グランブルーファンタジーの公式ゲームブックが12月4日に発売! って言うから期待したけど、ゲームブックファンとしては残念です。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
Twitterのタイムラインを閲覧しておりましたが、こんなニュースを発見!
ほほう。ゲームブックが創刊!
以前に七つの大罪のゲームブックとか
七つの大罪 ゲームブック 迷いの森の冒険 (KCデラックス ラノベ文庫)
- 作者: 藤浪智之,鈴木央
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/17
- メディア: コミック
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最近では青鬼とか
そして12月にはいよいよ進撃の巨人のゲームブックが発売とあって
進撃の巨人ゲームブック ウォール・ローゼ死守命令850 (KCデラックス 児童図書第一出版)
- 作者: 藤浪智之,諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人気コンテンツのゲームブックは商業的に手堅いので、人気ゲームの「グランブルーファンタジー」のゲームブックが出ると言うのは、ゲームブック業界としては暗闇に光が差したかのような非常に嬉しい気持ちになりましたが……。
よく見ますと
「グランブルーファンタジー」公式ゲームブックが発売決定。創刊号「GRANBLUE FANTASY Chronicle vol.00」が12月4日より販売に - 4Gamer.netより引用
どこにも「ゲームブック」の文字がない!
つまりゲームの攻略本とか、ファンブックとか、大百科って言う位置づけでしょうが!
これはガッカリでしたよ(T_T)
目次
ゲームブックの定義
はい。言葉を間違えています。
今のところウィキペディアにもゲームブックは下記のように載っており、
ゲームブック (Gamebook) は、読者の選択によってストーリーの展開と結末が変わるように作られ、ゲームとして遊ばれることを目的としている本である。媒体により[疑問点 ]「アドベンチャーゲームブック」・「アドベンチャーブック」とも呼ばれる。
Google先生もゲームブックは火吹山を筆頭にあげてくれます。
そうです。こんなのがゲームブックって言うものなんです。
民主主義って言葉さ
でもですね~。言葉ほど民主的なもんはないんですよ。
あの池上彰先生もこの書籍で言及しています。
池上彰のニュース そうだったのか!! 1 日本人なら知っておきたい「実はみんな知らない日本」
- 作者: 池上彰,「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/09/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ここで「白夜」って何と読みますか。
本来「はくや」で良いんですって。でもそれで読むと「びゃくやじゃねーの」って突っ込まれますよね?
現在正しくは何と発音しますか?
どっちでも良いですけど「びゃくや」が望ましい雰囲気になってません?
何でそうなったのか? それは池上先生の著作を読んでいただくとして、今は「びゃくや」派が多いために「びゃくや」が定着したんです。
間違えた発音のはずなんですけど、影響力のある方やメディアが言っちゃうと、それが正しくなることもあるんですね。
なので、筆者はゲームブックを広めたいと考えていますけど、ゲームブックと言えば先に述べた「ゲームに関する情報満載の書籍」を表す様になってしまうかなあと言う危機感を持っています。
池上先生も「言葉は多数決」と民主的なものだとしています。
ゲームや書籍は応援したいけど
以上の理由で、筆者としては先程の書籍が「ゲームブック」と言う名前で広められるのは大変に遺憾です。
もちろんグランブルーファンタジーに対してはヒットしているので素晴らしい作品だと言う認識を持っています。
そのゲームのファンブックの刊行はファンにとっても出版社業界にとっても大変嬉しい取り組みだと言う評価もしております。
でも、ゲームブックの意味は現在ウィキペディアもGoogleもその意味を含んでいません。
単にAmazon先生が分類でゲームブックと攻略本を一緒のカテゴリーにしているだけです。
Amazon先生だって別物という区別はしています。
千葉県や埼玉県は、東京と同じ関東だけど、東京じゃないでしょう?
ぜひとも区別して下さい。
作りますか?
あと、個人的に私で良ければ「グランブルーファンタジーのゲームブックを作ってよ」って言われたらタダでも作りますよ? ゲーム一度もしたことないですけど、筆者は知識殆どゼロの状態から初音ミクのゲームブックなら作ったことがあります。
ゲームブックと言われてウィキペディアの定義で受け止めたファンからの要望が溢れんばかりに来た際はぜひ前向きにご検討下さい。
以上、北海道からでした。