仮面ライダーとウルトラマンとゲームブック

エッセイ

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

さて、今回はお子様に人気のコンテンツ、仮面ライダーとウルトラマンについて言及します。

実は筆者はウルトラマンは割と幼い頃に再放送で見てたんですけど、仮面ライダーは大人になって子供が見るので見てました。

一番好きなライダーはwですね。(草が生えたわけではない)

ダブル!

あと、このテーマソングの歌姫は上木彩矢さんで札幌出身です。

さてそれはさておき、今でも人気コンテンツで順調に見える仮面ライダーとウルトラマンですけども、流行らなかった時期というのはそれぞれあったようなんですよね。

下記のデータはWikipediaさんから引用してます。

仮面ライダーの歴史

例えばまず昭和ライダーが下記の通り

仮面ライダー1971年4月3日 – 1973年2月10日
仮面ライダーV31973年2月17日 – 1974年2月9日
仮面ライダーX1974年2月16日 – 10月12日
仮面ライダーアマゾン1974年10月19日 – 1975年3月29日
仮面ライダーストロンガー1975年4月5日 – 12月27日

まず一旦1975年でシリーズの放送がストップしているんです。

次が始まるのには4年の月日が流れました。

仮面ライダー(スカイライダー)1979年10月5日 – 1980年10月10日
仮面ライダースーパー11980年10月17日 – 1981年9月26日

でスカイライダーとスーパー1が1980年初頭に放送されるも、1981年でまた終了。

その後6年ほどのブランク。

仮面ライダーBLACK1987年10月4日 – 1988年10月9日
仮面ライダーBLACK RX1988年10月23日 – 1989年9月24日

そのあと10年以上の時を経て2000年になり仮面ライダークウガが放送。

平成ライダーとしてシリーズが確立するのにも次作アギトを経て龍騎になってようやくと言った感じらしいです。

そのためには様々な改革や試行錯誤が必要だったようでして。

もとは仮面ライダーは改造人間という悲しい過去を背負った勇士。

その設定を排除

そしてまあ、ママさんも見て楽しめるようにイケメン俳優を多用したと。

もとから当然仮面ライダーの俳優は男前でしたけど、男性ウケする力強い感じのタイプが多かったと思いますが、最近では爽やかイケメンですね。

あとストーリーや演出も大人が普通に見ても耐えうる内容となっているのですね。

つまり、子供+大人の女性(ママ)+大人の男性(パパ、あるいは幼い頃仮面ライダーを見て、懐かしさと斬新さを感じ取る)と言う層に届くようになっています。

正義の定義も変わり、OOO(オーズ)シリーズなどはメダルの争奪戦といった様相で、単純に悪い悪をやっつける、というストーリーにはなってません。

この辺は時代の流れが鋭く反映させられています。

ウルトラマンの歴史

ウルトラマンこそ断続的です。

放送しては終幕、放送再開してはまた終幕……みたいな。

ウルトラマン1966年7月17日 – 1967年4月9日放送
ウルトラセブン1967年10月1日 – 1968年9月8日放送

ウルトラQはこの際言及しませんが、ともあれ1966年に放送開始。

続編は意外にもセブンで、セブンだけウルトラ、なんですよね。

ウルトラマン、ではなくて。カラータイマーもないし。

人気があったとは思うのですが、一時シリーズは終幕。

帰ってきたウルトラマン1971年4月2日- 1972年3月31日放送
ウルトラマンA1972年4月7日 – 1973年3月30日放送
ウルトラマンタロウ1973年4月6日 – 1974年4月5日放送
ウルトラマンレオ1974年4月12日 – 1975年3月28日放送

ウルトラマンが帰ってきた!

当初は初代ウルトラマンの区別があいまいだったみたいで、いつの間にか「新マン」とか「新ウルトラマン」とか「帰りマン」「帰マン」などといろいろな呼称があり……。

正式な名前は「ジャック」です。

しばらくウルトラシリーズは続くんですが、レオの1975年で終了。

低視聴率にあえいだようですね。レオ好きだったけど。

ザ☆ウルトラマン1979年4月4日 – 1980年3月26日放送(アニメ作品)
ウルトラマン801980年4月2日 – 1981年3月25日放送

4年ほどの歳月が経ち、アニメ版でウルトラマンが放送。

ザ☆ウルトラマン、は劇中でも主人公ヒカリに「ウルトラマン!」とか呼ばれているんですけど、彼の正式名称は「ジョーニアス」

ガンダム制作で著名なサンライズがアニメ担当だったようです。

で、80は正直格好がダサいですし、主人公が先生という異色の設定。

特撮はやはりお金がかかるのか、しばらく地上波放送はなくなります。

ただこの頃は海外企業と協力してビデオ作成したり、旧作リメイクなど多くの作品があります。

ウルトラマンティガ1996年9月7日- 1997年8月30日放送
ウルトラマンダイナ1997年9月6日 – 1998年8月29日放送
ウルトラマンガイア1998年9月5日 – 1999年8月28日放送

