パラグラフジャンプを超えられなくて②――リプレイはネタバレかエンタメか

エッセイ

こんにちは。

あるいはこんばんは。

ゲームブック総合サイトの管理者です。

前回に引き続いて「パラグラフジャンプを超えて」について思ったことを書き綴りたいと思います。

難し過ぎて読めなぁい

雑なコラ流用で申し訳ありません。

大好評の「パラグラフジャンプを超えて」ですが、難易度が高く、人類が「分析モード」で閲覧できる印刷して読み進めてみたり、ペラ1枚のヒントを見ても展開が袋小路になり、読み進められないと言う方はでてくるのでは無いかと思われます。

つまりそのうち読みすすめるのを諦めてしまうと。

パラグラフ14の居心地の良さに酔いしれてしまうと。

魅惑の多い世の中なので、ゲームブックの世界に舞い戻ろうとしなくてもそれはそれでいいのでしょうけど、読了した方の満足度は計り知れません。

やっぱりクリアするという達成感は何にも代え難いものです。

最近のゲーム難しい

ここでちょいと脇道にそれます。

ゲームについて。

筆者はストⅡにハマった口なのですが。

当時はゲーセンで対戦台などもあり、筆者は負けることが多かったです。

下手の横好きと言うか……。

それでもスト2は面白かった。

野球についても同様でしょう。

将来メジャーリーグやプロ野球で活躍できる野球少年は上位1%にも満たないかもしれません。

でも野球少年は大人になっても野球が好きで、メジャーリーグやプロ野球を観戦します。

同様にスト2少年だった筆者も、プロゲーマーの試合をよく見ます。

背水の逆転劇

これは格ゲー好きの人なら誰もが知る名勝負。

梅原大吾氏、ざわめくオーディエンスに囲まれ、世界最強のプロゲーマー、ジャスティン・ウォン氏を相手に体力ほぼ無しのKENを操り春麗の必殺技の削りを15ヒット連続で無効にした後、逆転勝ち。

その解説については下記ブログ記事が詳しいです。

birori-blog.com

何でも0.05秒くらいのタイミングらしく、ギャバンが蒸着できるかどうかも怪しいシビアさ加減のようです。

まー。でも。

リョウカイ。コンバットスーツテンソウシマス。

を0.05秒以内に喋っている方が凄いような気もしますね。

凄いことをやってのける方が世の中にはいるものです。

リプレイは観戦

ここまで脱線しておきながら、話をゲームブックに戻します。

簡単に言うと、リプレイはプロ野球観戦やゲーム観戦みたいなものではと。

一人では解けないパズルを抱いているくらいなら誰かに解いてもらったほうが良い。

渾身の底力を注いで紡ぎあげられたゲームブックが放置されたままでいるよりも、観戦という、もはやコンテンツとして昇華されたほうが良い。

リプレイは、確かにネタバレの側面を持っています。

でも一生懸命やっても出来なかった。

どうしても(人の手を借りてでも)、その面白さを知りたい。

そう言う想いに応える手段があってもいいのではないでしょうか。

ソーサリーアプリ実況

ゲームブックの本場イギリスでは、YouTuberがSorcery!アプリの実況をやっていたりします。

で、これ開発元のinkleも承諾しています。

ソース見つけられなかったですが、確か寧ろ販促になるとこの動画を推奨していたような気もします。

リプレイも、全容を解明するのではなく、ヒントを提供するという作り方をするのも良いかもですね。

全てリプレイできるわけではない

あと注意すべきことがあって、制作側が禁じていることがあります。

とりわけ、謎解きゲームブックをリリースしているSCRAP出版さんはネタバレを禁止しています。

なのでリプレイをするなら著作者への確認や配慮が必要でしょうね。

まとめ

その辺のバランスは当然配慮されるべきですが、リプレイはゲームブックを解けない方にとってはスポーツ観戦の様な楽しさを提供してくれるのです。

リプレイ記事を執筆される皆様、それを承諾される作者の皆様、ありがとうございます。

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