アプリ版ゲームブックはマネタイズが難しい中、海外デベロッパーを見てみましょう

こんにちは。

ゲームブック総合サイトの管理者です。

ゲームブックの再興はゲームブックファンなら誰でも望んでいることですが、現実的になかなか厳しいものが有るのも事実です。

2009年にはゲームブックラボRと言う携帯電話向けのサービスがありましたがそれは今閉鎖してます。

2012年にはiGameBookというiPhoneアプリで往年のゲームブックをリリースするサービスが株式会社フェイス(東証一部上場企業)によって運営されていたのですが、2015年にサービス終了となりました。

大企業が挑戦してもゲームブックサービスの継続というのは3年しか持たなかったということで、非常にゲームブックビジネスの難しさを目の当たりにします。

筆者もそのことには下記エントリで言及しました。

ゲームブックをアプリで展開するのは不可能なのでしょうか。

ではここで海外の状況を見てみましょう。

Delight Games

Delight Gamesというディベロッパーがあります。

Google PlayとApp Storeでスマホアプリ携帯でゲームブックを販売してます。

Delight Gamesは2013年にSam Landstrom氏によって設立されました。

アプリそのものは無料でインストール出来るようですが、App内課金を¥110~¥3,240/アイテム、とすることでマネタイズしているようです。

彼は幼い頃にCYOA(ゲームブックみたいなモン)を楽しんだようですね。

彼は最初は小説を書いてデビューしたのですが、インタラクティブフィクション(ゲームブックみたいなモン)のほうが小説よりも可能性を感じたので、インタラクティブフィクションを自分でも書き、優秀な作家を誘い合わせて世にリリースすることにしたそうです。

マイクロソフトのエンジニア職も勤めていたようなので、アプリ制作はお手の物だったのでしょう。

アプリの更新頻度などを見る限り今も続いているサービスのようです。

派手ではないですが、それなりにサービス運営はうまく行っているようです。

会社規模としては従業員数10人未満、ワシントン州のモンローという都市にあるようです。

Choice Of Games

こちらはアメリカカリフォルニア州のディベロッパー。

Google PlayとApp Storeのほか、SteamやAmazon、さらにはPCのWeb上でもプレイが出来るみたいです。

こちらもAPP内課金という形で100円程度から800円くらいまでの価格帯で収益を得ているようですね。

4つくらいのタイトルをバンドルで2,000円くらいで販売という形でも販売してます。

こちらのディベロッパーはテキストへの愛着がすごくて、ゲームブックにイラストは不要、と言わんばかりの勢いを感じます。

更に凄いのが選択肢への執着。

雑にまとめると選択肢がゲームの楽しさを創る、と言っているんだと思います。

筆者もこの考えには非常に賛同できるところでもあります。

まー。あまりにもテキストばかりに拘泥しすぎるのもちょっともったいないかなとは思いますが。

漫画でも動画でも、自由でいいんじゃないのかな。

さて、それはさておき、サイトにはライター募集というページがあります。

条件は相当厳しいのだと思いますけれど、場合によっては7,500ドルもらえるそうです。

まあ、カリフォルニアなので米ドルでしょうね。

このエントリ執筆時点で1米ドル106円ですから795,000円ですね。

悪くないなぁ。応募してみようかな?

ま、それだけ作家に支払えるというのだから、会社運営はうまく行っているのでしょう。

従業員数も10人未満のようです。

このエントリ執筆時点で約120のゲームタイトルをリリースしてます。

3Minutes Games

で、筆者が推していたディベロッパーなのですが、いつの間にかBigFishGamesに吸収され、2018年11月にスマホゲームアプリはリリースしないと言う方針になったそうです。

ただし既にリリースされたものはそのまま発売を継続するそうです。

残念ながらLifelineシリーズは人気があったのにも関わらず、儲からなかったということです。

継続の難しさ

継続していると思われるDelight Gamesも、Choice of Gamesも少数精鋭です。

で、Choice of Gamesの中の人は別に職業があるのです。

恐らく趣味に近い状態(そんなに利益を得なくても大丈夫)でChoice of Gamesを運営しているのかなと。

冒頭に述べたiGameBookは、東証一部上場企業がやるには、その大勢の社員を雇うほどの売上を達成できなかったというところが大きいんじゃないかなと思います。

必然的に、ゲームブックでマネタイズして行くには少数精鋭で行くしかないのだろうと思います。

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