「他に選択肢は無いか?」と考えるのがゲームブック的思考

エッセイ

こんにちは。

あるいはこんばんは。

筆者は肉の塩窯焼きに挑戦しました。

https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/noriki-washiya/17-00204 より画像引用

そしてものの見事に失敗しましたが、肉自体は何とかそれなりに美味しく頂くことが出来ました。

それもゲームブックに携わり、「他に選択肢は無いか?」と考え、行動に移したので事なきを得たのです。

本日はその時の経緯を書き綴ると致します。

コロナなので神棚買いました

筆者は今年になって神棚を設置しました。

コロナもそうですけど、いろいろ嫌なことがあったので神頼み、です。

イラストはイメージです

最近ではモダンタイプのオシャレなものや、単身赴任用に米・水・塩・榊をお祀りしなくてもOKな神棚も存在します。(このエントリ執筆時点では品切れしてますが💦)

でも筆者は購入時リサーチ不足で近所の仏具・神具屋さんで買いました。

かなり奮発して買ったので、コストパフォーマンスはどんなものか悶々とする日々が続きましたが、結果的にホームセンターなどで扱っている商品よりも品質がいいと分かったので今は妥当だったと向き変えています。

塩が溜まります

ご存じの方も多いと思いますが、神棚へのお祀りは毎朝米・水・塩をお供えし、夕方下げてを繰り返します。

で、下げた米・水・塩はそのまま捨てる(バチ当たりそう)のではなく料理などで使うことが推奨されています。

筆者は単身赴任みたいな生活です。

料理はものすごく簡単にすることはありますが、頻度は低いし、一人分なので量もたかが知れてます。

米や水はいいとして、塩はごくたまにレンチンで作るスパゲティーでちょっと使う程度。

どんどん日に日に塩が溜まっていきます。

コップ一杯ほどにまでなって、流石にこれはヤヴァイと。

塩を大量に使う料理はないかとリサーチしていると、この記事にたどり着きました。

www.hotpepper.jp

なるほど!

筆者の環境にはガステーブルもまな板も包丁もありません。

でも塩窯焼きはオーブントースターで作れると知り、持っていなかったので、早速オーブントースターを買いました。

写真はイメージです。

これで塩窯焼きを作れば一気に500gを消費できる!

この選択肢は正しいと思っていました。

サイコロステーキ

この先輩の様に筆者も撃沈

でまあ、世の中にはまな板や包丁がなくても優しい肉というものは存在するのです。

先程の記事には”ブロック肉”と丁寧に記載されて画像つきであったのにも関わらず、筆者は「包丁ないから便利だな」と勝ち誇ったようにスーパーでこれを手に取りました。

牛と豚。普通に調理すればべらぼうにうまいサイコロステーキ、いやサイコロハンバーグ!?

料理が得意な方や、数学に長けた方ならおわかりでしょう。

肉片が小さいと表面積が大きくなるのでそれだけ塩を吸収しやすくなるのです。

もう、この時点でゲームオーバー。

14と言う選択肢を選んでいたのかもしれません。

クッキングシート

作り方は簡単です。

ボールに塩500gを入れたのち、卵白を卵1個分用意して混ぜ合わせます。

記事にも書いてありますが、混ぜていると手の感触が急に変わります。

面白い素材になり、オーブントースターのアルミトレーにクッキングシートを敷き、そこに塩をセメントのように流し込みます。

ここで本来なら肉の塊を横たわらせ、ローズマリーやら黒ごまをのせ、塩で覆い被せます。

でも筆者はサイコロステーキだったので、それを隙間なく敷き詰め、量が多かったので残りの塩で覆いかぶせるのもギリギリでした。

思ったより高さが出て、それを最初に敷いたクッキングシートでさらに覆いかぶせました。

これが大変危険な目に遭います。

発火

オーブントースターというものは、上下に赤外線に光るビームサーベル、あるいはライトセーバーのようなモンが横たわっています。

引火性のある物体が接触すれば火が燃え上がるのは当然。

塩窯焼きのつもりだった材料に包んだクッキングシートと上部のライトセーバーが接触して火が出ているではありませんか!

