Amazonで「ゲームブック」と検索したら恐怖しかないです。

ゲームブック

こんにちは。

あるいはこんばんは。

ゲームブック総合サイトの管理者です。

まず、ゲームブックを簡単に定義しておきますが、「選択肢を含む物語」と筆者は考えています。

アドベンチャーゲームと同義にも見えますが、細かい違いはゲームブックはユーザーの行動は選択肢を選ぶことがメインなのに対し、アドベンチャーゲームはコマンド入力も包括しているところです。

ただ日本ではファミコン版ポートピア連続殺人事件からの影響も大きく、アドベンチャーゲームでも選択肢を選ぶ方が多いので区別が難しいかも知れません。

あくまで個人の意見です

そしてたまたまですが、Amazonで「ゲームブック」で検索してみました。

いろいろな意見はあれど、Amazonが可能性の高いゲームブックマーケットの一つであるからです。

そうしたらもう、大変に恐れ慄きました。

非常に愕然としたことがありますのでご報告致します。

なお検索画面はシークレットモードのPC版Chromeで行いました。

アルゴリズムが変わったりしますので、これと全く同じ結果にはならないかと思います。

縦に長いので6画像に分けますね。

1

検索画面その1

スポンサー4つのうち、純粋なゲームブックは3つ。(5月26更新:済みません。2つの間違いです)

残り1つ2つもリアル脱出ゲームなので、ゲームブックに準ずると考えていいでしょう。

検索トップはグループSNEさんの火吹山再び。

ほかFT書房さん、講談社、幻想迷宮書店さんのゲームブックが並びます。

これはいいんですよ。

2

検索画面その2

拙作も入っていて恐縮ですが、12作品のうち、唯一2段め左から2版めの書籍がRPG傑作選。

厳密なゲームブックではないですが、RPG関連のものなら親和性は高いですね。

いい感じです。

3

検索画面その3

で、この辺から怪しくなってきています。

またもや拙作が入っていて恐れ多いのですが、英語の書籍が2冊混じっています。

純粋なゲームブックと呼べるものは5作品……。

謎解きゲームはゲームブック寄りとは言えますが、ちょっと違いますよね。

4

検索画面その4

ここで愕然とします。

クトゥルフ関連や謎解きと言うゲームブックに比較的近いものがあるとは言え、厳密なゲームブックは皆無ではないでしょうか。

5

検索画面その5

8冊のうち2冊のみが純粋なゲームブック。

ほかは海外のものやゲームの開発本など雑音が多くなっています。

6

検索画面その6

検索画面の最下段です。

ここまでが1ページめとなります。

ここでは2冊が謎解きゲームブック。

こうしてみるとSCRAPさんが強いなと思ったら、それはスポンサーだから表示されているに過ぎません。

なんと……! これはッ!!

雑音ばかり

日の目を見ること自体少ない検索の2画面目以降。

そこからはゲームブックの占める割合が極端に減ります。

鬼滅のファンブックとか、過去のゲーム機のカタログとか、ゲーム制作の開発本とか。

英語版の書籍もかなり出てきますし、さらにはゲームブックという名称の児童用のパズル本など。

由々しき事態ですね……。

恐れていたことが起きたと思います。

言葉というのは民主的なもので、誰かがこうだ、と言って決まるのではなく群衆が「そうだ」と思ったことに自ずと定着するんです。

もはや現時点で「ゲームブック」と言う単語は上記定義の「選択肢を含む物語」ではなく、「ゲーム性のある書籍」に過ぎなくなっています。

とあるシリーズでゲームブックという名称を冠しているのに物語の途中で選択肢を選ぶ場面が1箇所しか無いというものもありました。

定義を再確認

ゲームブックの定義は分岐小説であったり、選択肢を含む物語、と自分は考えていましたけど改めました。

選択肢を選ぶ場面が幾度もある物語。

です。

流石に1度きりの選択でゲームブックと名乗ってほしくは無いかなあというのが実感です。

R18作品もところどころ出てきますね。

物語や芸術というものは人生の素晴らしさを表していることも多くあります。

R18やエロいことも人生の一部なので存在は勿論認めたいところですが、取り扱いは注意ですね。

子どもには気軽に見せられませんからね。

途方に暮れる

確か検索の画面って13個くらいあったんですけど、最後まで読み進めてさらに愕然としたことがあります。

個人作家さんの作品が殆ど出てこない……!
例えば八面六臂のちゃなさんは2016年作品とは言え★4.9でAmazon評価が7個の名作「ネイキッドウォリアー」ですら

検索では見つけられませんでした。

他の作家さんたちも幾人もいらしたはずですけど、「ゲームブック」と言うキーワードで出てこないです。

途方に暮れます。

筆者は過去に雑なAmazonのゲームブックWebカタログを作ったことがありますが、明らかにそれと比べて作品の半分以上が出てこない。

それでは検索からユーザーがたどり着くことができず、販売機会が失われていることを意味しないでしょうか?

売場がないと言うことです。

決めました

雑のままにしないで、もっと丁寧に作り直します。

微力ではありますが、ゲームブックを販売すると言うことに尽力したいと思います。

そこで開発画面をちらっと。

PC版

PC版開発画面

スマホ版

スマホ版開発画面

現在データベース作成中です。

その、データベースのデータを纏める作業が非常に地道で単調で時間が取られるのですよ。

仕事の合間にやるのでそんな迅速には出せないと思いますが、できたらまたブログやTwitterでお知らせしますので、お誘い合わせの上拡散をお願い致します。

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