ゲームブックに携わっている人はどうしてこうも高学歴なんでしょうか。

ゲームブック

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトをリニューアル中の管理者です。

ゲームブックの情報をネットサーフィン(死語)しているので、自ずと海外情報にぶち当たります。

そしてひょんなことからある法則を導いてしまいました。

ゲームブックに携わる方は高学歴

と言う仮説です。

その辺のところをご報告したいと思います。

火吹山の魔法使いアプリ制作者

ゲームブックと言えば火吹山の魔法使い。 

「ゲームブック」 でググればウェブで人気と言う表示とともに火吹山をリストアップしてくれるGoogle先生。

火吹山がアプリになったのはご承知のとおりです。 

store.steampowered.com

Steam版が本家で、Switchにも移植されています。

ec.nintendo.com

(てか、火吹山アプリがSwitch版で、さらに日本語対応で出てるのって凄いことですね。無茶しやがって……。)

もととなるSteamアプリを制作したのはTinManGamesです。

ファウンダーはNeil Rennison氏。

彼はBournemouth University(ボーンマス大学)出身です。

イギリスの公立大学で1992年に設立された新しい大学です。

それにも関わらず2015-16年にはTimesの世界大学ランキングで401-500位と言う快挙を成し遂げています。

ちなみに北海道大学が2016-17で同401-500位、早稲田が601-800位です。

(北大の評価が早稲田よりいいのはノーベル賞受賞者を輩出しているからでしょうかね……。村上春樹さんのノーベル文学賞受賞が早急に望まれるところです。あと余談では札幌の進学校の受験生は北大と早慶を併願し、全て合格したら北大に行くケースもあります)

なので雑に言うと早慶以上のレベルがあるってことじゃないでしょうかね。

そもそも大学がTimesの世界大学ランキングに入っている時点でエリートです。

ソーサリー!アプリ製作者

それではゲームブック最高峰とも誉れ高いソーサリー!

そのアプリは4部全てリリースされています。

そのアプリを制作しているのはinkle。

ファウンダーはJon Ingold(ジョン・インゴルド)氏とJoseph Humfrey(ジョセフ・ハンフリー)氏の二人。

彼らは泣く子も黙るケンブリッジ大学卒です!

前述のTimesの世界大学ランキングで2016-17では堂々の1位!

そのランキングでは東大が39位ですからね。

東大よりずっと難易度の高い大学って……。

もう、全く想像ができない世界ですね。

そこまでのエリートが出てきてくれなくてもいいよ!

Choice of Gamesのファウンダー

日本では殆ど知られてないと思いますが、筆者が密かに注目しているメーカーです。

ゲームブックはこんな無料作品が有ります。 

www.choiceofgames.com

このゲーム、てっきりRPGファンタジーのように勇者がお姫様をさらったドラゴンをやっつけるのかと思いきや、ドラゴンが主人公ですから!

文章も結構おふざけの内容でウケますよ。

ドラゴン、どうしてお姫様をさらったのですか?

なんか文句あるか?

いえいえ、めっそもありません、いや私がいいたかったのはその……

(-_-;)

と言うようなやり取りが展開されるんです。

英語もそれほど難易度の高いものではないで英語の勉強も兼ねて楽しんでみてください。

まあ、それはさておきファウンダーの一人はDan Fabulich氏です。

彼はYale University(イェール大学)卒です。

何かYahoo JAPANみたいなYのロゴが気になる大学なんですが凄いんですよ。

ハーバード大学のライバル校みたいなモンで、ノーベル賞受賞者は数え切れないほど輩出しているんですね。

もうノーベル賞飽きたよ

みたいな感じですよ。

凄すぎますね。

その割に前述のゲームブックの砕けた感じがまたグッと来ますよね。

Delight Gamesのファウンダー

比較的新しいゲームブック制作メーカーのDelight Games。

こちらは主にスマホ媒体でゲームブックを販売しています。 

www.delightgamesllc.com

この会社のファウンダーはSam Landstorm氏。

University of Washington(ワシントン大学)卒です。

7名のノーベル賞受賞者を輩出しているそうで、それだけでも東大・京大クラスであることは容易に想像つきますね。

はい、そしてTimesの世界大学ランキングでは25位ですから、軽く東大を超えてます。

東大より難しい大学って本当に想像つきませんね。

ちなみにSam Landstorm氏はマイクロソフトで働いてたみたいですよ。

どんだけエリートなのよって突っ込みたいところですね。

Textadventures.co.ukの創設者

おそらく世界で一番アクティブユーザー数の多いゲームブック投稿サイトです。

textadventures.co.uk

一日の訪問者は1000人なので月間PVは3万程度です。

でもこのサイトに前述のDelight GamesやChoice of Gamesが作品の紹介でゲームブックを投稿していたりもするので、影響力は結構ありそうです。

このサイトのファウンダーがAlex Warren氏。

彼はImperial College London(インペリアル・カレッジ・ロンドン)出身です。

その大学がまたすごくて、過去に14名のノーベル賞受賞者と2名のフィールズ賞受賞者を輩出しています。

あのアメリカのマサチューセッツ工科大学と肩を並べるほどの理系大学です。

Timesの世界大学ランキングでは8位。

どんだけエリートなんだよ……。

実は日本でも

高学歴なのは世界的な傾向かと思いきや、日本でもその傾向があります。

  • 火吹山やソーサリーを翻訳した浅羽莢子先生は東大卒
  • 展覧会の絵を執筆した森山安雄先生は東工大卒。
  • 送り火には瑠璃色のや魔法使いディノンの門倉直人先生(思緒 雄二先生)は慶應卒

もう、皆さんどんだけ高学歴なんですか……。(´・ω・`)

まとめ

以上のようにゲームブック制作に携わっている方は超エリートです。

そんな背景もあり、筆者がゲームブックを制作したところで太刀打ち出来ないなあと二の足を踏むのですが、勇気づけられる事でもあります。

日本ではゲームブックは衰退しているとか、オワコンだと評価されることが多いのですが、今世界では高学歴の大勢の人たちがゲームブックに取り組んでいます。

それほど面白くて可能性のある媒体だと認識されていることの証でしょう。

小説や漫画、映画、そしてゲームと肩を並べるほどのエンターテイメントなのだと実感できます。

今後も出来る限り携わっていければと思っています。

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