ゴルゴ13×養命酒コラボも第四弾! これもゲームブックの一種では? 圧倒的コンテンツのゲームブックなら売れるかも
最近ゲームブックの話題がネットでもチラホラ散見されます。いい傾向です。
筆者はゲームブックも好きですが、島耕作やカイジくん、ジョジョやゴルゴ13などの漫画も大好きです。
その割にはこんな企画が出ていたのにも関わらず、今日になってはじめて知ったサイトがありました。
あの、ゴルゴ13×養命酒コラボが今年も勃発ぅー!!
ご存じの方も多いと思いますが養命酒の販促で、もらってもちょっと困る『養命酒が入るアタッシュケース』が当たる話題のキャンペーンです。
(※注 もちろんウレタンクッションを外せば普通のアタッシュケースとして利用可能。5000万円入れても良いことでしょう。下の写真は5000万が入らないと訴えるフリー素材モデルさんです)
もう、今年で4回目なんですね。
それにしても、毎年楽しみにしていた割には既に5日も経過していたとは、ゴルゴファンとして不覚ッ……!
さて、このキャンペーンではあのゴルゴ13にとある『依頼』ができます。
その中身とは……!?
一見フツーの『体調の問診』みたいなモンなんですけどね。
これがなかなか侮れません。
※ゴルゴ13疲労のうめき 偽りの胃腸バーニング|養命酒製造株式会社 より
7つの質問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」で答えていくと、読者の体調レベルが(恐らく)13段階で分かるというもの。
1段階は健康で、13段階ともなるとゴルゴに叱られてしまいます!
これは……選択肢を選んで13種類のエンディングのあるゲームブックとして考えることができるのでは? と筆者には思えてしまいます。
なので、13種類全部みたいな~とやってみましたがなかなか思うようにいきませんネ。難しい。(※ちょっとズルして全部見ましたけどね。筆者も暇人ですね)
いやあこの作品、ゴルゴ13の世界観をよくわかっていて、とっても面白く体調判断ができます。
結局は『養命酒を飲め!』って言うオチなんですけど、本当にゴルゴファンの気持を掴んで離しません。よく出来ています。
筆者は去年まんまとアタッシュケースの応募をしてしまいましたが、今年も危うく応募してしまいそうなくらいです。
さて本題です。
ゴルゴのゲームブックが出たら売れるのでは?
最近売れたゲームブックとしては
人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される (脱出ゲームブック)
- 作者: SCRAP
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 81回
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都会のトム&ソーヤ ゲーム・ブック 修学旅行においで (YA! ENTERTAINMENT)
- 作者: はやみねかおる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: Kindle版
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七つの大罪 ゲームブック 迷いの森の冒険 (KCデラックス ラノベ文庫)
- 作者: 藤浪智之,鈴木央
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/17
- メディア: コミック
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上記のように、人気コンテンツから派生したものが人気となっています。
ゴルゴ13なんて、読んだこともない人ですら知っている超大型コンテンツですから、ゴルゴ13の描きおろしゲームブックが出来たとしたら ヒットするんじゃないかなあと思うんですけどね。
実際さいとう・たかをさんの作品でゲームブックは既に発行実績がありますし、さいとう・たかをさんも「うん」って言ってくれないかな……。
沢山のパロディがネットやテレビに溢れるゴルゴ13なら、最高に面白い作品が幾通りも考えられることでしょう。読者が危機に遭遇し、ゴルゴにボディーガードを依頼すると言うストーリーとか、読者がゴルゴを演ずるとか、なかなか楽しめそうですね。
「用件を聞こうか」と言ってくれたりとか、「メールで依頼する」と言う選択肢を選ぶと「メールでは困る」と返信があるとか、「握手する」と言うお約束の選択肢があってもいいでしょう。
(もう、「後ろに立ってみる」とか「賛美歌13番を動画サイトに投稿する」とかいろいろ思いついちゃうなあ……。後ろにたっても何の反応もなければそいつは偽物、と言う判断基準になりますもんね)
人気コンテンツのゲームブックを出したらいい、と言う点においては
われらが日本も、ゲームブックブームのとき『北斗の拳』ゲームブックとか出せばよかったのに。特にキング編はケンシロウも無敵じゃないのでゲームブック向けだと思う。 きみは、手に入れた『種もみ』を食べててもよい(体力点が回復する)し、老人の墓前に蒔いてもよい。
— 藤浪智之 (@tokeneko) 2015, 6月 24
ゲームブック作家の藤浪先生も『北斗の拳』ゲームブックを出せばよかったのにとおっしゃっています。
すでに知名度のあるコンテンツ派生型のゲームブックがまた現れることに期待したいところです。
いや、何なら筆者が挑戦してもいいんですけど、著作権がねー。どうしたら良いのでしょうか。
ま、いろいろ考えて出来そうならやってみたいと思います。
以上、北海道からでした。