冗談抜きでやばい。

筆者は慌てて材料を取り出しました。

さらば、テーブルクロスとアルミトレー

でも当然加熱されているので素手で持つもんじゃないんですよ。

ミニマリストを余儀なくされてる筆者には鍋つかみなんて贅沢品はありません。

あっつあっつ! とドリフのコントのように塩窯焼きの成り損ないを持ち上げ、塩を撒き散らしながらビニール製のテーブルクロスの上に置いちゃいました。

え?

テーブルクロスの上にオーブントースターから取り出したアルミトレーを置いちゃいけないの!?

そりゃそうだ。

目の前でテーブルクロスが溶けてくんですよね。熱いから。

料理の知識が絶望的にない筆者は驚愕しました。

慌てて塩窯焼きもどきを取り上げてもアルミトレーはテーブルクロスを離しません。

ひっついちゃいました。

てかアルミトレー熱くて持てないし。

あーあ。

テーブルクロスも台無しだ。

もちろんアルミトレーも。

さらに今晩は晩飯抜きか……。

絶望が筆者を襲いました。

他に選択肢は無いのか?

やってらんなくてその辺りに塩窯焼きじゃない物体をぶちまけたい衝動に駆られました。

でも筆者はこう見えてもゲームブック作家の端くれ。

作品投稿して原稿料頂戴した経験もあるのです。

他に選択肢は無いのか?

まず、テーブルクロスは百均で買った安物だからまた買えばいい。

アルミトレーも百均で何とかなるだろう。

じゃあ、実害はほぼない。

火事も事前に消し止められた。

こうならずに済んだ。

良かった。

肝心のサイコロステーキは?

塩の塊から救出してザルで水洗い、皿に入れて2分レンチンだ。

あとは塩がドロドロ辺りを汚したけど、ウェットティッシュで後片付けOK!

めっちゃしょっぱい

でまあ、伏線を回収しますけど、そのままだとめちゃくちゃしょっぱいんですよ。

でも幸いにもパックサラダを買っていたので、野菜と一緒にサイコロステーキを食えばまあまあ美味しくいただけました。

ここで改めて学びましたね。

サイコロステーキを塩窯焼きしちゃだめだと。(当たり前)

一つお利口になりました。

クッキングシートも要注意

料理が得意な方なら常識なんでしょうけど、あまり料理が得意じゃない方がたまにやると結構危険かもしれません。

今回の経験で、筆者は今後クッキングシートをオーブントースターでは使わない事にしました。

別にアルミホイルで十分なんですよ。

アルミホイルをアルミトレーに敷いて、そこに卵白塩を乗せて、肉の塊を乗せて、ローズマリーと黒ごま乗せて、卵白塩で覆いかぶせる、と。

次はそれでやれば恐らく今回のような失敗はしないことでしょう。

焼き上がったらアルミホイルごと耐熱皿の上に乗せると。

間違ってもビニール製のテーブルクロスの上の置いちゃだめだぞ、と。

まな板包丁買うかな…

この様にあわや住んでるアパートが火事になる危機的状況から、しょっぱくて野菜に包まないと食べられない美味しさのサイコロステーキにありつく選択肢を選ぶことが出来ました。

まー、最初から「まな板包丁を買う」と言う選択肢を選んでおけばよかったのかもです。

でもねー。あんまりモノ増やしたくないですし。

単身赴任みたいな生活でまな板包丁って洗ったり保管場所とか面倒いんですよね。

野菜なんてカットもの買えばいいし、手で引きちぎっても大丈夫なことも多いんですよ。

ただ今後また塩が溜まって塩窯焼きするとどどーんと肉の塊が皿に横たわるわけですからね。

独りで食うんだからそのままかぶり付くと致しましょうか。

まとめ

そんな感じで。

筆者の料理方を反面教師として、お気をつけ下さい。

オーブントースターも実は危険を秘めていますから。

火傷もヤバいですから。

(筆者もすごく軽い火傷で済んで良かっす。神様の御加護があったに違いありません)

お気をつけて楽しい料理をお作り下さい。

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