政治家のみなさんの政務活動費の悪用が後を絶たないですね。要因の一つは選挙にカネがかかるから。まだ選挙で消耗してるの?
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
政務活動費不正 富山市議8人目が辞職へ #nhk_news https://t.co/3tpiUUZG5q
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年9月16日
このところ富山市議会の議員さんの不正が発覚し、辞職する動きがあります。
数年前、号泣してその名を世界中にまで轟かせた方がいましたが
年に197回もどっかの温泉に日帰り出張し、効用として増毛が見られるなどとネットネタにされ、あれほど盛り上がったのに明日は我が身だと顧みないのでしょうか。
その反省が全く生かされていないところに闇の深さを感じます。
筆者が思うに政治にカネがかかりすぎるんじゃないでしょうか。
目次
真面目だとカネがかかる
↑加治隆介の議を愛読していましたが、国会議員の皆さんは
真面目に活動するほどカネがかかる
と言うジレンマを抱えています。
地方議員さんにしても同様です。
選挙にカネがかかる
そして選挙自体にもカネがかかり、サルは木から落ちてもサルですが、政治家は選挙から落ちたらただの人に成り下がってしまいます。
そして選挙に勝った人たちが世の中の仕組みを牛耳る出来るので、敢えて選挙制度を変えようとはしないのです。
容易に他のライバルが選挙に勝たれては困るので、敢えておカネのかかる状態に保つという悪循環があります。
青島都知事誕生!
ところがその向きに風穴を開けるような事例が発生しました。
青島幸男都知事です。
彼は選挙活動をしませんでした。
街頭演説もまともにせずに東京都知事選で当選しました。
タレント政治家としても高い人気を誇り、参院選2期目以降は、選挙期間中に選挙公報作成と政見放送録画以外の選挙運動を一切やらずに当選し続けたことなどが注目された(1995年の都知事選ではそれ以外にポスター貼りは行っているが、組織不足及び慣れていないため選挙終了まで全部を貼りきれなかった)。
青島幸男さんは当時かなりの知名度のあるタレントでしたので、選挙活動を著しく優位に進めることができました。
選挙活動におカネを掛けずに当選するモデルを作ったと言えるでしょう。
知名度がない方も
記憶に新しいのはニートの方が一念発起、地方議員に立候補した事例があります。
千葉市議選に立候補したお話。使ったのは8000円で、供託金も没取されずにすんだとか。人は何のために選挙に出て、誰がどういう理由で投票するのかという根源的なことをちょっと考えさせられる。/ひきこもり25才上野竜太郎氏市議会選出馬の記録 http://t.co/3VIvrsXmiZ
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2015年4月13日
佐々木俊尚さんのTweetでも分かるように使ったおカネは8000円。
- 手作りでポスターを作った
- コンビニでコピーした
- 自分でポスターを貼った
- 街頭演説はしなかった
- Twitterやブログで政策を主張した
と言う選挙活動を展開しました。
千葉市議選 花見川区|NHK 統一地方選2015 開票速報 http://t.co/9zQ4bOJyr0
— Yoyogi Jotaro@ゲームブック (@yoyogijotaro) 2015年4月12日
残念。上野竜太郎さん、落選だ。1,399票で12位。 でも、大健闘!
結果は落選。
でも1399票を獲得し、次点でした。
あともう一歩だったんですね。
ネット選挙はよ!
上野竜太郎さんのように知名度がない方でも、たったの8000円で大健闘する方法があるのです。
おカネをかけて選挙カーで街頭演説し、ビラを配り、握手をしまくる人海戦術はもう終わりにしてはいかがでしょうか。
上野竜太郎さんの主張の一つに、選挙カーをやめてはどうかと言うものがあります。
これは敢えてお伝えするほどの事でもないかも知れませんが、
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015年4月4日
私は今回の選挙では、公費負担を一切していません。
普通、選挙ではポスターや選挙カーは税金で提供されます
千葉市花見川区では、ポスター1枚辺り1955円まで、枚数418枚まで税金で作る事が出来ます。
日本の国会議員は722人ですが
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015年4月7日
地方町村議会まで含めた日本全国の議員数は、約3万5000人になります
立候補者数となると、その1.3~1.5倍位にはなるでしょう
勿論、その全てが選挙カーを使う訳ではありません
しかし、当選出来ている候補者は大体が選挙カーを使っているとも聞きます
仮に3万5000人が30万円で選挙カーを公費負担したとしましょう
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015年4月7日
。
そうすると、3万5000×30万で105億円になります。
これはとるに足らないはした金なんでしょうか
「有権者が何を参考にして投票を決めたか」という調査はいくつかありますが、
— 上野竜太郎 (@uenoryutaro) 2015年4月7日
そのランキングの中に選挙カーがはいってるのを私は見たことがありません
↑有権者にはあまり知られていない制度。
ご存知でした?
選挙活動にかかるおカネは公費負担されているんです!
だったら選挙カーやポスターをやめればよくありません?
まとめ
選挙活動にかかるおカネが公費負担される無駄。
無論それだけで激しい選挙戦を勝ち抜くのが困難として人海戦術をとるので、人件費やその他の経費を考えると、政治家の皆さんが選挙に大金をはたくのは無理もありません。
でも現在はネットの普及でかなり経費削減が出来るはずです。
立候補する政治家の皆さんも選挙カーや街頭演説、ポスター貼りを辞めてネットで広報すれば、おカネもかからずもっと効率的に政策を有権者に伝えられるはずです。
また選挙制度も、スマホでOKにすれば
- 投票所・それに係る人員の確保が不要
- 集計も早くて正確
- おカネはかからないし
- 有権者はどこでも投票が出来る
- 投票率も上がる
と言う用にかなりのメリットがあります。
勿論システムの整備や、運用する人員が新たに必要になりますが、スマホで行うほうがずっとおカネや人員を大幅に削減出来るはずです。
そうすれば政治家の皆さんもおカネに執着する必要がなくなり、政務活動費の不正申請などしなくなると思います。
そう言うふうにならないのでしょうか。
以上、北海道からでした。