平成8年の1996年になって平成ウルトラシリーズがようやくスタート。

その後数年を経てコスモスが放送開始。

ウルトラマンコスモス2001年7月7日 – 2002年9月28日放送
ウルトラマンネクサス2004年10月2日 – 2005年6月25日放送
ウルトラマンマックス2005年7月2日 – 2006年4月1日放送
ウルトラマンメビウス2006年4月8日 – 2007年3月31日放送

メビウスがウルトラシリーズ40周年作品なのですけど、皮肉なことにここでまた放送が途絶えます。

筆者はウルトラマンのキャラとしてはメビウスが一番好きなんですけどね、視聴率に苦しんだようですよ。(実は筆者も放送そのものは見ておらず、子供のおもちゃなどで知った経緯)

2007年からはウルトラギャラクシー大怪獣バトルシリーズが始まり、2011年からはウルトラマン列伝が放送開始。

当初は過去の再放送やらスペシャル総集編だったのが、徐々にオリジナルの比重が高くなっているようです。

2016年にオーブが放送され、以下ゼロやジードなどが連続的に新作が放送されています。

考察

仮面ライダーやウルトラマンと言われ、しらない日本人は居ないんじゃないでしょうか。

それだけの人気コンテンツであっても、視聴率にあえいで放送が終了したり、商業的に(グッズ等)不信で続かないと言ったことが多々あったことが伺えます。

で、ひとつ思うのは仮面ライダーがかなり変貌を遂げているのに対し、ウルトラマンはさほど大幅な変更はしないでいるのかなと。

仮面ライダーの主人公の職業は様々です。

それに対しウルトラマンは科学特捜隊のような組織に所属する一隊員というのは共通してます。

先に触れた80も、中盤でUGMという、やっぱり科学特捜隊みたいな組織の一員になります。

それと主人公の俳優も昔ながらの男気を感じさせるタイプで、演技の仕方も女性層に響くかと言われると首を傾げたくなります。

ストーリーもかなりシンプルで、番組全体が子供向けと言う位置づけかなと思います。

前述した仮面ライダーが、子供はもとよりママ・パパが見ても面白いコンテンツになっていると比べ、ウルトラマンはあくまでも子供向けの、子供だけのコンテンツとなっています。

少子高齢化の中で、その状態だときついかなと思います。

ま、でも恐らくは、コンテンツを分けているのでしょう。

大人が見るウルトラマンは、例えば深夜枠でULTRASEVEN Xと言う形で放送したりもしてますからね。

ゲームブックコンテンツは

翻ってゲームブックは、1980年代から1990年代で流行が終息したと言う見方が多いです。

これがですね、どうやら世界中でみんなそのようなんですよ。

その後も何度も再興を願って数多くの取り組みやサービスのリリースが行われましたが、メインストリームとはなりえていませんね。

個人的な考えではありますが、ゲームブックも仮面ライダーのように様々な変貌を取り入れていかないと駄目じゃないかなと思っています。

いわばゲームブックの多様化です。

仮面ライダーが子供だけじゃなくて、大人の女性や大人の男性でも楽しめるようになっているように、あらゆる世代や層に響くようにしていったらいいんじゃないかなと。

なのでゲームブック投稿サイトはあらゆるジャンルの作品を応募していきたいと思います。(ただ、ごめんなさい。R18は現在は非対応です。削除対象です。)

だからイアン・リビングストン先生が、huh?と嘆いたこの作品も

残念ながら商業的には振るわなかったのかもしれませんが、前進した試行錯誤なんじゃないかなと、筆者は密かに評価はしているのです。

つまり、14にたどり着いちゃったわけなんですけど。

またやり直せばいいじゃないですか。

仮面ライダーやウルトラマンもずっとそうやってきたんです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました