Yoyogi Jotaro の何だかよく分からないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

長編冒険ゲームブック「ケンタッキーのぼうけん4 月の神殿」を読んだ! 世界観とストーリーがしっかりしたお勧めの逸品。

こんにちは。

さあみなさん、選択肢を創りましょう。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

風のうわさには聞いておりましたが、とてもおもしろいゲームブックがあるという…。

はい。

こちらです。

f:id:oniisann:20171116212528j:plain

一見絵も文章も落書き的に自由度の高い作品ですが、非常に面白く、小売店に入荷してもすぐ売り切れるそうです。

現にネットの販売サイトを探し回っても、”SOLD OUT”の表記が目立ち、今回ようやく入手できたので印象などを報告します。

 

外観

まずですねー。

こう見えて筆者も印刷業界に居たのでまじまじと眺めますよ、印刷物は。

↓こういうベタと呼ばれる単一色で塗られているものを印刷するのって濃淡や白点など気になるものですが、原画がそれを許容する優しい仕様なのも泣かせますね。(←いや、嫌味くさいですね。済みません済みません)

f:id:oniisann:20171116212835j:plain

↑画像じゃ伝わらないんですけど、ラミネート加工してあります。

要するにつるつるしていて、光沢を放ち、ちょっと位お茶こぼしても何のその、長期保存に適した加工が施されているというわけなんです。

RPGで言うところの、ナイフとか安い盾とか。

冒頭の装備なんかでは決してありません。

何だかいきなりエクスカリバーくらいゲットした気分に浸れますよ。(言い過ぎ)

あと、ポイントはここですよ。

f:id:oniisann:20171116213109j:plain

↑背表紙あるんですぜ?

A4で16ページのペラペラのフリーペーパなどとはわけが違います。

f:id:oniisann:20171116213154j:plain

↑そして目次はこんな感じで。

いい紙使っているんですよね。

それなりにキロ数の重い、厚い紙を使っているので裏がほとんど透けません。

この辺は印刷会社や製作者の熱い想いを感じますね。

物語の冒頭

最初のページだけご紹介しましょう。

f:id:oniisann:20171116214049j:plain

↑先ほど紹介した登場人物と合わせてこの見開きを読んでもらえればお察しの通りです。

大学生センゴクケンタ(通称:ケンタッキー)はバイト先のオーナーらしき人物にお使いでコーヒー豆の買い付けを頼まれ、リタ島国に行くと言う内容です。

ただコーヒー豆を買い付けに行くだけのはずが、途中からどんどん話が大きくなってついには生死を賭けた大騒ぎ。

果たしてケンタッキーは見事クエストを達成し、無事に生還できるでしょうか。

印象や感想

子供の落書きの様な自由奔放な絵と字体に惑わされてはいけない。

世界観とストーリーは思いの外完成度が高いのです。

途中幾重にも仕掛けられているトラップや分岐は容赦なしにデッドエンドに通ずる仕様になっています。

まあ、最も紙媒体なので「指セーブ」をやりたい放題なので長時間拘束されることもないので現代にあった物語の分量と言えるでしょう。

登場人物がことの他多く、様々な人間模様や、それぞれの立場の想いが交錯し、読み応えがある内容となっています。

ただ、こういう絵面なので正直かなり無機的な感じがします。

擬態音もふんだんに使われていますが、こういう感じの迫力には欠けますね。

f:id:oniisann:20171116221239j:plain

そこがちょっと惜しいところでもあります。

紙媒体と言う点

まあ……。

このブログで何度も指摘しているので一応エントリの一つをご紹介します。

blog.gamebook.xyz

紙媒体の良さ(いわゆる指セーブが出来る)はもちろんありますが、電子媒体でもリリースして頂きたいところです。

近年では配達が大変ということでしょっちゅうニュースにもなっていますね。

年末でお歳暮やらクリスマスプレゼントやらで多忙の配達員さんの事を思えば、電子媒体は時代の流れだと思います。

 

少子高齢化でどこも人手不足ですからね。

電子媒体を期待

あと筆者は北海道ということもあり、入手が少し大変でした。

日にちがかかることも去ることながら、送料も必要ですからね。

この作品の漫画のコマはすべて同一の大きさで展開されているので、スマホなどとも相性はいいはずです。

多分Kindle版でもレイアウトにそんなに苦労しなくともリリースできると思います。

そうすれば時間も送料もかからず、さらには世界中どこに居てもネットにつながるKindle対応の端末さえあればゲット出来ますよね。

別にKindleに拘泥しなくても良いのですが、電子媒体でリリースして頂けないですかね?

