現状の海外のゲームブック・インタラクティブフィクションについて少し

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

投稿作品お待ちしております。

さて、海外のゲームブック事情について、海外に大して行ったこともないのに触れてみたいと思います。

IF

「IF」と言われて何を思い浮かべますか。

ゲームブックの話だろ、と言うところなんですが、まあ聞いて下さい。

まずは「もしも」という疑問文ですよね。

あと、こういうコードが思い浮かぶ人はもう、職業病ですね。

if ($life == 0){
document.write('Game Over');
}

ま、これはJavaScriptですね。

でもそれらどちらでもなくて、今回言及しているIFは

Interactive Fiction

のことです。

Interactive Fictionとは

Interactive FictionーーIFーーインタラクティブフィクションというのはText Adventureとほぼ同義語です。

つまり文字だけのアドベンチャーゲームのことです。

で、テキストアドベンチャーは各々のユーザーが置かれている場面で、次にユーザーが取る行動をユーザーが「文字を入力する」ことで進めていく形態のものを指します。

ただ、このへんは曖昧なところもあって、ゲームブックのように選択肢を選んで読みすすめるものも含まれるようです。

日本でアドベンチャーゲームと言うと、サウンドノベル、ノベルゲーム、ビジュアルノベルを含め選択肢を選ぶタイプがほとんどです。

この棲み分けみたいな状態を表すのに、いつも筆者が例として出したいのがポートピア連続殺人事件です。

ポートピア連続殺人事件

まあ昔のゲームなので知らない方ばかりなのですが……。

こちらの作品はドラクエのゲームデザイナーで著名な堀井雄二さんがパソコン版は一人で(!)コードを書いたという伝説のアドベンチャーゲームです。

で、当時発売されていたパソコンにそれぞれリリースされていました。

余談ですけど、今はPS、Switch、iOS、Androidなどプラットフォームの違いでそれぞれプログラミングを別に行う必要はあるけど、Androidのバージョンさえあっていれば同じコードで行けますよね?

当時のパソコンは同じ「BASIC」と謳われていても、機種ごとに別のコードを書かないと動かなかったのですよ!

それをお一人でなさった堀井雄二さんはすげぇ……と思わずには居られませんよ。

で、もう周知の事実ですのでネタバレすると、パソコン版はいわゆるテキストアドベンチャーと同じコマンドを入力する形で、真犯人のヤスを操作して事件を解決するってゲームです。

このときの日本語入力の精度はこの時代とは思えないほどで、筆者もPC-6001版をプレイ&クリアしたのですが、感動ものでした。

例えば筆者の記憶が確かならば

こみやのやつをつれてこいいうんや

とか

びじんのふみえさんのところへいけ

と言った、文章に多少のブレがあってもヤスは認識して思惑の通りの動作につながったんですよね。

リリースされたのが、ゲームブックが流行りだす前の1983年ですよ。

その時代に日本語入力によるSiriみたいな反応ができたんだから、日本でもインタラクティブフィクションが流行っても良さそうじゃないですか。

で、ここがまた分かれ道、分岐なんですよ。

ファミコンのコントローラーってご存知?

ご覧の通り、左に上下左右の十字コントローラー、右にボタンが2つなんです。

辛うじて1コンにスタートセレクトがあって、2コンにはマイクとその音量調整ボリュームがついているだけと。

これでは文字入力が出来なかったんですよ。

今だったら2コンのマイクでSiriみたいに話しかけるという手法が取れたかもですが。

ま、だから選択肢型になったんです。

あと制作側としても楽ですしね。

文字入力を判断するのはなかなか大変です。

とくに、日本語をプログラムが判断するのって難しいらしいです。

主語がなかったりするし、漢字・ひらがな・カタカナと文字種が多いし。

英語なら大小含めても52種、単語間にはスペースで区切られているのでどこまでが単語か判別するのが超楽。

日本語だと読点をつけないと意味が全く異なる場合もありますしね。

文脈から類推とかもう、当時のコンピューターの容量には収まりきらない作業が必要だったことでしょうね。

海外でのIFの状況

そのような背景もあって、海外ではインタラクティブフィクション・テキストアドベンチャーといったものが流行り、ゲームブックを巻き込んで、ブームとまでは言わずとも脈々と継続している感じです。

