ゲームブックを電子化にするメリットを制作者側からの視点で述べてみる。~(6)ユーザーの視点でもメリット~
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
ゲームブック電子化のメリットを制作者側からの視点で書いて来ましたが、最後にユーザー側からの目線でもメリットになる内容でこの特集を締めくくりたいと思います。
これは筆者が先日ぎっくり腰をやってしまった事でより実感できた事です。
ぎっくり腰は嫌ですが、それを乗り越える事でより深く理解できることもあると言うのは発見でした。
目次
スマホの便利さ
ぎっくり腰はただ突っ立ってるだけなら何とかなるのですが、少しでも歩いたりまえかがみになったりしようとすると途端に激痛が走り、苦しみが耐え難い状態です。
くしゃみなんて以ての外。
我慢できるならくしゃみくらい我慢してしまいます。
それなら横たわって寝込んでいたいのですが、ベッドに入るのが容易ではないのですよ。
服を着替えるのも本当に大変。
それでもようやくベッドに入り、暇な時間を過ごすわけです。
そんな時、スマホは本当に便利!
まず夜寝るときなど部屋の照明を落としてベッドに入るのはほぼ無理なんですけど、スマホのライト機能を使うと大丈夫なんですよ。
これは助かりました。
あと暇なら本でも読みたいですけどページを繰るとか大変なんですよね。
片手でめくるとかほぼ無理で、両手を使いますね。
それがスマホなら片手でもオーケー。
ジョブズには感謝しきれませんよ。
身体が不自由な場合に威力
つまり寝たきりの場合でも、片手しか使えない様な状態の方でもスマホならかなりの事が出来るんです。
ネットに繋がりますし電話もできますからね。
買い物したり介護サービスを頼んだり、動画を見たり、書籍も読めると。
SNSで他のユーザーとやり取りも可能。
取って付けた感はありますが、とにかくゲームブックも楽しめるわけです。
身体の不自由な方こそスマホを使えばいいと思います。
目の不自由な方用のゲームブックもできる
と言うことは目が見えない方にも応用が効かないかな? と考えますよね。
このブログでも以前紹介しましたが、目の不自由な方でも楽しめるゲームブックとも言うべき作品は開発された事があるのです。
これは約20年ほど前の作品。
プロデューサーの方の先見性に感嘆せざるを得ません。
画面は真っ黒なまま、音声や音楽だけでゲームを進めます。
これは今のスマホなら容易に制作できるはずです。
選択肢を選ぶのも上下左右いずれかにスワイプすると言ったUIでイけるはず。
イヤホン付きのスマホも多いですからね。
スマホこそこの様なゲームに適しています。
音声スピードも何段階か早められる施策を盛り込むとよりユーザーは嬉しい事でしょう。
目が不自由だと聴力が研ぎ澄まされるので、早い読み上げでも慣れるそうですよ。
筆談こそスマホ
話はそれますが、耳が聞こえない方は筆談や手話をする場合がありますが…。
これもスマホを使えば楽勝の様な気がするのですがどうなんでしょうね?
手話ができる健常者は少ないけどスマホは殆どの方が持ち歩いています。
別に特別なアプリ使わずともメモか何かのアプリに文字を打ち、互いに見せ合えば筆談以上に手軽で正確にできると思うのですが。
筆談だと読解困難な達筆の方とかいらっしゃいますし。
接客業してるとスマホをお持ちでも筆談をしようとする耳の不自由な方を良く見かけます。
こちらにメモ用紙と筆記具を当然のように用意させますしね。(持ち歩いてよ……)
そして貸したボールペンとかそのまま持ち帰る方の多い事。(返してよって言い難い)
悪気はなくてもこちらは被害者ですよ。(実害ほぼ無いし怒ってもいませんが)
それと別個で、海外で言葉が通じない場合にも威力を発揮しますね。
Google先生を始めとする、翻訳ツールはホント便利です。
はい、話を元に戻します。
多様性の時代
健常者がマジョリティなので、ついつい我々は五体満足で考えがちですが、これからは多様性の時代です。
むしろレアな存在であればその方が希少価値があり、ブレイクするポテンシャルすらあります。
例えばこちらのアスリート、エミー・マランスさん。
義足で陸上競技の出る一方でモデルも務めており、義足を変えることにより身長は5種類と言う話です。
それを聞いた友人は、思わずズルイと言ってしまったそうです。(7:50)
筆者も同意しますね。
まとめ
テクノロジーの進化で、ある程度の身体の不自由さは克服出来るどころか逆に優位性にもなりうる時代なのだと。
なんか趣旨がそれまくってますが、ゲームブックもテクノロジーに乗っかって、あらゆる方にも楽しんで頂ける時代であることは間違いないのです。
以上、北海道からでした。