多分noteなどでも展開できそう。

実際かっぴーさんなど「左利きのエレン」や「フェイスブックポリス(現SNSポリス)」でヒット飛ばしてますよね。 

左ききのエレン(1): 横浜のバスキア

左ききのエレン(1): 横浜のバスキア

 

note.mu 

まとめ

そんな感じで読み応えのある漫画のゲームブック。

お勧めしたいのですが、どういう販路があるのかよくわからず、筆者が購入したサイトだけのご紹介だとちょっと不平等感があるので、お手数ですがググって下さいまし。

タイトルは「ケンタッキーのぼうけん4」

作者は「ヤマモトケイスケ」先生です。

よろしくどうぞ!

 

以上、北海道からでした。

 

ゲームブック作品は世界中で募集されています。趣味レベルから報酬がもらえる作家まで。ぜひご参加下さい。

こんにちは。

さあみなさん、選択肢を創りましょう。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

小説や漫画は投稿サイトやコミケなどのイベントで非常に盛り上がっていますね。

果ては動画投稿はYouTubeを始めとしてアイドルやタレント向けのSHOWROOMやプロゲーマーが主体のTwitchなど、投稿サイトばかりです。

どの分野・ジャンルも大変に盛り上がっており、参加者多数で競合が激しい中、比較的参加者がすくないのがゲームブックです。

思えば小説や漫画、はては動画もゲームブックの属性をもたせることが出来るはずです。

普段小説や漫画、動画を創っているけどプレーヤーが多くて自分が目立つのが容易ではないなあとお嘆きのクリエータの方、ゲームブックに注目しては如何でしょうか。

今回はゲームブックを募集しているサイトを紹介してきます。

 

目次

Lifeline Game

ゲームブックで一番世界で注目されているのはこちらの会社でしょう。

f:id:oniisann:20171109145201p:plain

Lifeline...

Lifeline...

  • 3 Minute Games, LLC
  • ゲーム
  • ¥240

2015年にリリース。

宇宙事故に遭遇した訓練生タイラーと、奇跡的に通信が繋がったあなたは連絡をやりとりし、彼を生還させるミッションを達成させる二択で物語をすすめるゲームブック。

Apple Watchでもプレイ可能で、30カ国以上でランク1位になったそうです。

その後lifelineシリーズが6作制作され、今日に至っています。

近くホワイトアウト2という作品がリリース予定ですが、まだいつになるか不明です。

一時期は4ヶ月に1作というハイペースでリリースしていたのですが、産みの苦しみというのがあるのでしょう。

現在ゲームブック作家を募集しています。

www.bigfishgames.com

↑詳細はこちらのページでご確認下さい。

Twine2と言うツールで、一つのパラグラフは140文字未満にして、2~3ページくらいでサンプルを制作して提出してほしいとのことです。

そしてそのサンプルは短編3作、ということなのでちょっと大変ですね。

筆者も大変興味があるのですが、英語で書かなくてはなりませんし、時間的な制約もあるわけで、ちょっと保留にしている案件です。

でも採用が決まったら世界中にアプリがリリースされるわけですし、かなりのチャンスかもしれませんよ?

Textadventures.co.uk

筆者も何点かすでに投稿しています。

textadventures.co.uk

おそらくゲームブックと、インタラクティブフィクションの投稿サイトでは世界で一番のアクセス数があるでしょう。

作者へのサポートに力を入れているところが特徴です。

Quest、Squiffyと呼ばれるゲームブック制作ツールを二種類提供しています。

そしてフォーラムでシステムトラブルやツールの使い方の質問にサイト管理者や他のユーザーが答えています。

筆者はSquiffyと言うツールが好きで、CSSを組み合わせてLINEのやり取りのようなゲームブックを制作してます。

作りかけですがおいておきます。

ひつまぶしにどうぞ。

f:id:oniisann:20171026003330j:plain

白杖の女子ゲーマー

Choice of games

文章にこだわるならこちらのサイトです。

www.choiceofgames.com

イラストや画像に頼らず、純粋に文章と選択肢による展開に心血を注いでいるのがライター募集の要項からようく伺えます。

www.choiceofgames.com

作品のリリースはiPhoneやAndroidの他SteamでのPC、そしてAmazonの端末でも展開しています。

英語力に自身のある方ならこちらです。

幻想迷宮書店

英語ばかりで日本語は?