例えば、日本では類似サイトが無いですけども、海外ではIFDBというサイトがあるんですよ。

https://ifdb.tads.org/

ま、強いて日本で運営形態が近いと思われるのは、日本一インターネットで顔写真が使われている男、大川竜弥さんで有名な「ぱたくそ」さんでしょうね。

これは企業じゃなくて個人でサイトを運営しているんですよ。

で、その個人でこれだけ有名なサイトを運営している、というところだけ、近いと言っただけで、内容は全く異なりますよ? 要注意。

で、IFDBというサイトは先程触れたインタラクティブフィクションやゲームブックが検索できるようになっているんです。

まあAmazonで検索するような感覚で使えますよ。

作品に対するレビューや★5段階評価が載っていたり、購入先やプレイできるリンクが張られていたりと便利です。

In the Database
• 10264 Game Listings
• 7737 Member Reviews
• 37220 Member Ratings
• 13226 Registered Members
• 343 Recommended Lists
• 360 Polls
• 236 Competition Listings
https://ifdb.tads.org/ より引用

このエントリ執筆時点で「10,000以上のゲームリストがある」んだそうです。

ま、だから筆者もこれと同じようなモンを作ろうかなあと思っていたら

Amazonでゲットできるゲームブックってせいぜい300種類くらいなんですよね💦

まあ、日本ではゲームブックよりもサウンドノベル・ビジュアルノベル・ノベルゲームのほうが圧倒的に多そうなので、データベースつくるならそれも抱き合わせて作ったほうがいいのかなとも思ったり。

なお、詳細は割愛しますが、サウンドノベル・ビジュアルノベル・ノベルゲームってほぼ同義語です。

で、この場ではサウンドノベルは登録商標なので使わないほうが無難、ビジュアルノベルは海外、ノベルゲームは日本でよく使われる表現、と言う程度に留めます。

ノベルゲームではシケモクMKさんが精力的に活動していらっしゃるので要チェックです。

IFに変わる言葉

で、まあ日本でIF(インタラクティブフィクション)に変わる言葉がないと思うんですよね。

いや、あるんだけど、そのままインタラクティブフィクション、テキストアドベンチャーって言っていいんだけども、あまりにもマイナーな言葉なんですよ。

Googleトレンドで見ますとこんな感じ。

「ゲームブック」というキーワードが、分岐小説という本来の意味と異なる意味合いで検索されている可能性大ですけどもね。

筆者はゲームブックの定義って「選択肢含む物語」としており、媒体は動画、漫画、何でもいいと思っては居るんですけど、その解釈だとノベルゲームも含みみたいな感じになるんですよね。

でも実は筆者はノベルゲームは苦手な方でして。

特にドラクエみたいに文字が一文字ずつ徐々に出てくる演出が駄目ですね……。

ページを繰るように自分の思い通りに物語進行の時間軸のイニシアティブを握らないとだめなんすよ。

一部Lifelineの様に一文ずつ出てくるとかLATE SHIFTみたいな完全動画のものならいいのですが。

あとiOS版のかまいたちの夜は大丈夫でしたね。

ま、なのでノベルゲームはシケモクMKさんにおまかせして自分はゲームブック関連に力を注ごうかなと思っているところです。

IFがインタラクティブフィルム!?

でまあ、IFってインタラクティブフィクションを指すんですけど、それがかなり進んでインタラクティブフィルムとも言っているゲームメーカーがあるんですね。

イギリスウェールズに。

お察しの通り、フィルムって映画や動画を指します。

動画のゲームブックなんです!

それも2016年にリリースされています。

この会社は結構多くの受賞歴があり、この作品自体も評価は上々だったようです。

そのため、動画のゲームブック作品が何作か発表され、今年4月にも新作をリリースという快挙。

この動きはしばらく続きそうですね。

世界のメインストリーム

このところ、多くの著名人がYoutuberデビューする機会が増えていますね。

ホリエモンの言う通りスマホの接続も3Gから4Gとなり動画を見るユーザーが増えてきた。

さらに自宅のWi-Fi環境も光回線がデフォルトで、更に高速回線への要望が高まってきてますね。

なのでゲームブックが動画になるのは必然だったのかなと。

これが世界のメインストリームなのかもしれませんね。

なんかNetflixでもInteractiveな動画公開してますよ。

DecisionとかChoiceと言った文言がいらるところで散見されます。

いまゲームブックは動画なんだなあと実感します。

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