こんにちは。
あるいはこんばんは。
ゲームブック総合サイトの管理者です。
ゲームブック制作支援ツールの話題です。
まだまだ手直ししたいところは多々あるのですが、とりあえずリリースしてます。
概要
特徴としては
- 様式に則った形で作成したゲームブックを
- パラグラフシャッフルして
- リンクを生成
- 縦書きに対応
- Kindleにも対応
- ソース表示させてコピペしてファイルを保存
となっております。
ただし現状では、シャッフルしないで固定したいパラグラフがあってもそれには非対応となっています。
したがってパラグラフジャンプも非常につくりにくい状態になってます。
で、縦書きになるのは良いとして、縦書き 半角数字二桁、いわゆる「縦中横(たてちゅうよこ)」にも非対応。
ルビなどにも対応していません。
申し訳ありません。
縦書きに対応
というより、テキストで執筆されたゲームブックをコピペしてボタンを押すと否応なしにまずは縦書きで表示されます。
なので英数字は要注意。
全角文字なら縦で表示されますが、半角文字は横に寝っ転がっての表示となります。
例えば「T字路」という表記ならTを全角で、「ZED」などは半角のほうがいいでしょう。
横書きがいい場合は後述しますがHTMLのSTYLEタグを取っ払えば横書きになります。
Kindleにも対応
ちょっと強引ですがKindle版でリリースしようと思えば本文だけならこちらを利用して作ったHTMLファイルをアップロードすればなんとかできます。
書籍で必要な奥付とか目次には対応していませんのでそのへん付加したい方はご自身でなさって頂く形となっています。
ソース表示させて
はい。
申し訳ありません。
HTMLファイルでダウンロードされる仕様にしたかったのですがなぜか対応しない状態です。
今後はこの辺のところを改善していきたいところです。
後述の通り、ウェブアプリで作業完了後、
- ユーザーさんの方で右クリック
- ソース表示
- コピーしてメモ帳にペースト
- htmlで保存
という流れになっております。
使い方
サイトはこちらです。
簡単に説明していきます。
ゲームブックの記述様式
↑こちらがサイトのスクショです。
書式に則ったテキスト形式のゲームブック作品をペーストして送信ボタンを押してください。
このとき、ゲームブックの記述で気をつける点は
- 冒頭パラグラフ番号は¶をつけ3桁で記述。
- 1なら¶001、14なら¶014、400なら¶400。
- 故に1000以上のパラグラフを有する作品には非対応。
- 飛び先のリンク、パラグラフ番号は次の様に記述。
14へ行けなら
としてください。
実行後の作業
↑送信ボタンを押すと上記のように縦書きで表示されます。
↑マウスの右クリックしてメニューを表示、「ページのソースを表示」をクリック。
↑このようにHTMLが表示されているので、コピーをしてください。
該当箇所は上記の
<!– ■■■■■■■■■■■■■■ここからコピー■■■■■■■■■■■■■■ –>
と書かれている部分から下の
<!DOCTYPE html>
という箇所から
↑上記の
<!– ■■■■■■■■■■■■■■ここまでコピー■■■■■■■■■■■■■■ –>
と表示されている箇所の直前
</html>
までです。
コピーしたらメモ帳などに貼り付けてください。
続いて名前をつけて保存します。
保存するときの注意点です。
↑上記のように
- 拡張子を「.html」
- ファイルの種類を「すべてのファイル」
- 文字コードを「UTF-8」
にして保存してください。
以上でひとまず完了です。
横書きにしたいとき
HTMLからSTYLEタグを取ればOKです。
↑上記のように赤枠で囲った部分をすべて取り除いてください。
これで横に表示されるはずです。
(漢数字はそのままです)
Kindleにアップロードするには
Kindleのアップロード画面のところで
↑コンテンツの項目で「右から左(縦書き)」を選択。
電子書籍の原稿をアップロードボタンを押し、今回保存したHTMLファイルをアップロードしてください。
↑上記のようにKindleのプレビューアーでも縦書き表示されていることがわかります。
課題
- 一部のパラグラフをシャッフルしない、固定機能があるといい(パラグラフジャンプ対応用)
- 縦書き・横書きや漢数字・アラビア数字が選択できるようになるといい
- 縦中横にも対応するといい
- ルビもつけられるといい
- Kindle対応機能として奥付や目次(というか全パラグラフへの一覧リンクページ)が自動でつけられるといい
- そもそもファイルダウンロード方式だったらいい
…と、筆者が思いつくだけでも結構ありますね。
徐々にでも改善できればと思っておりますので、ご声援お願いします。
@Tweetなど下さい↓
まとめ
そんな感じでゲームブック制作に興味のある方は使ってみてください。
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