こんにちは。
あるいはこんばんは。
ゲームブック総合サイトの管理者です。
筆者は酒が飲めません。
以前は350mlの缶ビール位は飲めたのですが、ここ最近になって二日酔いの症状が著しく、酷いときには当日中に現れるようになったからです。
つまり酒が弱くなった。
そいつはとてつもなく詰まらないことです。
でもですねー。
酒が弱い人というのはアセトアルデヒドを分解しづらい人だそうです。
で、そのアセトなんちゃらの血中濃度が高い状態になり、人にとっても毒だけど病原体にとっても毒なわけです。
マラリア原虫とか赤痢アメーバなどは病原体なわけで、それらを媒介する感染症を防ぐのに役立つ――という説があるのです。
まーホントかどうか分かりませんが、そう思うことにしましょう。
(じゃないとやってらんない)
アルコールを受け付けない度合いというのが実に著しく、アルコール分0.8%のホッピーですらだめでした。
(昔は大丈夫だったのに)
そんなに飲兵衛ではありませんでしたが、たまには気分で飲みたいもの。
ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルが充実している現在、ノンアルコールの日本酒もないかなーと探しておりました。
といいますのも、筆者は神棚をお祭りしていますので、日々日本酒が必要となるのです。
(もっともノンアルコール日本酒を神前にお供えして良いかという議論の余地が大有ですが)
すると、月桂冠からリリースされているではありませんか！
おお。
これは朗報とAmazonを見ますと、めっちゃ評価が低いレビューが散見されました。
うーむ。
これは由々しき一大事。
ケースで買うのは控えて、まずは1本試飲してみたいものだと思っていたら、行き当たりばったりで立ち寄ったスーパーで販売していました。
飲み干した状況をレポートします。
価格は400円前後
消費税税込みで245mlで400円前後です。
まあ、裾物の瓶入り日本酒より若干お高い感じ。
研究開発費が大変にかかっていると思われ、その回収の分も含めての価格なのかなと勝手に推測します。
アルコールが0ということは酒税をメーカーは払わなくていいですからね。
財務省の酒税サイトによりますと、
日本酒は1リットルあたり110円。
245mlなら26.95円。
確か1円未満は切り捨て御免だったはずなので26円と。
通常の日本酒で払わなくてはならない26円は不要なので、出来ればもう一声欲しいですね。
外観
発売当初は各メディアで報道もなされたようですが、正直あまり見かけない印象です。
このように、かなりセンスの良い瓶に詰められています。
で、いつものことながら飲み終わった後に気づくのがこちら。
「よく振ってからお飲み下さい」
どうしてこのワードはかなり隠された場所に記載されているのでしょうかね。
フタに明示しとけば良くない？
できれば混ぜてほしくないのかも知れませんね(或るいわね)
飲んだ印象
簡単に言うと、とても甘い柚子のノンアルコールカクテルに、飲み干した後の余韻に辛味を感じる設定となっております。
匂いも確かに日本酒的なものを感じます。
ただ、やっぱり違うのですね。
違うんだけど、これは一人で面と向かって意識を集中してこの飲料を飲むからです。
これが仲間と酌み交わしたり、あるいは居酒屋やバーでワイワイやっていれば気にならないんじゃないかなー。
なのでこれは家庭用ではなく、飲食店で提供するのに向いているんじゃないかなと勘ぐります。
お酒好きな方にはかなり違和感を感じると思います。
正直、何となく合成的と言うか、化学的というか、自然さの感じられない香味です。
本当にお酒の飲めない人が、場の雰囲気で日本酒っぽいの飲みたいときにやるのが適しているかなと思います。
敢えて話題やネタとして皆んなで飲むのもいいでしょう。
皆んなで少しずつ飲んで、
「これは日本酒だ！」
「いいや、違うわ―」
と言う感じで盛り上がるのではないでしょうかね。
まとめ
殆ど居酒屋やバーなどに出向かないので筆者は分かりませんが、提供されているなら冒険的にオーダーしてみると面白いと思いますよ。
もはやこれは、香味を楽しむと言うより、日本酒に近いかどうかを自分の味覚嗅覚で冒険するエンタメなのでありましょう。
神棚にお供えする日本酒は通常のアルコール入りのものを選択し、下げたものは強引にお料理に使うとしますッ！
コメント