進撃の巨人ゲームブック第二弾「女型巨人を捕獲せよ!」をプレイして思ったことを書いてみます。
こんにつわ。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
現在こちらのゲームブックをプレイ中です。
進撃の巨人ゲームブック 女型巨人を捕獲せよ! (KCデラックス)
- 作者: 藤浪智之,諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まだバッドエンドしか迎えていないのでレビューではありませんが、思いついたことを書いてみたいと思います。
目次
特徴
このゲームブックは↓前作の続編です。
進撃の巨人ゲームブック ウォール・ローゼ死守命令850 (KCデラックス)
- 作者: 藤浪智之,諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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共通する特徴は
- マップを見て往来し情報収集する
- 途中の分岐で物語の展開が大きく変わる
- 親密度と言うパラメータがエンディングを決める要素となる
- 謎解きが散りばめられていて流れに大きな影響を与えている
- 原作を尊重した流れで、ifを体験出来る仕様
となっております。
そのため制作には著しい制限があり、世界観やキャラ特性を活かさなくてはならないため、大変困難であった事でしょう。
それを見事作品に昇華している点は特筆に値します。
初見者には敷居が高いかも
ただ逆に言えば、恐らく原作を知らないと物語に入り込めないと思います。
とりわけ主人公エレン・イエーガーの能力が全面的に取り扱われている点は、初見者には目ん玉が飛び出るほどの衝撃であろうと思います。
筆者は原作を敢えて読まずに↓こちらの作品を読んで楽しむことは出来ましたが
七つの大罪 ゲームブック 迷いの森の冒険 (KCデラックス ラノベ文庫)
- 作者: 藤浪智之,鈴木央
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/17
- メディア: コミック
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進撃の巨人ゲームブック 女型巨人を捕獲せよ! (KCデラックス)を原作を知らずに読んで楽しめたかどうかは疑問に思います。
作品の世界観やキャラの多さ、人間関係が複雑ですからね。
知識なしに読むと、あまりの突発性について行けないのではと危惧します。
そして道中では、「親密度」や「殺戮度」や「キーナンバー」と言ったパラメータの管理を読者がしなければなりません。
これはちょっと大変ですよね。
なので今回のこのようなゲームブックこそ、紙媒体じゃなくてアプリで出せばいいのになあと思います。
既にあります
漫画でかつアプリで提供されるゲームブックは既にあります。
↑ご覧頂ければお分かりの通り、漫画を読み進め、要所で選択肢を選ぶ仕様です。
途中でバトルイベントがあり、対戦格闘ゲームのような楽しさを盛り込んでいます。
できればスマホで閲覧しやすいように縦スクロールだとより良いですね。
これを応用して進撃ゲームブックを作っては?
原作を活かした内容であれば、原作の漫画のコマからかなり流用出来そうですよね。
不足分を漫画家さんが追加で書き下ろせばいいと思いますし。
ウエブアプリなら「親密度」や「殺戮度」や「キーナンバー」などのなどのパラメータ管理は自動でできますし。
選択肢を選ぶのも、ユーザーはボタンクリックで行けます。
まとめ
でも変な話ですけど、アプリになった途端、マネタイズが難しくなるのです。
電子書籍だと
進撃の巨人ゲームブック 女型巨人を捕獲せよ! (KCデラックス)
- 作者: 藤浪智之,諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: Kindle版
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648円で販売されていますが、ポケモンGO!も建前上は無料ですよね。
で、一部の熱狂的なゲーマーが課金してマネタイズに寄与するという構造になっているため、なかなかゲームアプリの運用は難しいのです。
それが上手く行っているのはLifeLine。
240円で課金なし・広告なし・ ネット接続不要となっていますが、2015年中国・日本市場でナンバーワンに輝いたそうです。
これが理想形だと思いますが、言うは易く行うは難しですね。
以上、北海道からでした。