という声が聞こえてきそうなので日本語での募集しているところをご紹介。

gensoumeikyuu.com

Kindle版にてゲームブックの名作を復刻してリリースしています。

国産ゲームブック最高峰のドルアーガ三部作や、展覧会の絵などが出版されています。 

悪魔に魅せられし者 ドルアーガの塔 (幻想迷宮ゲームブック)

悪魔に魅せられし者 ドルアーガの塔 (幻想迷宮ゲームブック)

 

12月頃にスーパーブラックオニキスも出ますよ。

作品持ち込みを随時募集していますので、我と思わんかなたはぜひ挑戦してみて下さい。

GameBook.xyz

はい。趣味で作品を出してみたいという方向けのゲームブック投稿サイトがこちらです。

f:id:oniisann:20161121103323p:plain

GameBook.xyz – 選択肢を選び続ける物語 「ゲームブック」

お気軽にご訪問下さい~。

まとめ

そんな感じで、ゲームブック作家はあらゆる場所で求められているのです。

 

以上、北海道からでした。

 

中3の15%が基礎的読解力がないと嘆く前に、ゲームブックと言う選択肢があると言う話

こんにちは。

さあみなさん、選択肢を創りましょう。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

さて、最近のネットニュースで、短い文章から事実を正しく理解する「基礎的読解力」を中学三年生の15%が理解できていないという事が話題になりました。

www.tokyo-np.co.jp

このことはあらゆることに影響します。

それこそ人生、その人の一挙手一投足にまで及ぶことでしょう。

物事や状況を正しく理解できないと、判断も誤り、本人も周りも大変苦労するのは容易に想像できます。

何か打開策はないのでしょうか。

f:id:oniisann:20171105201752j:plain

……と、白々しいですが、「ゲームブックを読む!」と言う解決策を提示したいと思います。

ゲームブックのことを知りたい方はこちらのエントリを御覧ください。

blog.gamebook.xyz

 

目次

文章を精読する癖がつく

これは筆者だけではなく、多くの人が同調してくれていることです。

詳細は上記のリンク先のブログエントリに譲りますが、文章をちゃんと読む癖をつけるのに有効だと思う方続出です。

このエントリ執筆時点で150RTです。

ゲームブックは主に読者が主人公となり、状況に応じて行動を考えて物語をすすめるゲーム性を帯びたエンターテイメントです。

そのため、選択肢を謝ると主人公が不利な状況に置かれたり、極限状態になったり、はては死んだりゲームオーバーになります。

逆に選択次第では事態が好転し、望ましい方向へ導かれる事も多くあります。

目的は一般のゲームと同等、ハッピーエンドやあるミッションを達成することにありますから状況判断や道筋などをよく考える必要があります。

この点でゲームブックは読解力を養うことに貢献することでしょう。

のめり込む

f:id:oniisann:20171105201807j:plain

ポイントはゲームでもあること。

読解力は普通に文章を多読すれば身につくことです。

でも読書好きや活字中毒な方なら自ずと長文を読み漁るでしょうが、多くの人は膨大な文章なんて見ただけでやる気をなくすことでしょう。

モチベーションを保つことが容易では無いはずです。

その点ゲームブックはゲーム性があるので興味深く読み進めることが出来ることでしょう。

ゲームブックの殆どは、読者がクエストを達成させたり、ハッピーエンドを目指すようにデザインされているので、読破したら達成感を味わえます。

スーパーマリオも平坦な道を敵もいなく、ただゴールを目指すだけでは何の楽しみもないでしょう。

山あり谷あり、数々の敵の妨害を乗り越えて、テクニックを磨き、最初はできなかったことでも少しずつ出来ることがふえ、ついにはゲームクリア。

その過程すべてがゲームの醍醐味です。

ゲームブックはその楽しみを内包しているのです。

相手の思考を読み取る

まあこれは筆者の独自見解ですけども。

そして作品の質にもよるでしょう。

ゲームブックは物語なので、主人公以外に必ず登場人物がおり、その人間関係ややり取りを通じてゲームを進めていきます。

なので相手を喜ばせてヒントを得たりとか、読者が相手にしてほしいことをさせるために方法を考えるとか。

様々な選択肢を選びます。

そしてどの選択肢がいいのかを考え、読者の思惑通りに相手が動いてくれるかどうかを試行錯誤し、やがてよりよい道を選ぶことができるようになります。

そのことで擬似的な人間関係を構築することが出来るんですね。 

シャムタンティの丘を越えて (Adventure game novel―ソーサリー)

シャムタンティの丘を越えて (Adventure game novel―ソーサリー)

 

↑例えば名作と言われるこの「シャムタンティの丘を越えて」では、一見主人公の足手まといになる人物や、襲いかかる戦士もいます。 

でもやり取り次第では心強い味方とすることも出来るのです。

登場人物が読者の選ぶ選択肢によって行動が代わり、敵にも味方にもなるという展開は、通常の小説や漫画では再現し得ない、ゲームブックならではの利点です。

まとめ

そういった感じで、ゲームブックはオワコンと片付けられることも多いのですが、最近では新作も出ています。

小学生から中学生くらいの方にはこちらに挙げた作品がいいかと思います。

blog.gamebook.xyz

楽しみながら文章を精読し、理解することを助けるゲームブックをクリスマスプレゼントに如何ですか。

 

以上、北海道からでした。

 

さて、あなたはどうする?
GameBook.xyzへもどる→1
Googleへ行く→14