam(サム)と名乗る人物。

どうやらサムは手違いがあってかボスと思っていた人物に騙されたようなんですね。

強盗して50万ドルを持ち逃げしています。

米ドルだと仮定して現在のレートで約5114万円。

まあまあの大金ですね。

10万ドルであれば札束の重さはハンディになりませんが、微妙な量ですね。

50万ドルはちょっとかさ張るし、割りと重たい。

それを持ってなぜかサムは砂漠の中。

そして銃社会アメリカを象徴するように武器も所持しています。

警察に追われ、ボスにも追われ、砂漠で獰猛な野生動物と戦い、飲食に困窮する過酷な中で果たして主人公は生き延びることが出来るでしょうか?

導入が雑

グラフィクスも音楽もサウンドも抜群ですよ。

本家Lifelineシリーズに引けを取りません。

むしろ優れているほどです。

でもちょっと冒頭が強引すぎるんですよね。

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私たちは成果により報酬を頂戴します。 

  • 何てツイてない、こんなところで立ち往生だ。
  • タイヤのひとつが平らじゃない。 簡単すぎることじゃん、そうだろ?
  • 二つパンクだ! ポン! バン! そんな感じさ。
  • おう、俺はサムだ。 俺の言っていることが通じているか? 

ツイてないって、犯罪犯したから因果報応でしょ。

移動中にタイヤがパンクして困っているから呼びかけているって、何か勝手なやつ。

こちらが助けるか否かはこちらの自由でしょって感じなんですよね。

もうちょっとこちらのモチベーションを上げて欲しいなあ。

性格悪い

この通りサムはアウトローです。

強盗を働くくらいなんですから性格がちょっと悪目です。

助言をするユーザーには敬意を払ってくれている感じはあるのですが、結構口論に発展したり、自分の都合ばかり押し出したり、悪い感じのヤツなんですよね。

まあ、Lifelineシリーズの主人公が良い子ちゃんばかりなので、差別化のためには仕方ありませんが、魅力のある悪人に仕立て上げてほしいですよね。

例えば金を使う用途が不治の病に侵されている家族のためで強盗はやむを得なかったとか。

私利私欲のためじゃなくて、人のために犯罪に走ったり命を張るということであれば、ユーザーも思わず手助けをしたくなるんじゃないでしょうか。

まあ、その辺のところは目をつぶって話を進めて下さい。

一見やなヤツで、物語の終盤で

物凄い良いヤツだった!

って言う展開なんじゃないかと期待しております。

雰囲気はいい

世界観を感じて頂くために丁度いい、GIFアニメがあるので貼っておきます。

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生きるか死ぬかのストーリー

ヒャッハー、蛇の(舌の)動きと砂塵が舞う様子が見事ですねえ。

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砂漠を横断せよ

ヘリコプターに雷ですよ。

追い詰められる感半端ない、大迫力ですね。

 

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ジャッカルから逃げろ

サムはジャッカルと言うボスからも追われています。

砂漠の極限状況と警察とジャッカルの追跡から逃れるなんて過酷ですね。

もう、何やらかしたんだよ?

物語の途中で

サムが随時状況を知らせてくるので、それに対して二択でユーザーは応えます。

ゲームにはミッションがあり、最大のものはサムの生還ですが、冒険の途中でも細かいものがあります。

それはアチーブメントと呼ばれるももの。

日本語訳すると「成果」とか「業績」と言う意味です。

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↑冒険をしているとこのようにイラストが出てきます。

何らかの困難を乗り越えると獲得できます。

それで何かこれ全部で16種類あるそうです。

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全部見つける事もまたゲームのミッションの一つです。

ただこのアチーブメントってやつは狙って獲得できる様なものでもなく、困難な状況にうまく対処できるとゲットできるので試行錯誤が必要ですね。

日にちの概念

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結構このゲームで斬新だなあと思ったのが日にちの概念。

このようにサムが就寝して目が覚めると次の日になります。

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↑日にち単位で物語をやり直すことが可能です。

現在のところ、会話単位で戻す事はできないようです。

Sam is busy

前述の通り、Lifelineは主人公が取り込み中になると通信が途絶えます。

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Strandedも同様に「Sam is busy」となり、通信が途絶えます。

しばらくすると、スマホの通知機能で通信が再開されます。

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↑このように、待受でも通知が表示。

Lifelineではこの画面で選択肢を選ぶことができましたが、Strandedではその機能はありませんので、アプリを起動して下さい。

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↑スマホ操作中でもこの通り。

この様は実在する人物とSNSのやり取りをしている挙動にそっくりです。

あとLifelineではバッドエンドでも一度ゲームオーバーになれば高速モードを選ぶことができました。

取り込み中や通知を待つのが煩わしいと言うユーザーにおあつらえ向きの仕組みなんですが、Strandedにはそれがないようですね。

まとめ

そんな感じで

  • 主人公の性格
  • 機能面
  • 英語版しかない

と言う点では若干Lifelineより劣化感は否めませんが、ストーリーや襲いかかる困難を切り抜ける選択肢は遊びごたえありますよ。 

アチーブメントや日にちの概念もLifelineにはない新たな試みです。 

音楽や音響のセンス、たまに表示されるアチーブメントのグラフィクスなど優れた面も多いです。

Stranded.

Stranded.

  • Vladimir Shabanov
  • ゲーム
  • ¥120

かなりの良作なので是非プレイしてみて下さい。

英語の勉強にもなりますよ!

 

以上、北海道からでした。 

 

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