ゲームブック投稿サイト GameBook.xyz をリニューアルしました。

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

GameBook.xyz

長らくかかっていた作業が終わり、8月13日にローンチ出来ました。

専門的なことを言うと、リニューアル前のサイトはWordPressをベースに作成しており、今回は別のフレームワークを利用しています。

その違いや特徴を書いていきたいと思います。

パラグラフの取り扱い

ゲームブックの最大の特徴は、読者が各場面で選択肢を選び、次の行動を選ぶというアドベンチャーゲームである点です。

その運用にパラグラフと言う概念は欠かせず、パラグラフ単位で読者は行動します。

パラグラフ同士の区別に、ページ番号ならぬパラグラフ番号が割り当てられるわけですが、今回これは生かしました。

実は、パラグラフ番号って電子媒体になると要らなくなるものなのです。

実際の例としてはinkleが提供しているinkle Writerでゲームブックを作成するケース。

ゲームブック作家はinkle Writerで作品を制作し、inkleに見てもらいます。

その出来栄え如何でinkleが気に入ったらKindle版がリリースされるのですが、そこではパラグラフ番号はなく、リンクでパラグラフ遷移するような仕組みになっています。

1980年代の読者はペラペラと飛び先のパラグラフ番号までページをめくったものですが、電子媒体ではリンクがその代替となりました。

なので、パラグラフ番号をなくそうと思えばなくせましたが、敢えて生かしました。

今までのゲームブックとの互換性(?)を保つという目的、というよりは、新しい機能のためです。

足跡機能

紙媒体と電子媒体の大きな違いは電子はインターネットに繋げられるという点。

これを利用すれば、作品で読者はどのような足取りをしたのか記録に残せるのです。

ゲームブック作家の皆さんとしては、読者がどのような選択肢を選んだのか知れるもんなら知りたいんじゃないでしょうか。

せっかく苦労して作り上げた作品。

自分の思い通りの動きをしている読者をみたら、喜びも一入ですよね。

ま、逆にこれ、読者も見られるようになったらネタバレなどになってしまうので、制作した本人しか見られないようになっていますのでご安心を。

↑こんな感じで見られます。

パラグラフのシャッフル不要

紙媒体のゲームブックはパラグラフはシャッフルされたような状態でした。

つまり、冒頭で1をみて、次に移動するのは2や3というパターンは稀ということです。

今見ているパラグラフに関連する内容が書かれたパラグラフが次のページにあると、それはネタバレになっちまいます。

そこで1980年代のファイティング・ファンタジーシリーズは、トランプのカードがきられて(くられて)いるかの如くパラグラフの並びをランダムにしたのでした。

これはゲームブック作家としては結構面倒臭い作業です。

やらないでいいものならやりたくはないでしょう。

解決策は、読者には今読んでいるパラグラフ以外は見せないようにすればいい。

そして選択肢を選んだら、その選んだパラグラフだけが表示される。

以下その繰り返し。

これで制作が楽になりましたね。

タップ一つで次のと飛び先

これも電子書籍ではおなじみの機能です。

なのでもうちょっと押しやすく、ボタン型にしました。

スマホでも読み進めやすい仕様です。

上記の場合、最初のパラグラフ番号2の表示は¶記号と半角数字3桁で

¶002

と記載します。

飛び先である4,3,1,5に関しては [[ | ]] と言う(大かっこ、縦線)記号を使います。

[[ボタンの文章|飛び先パラグラフ番号]]

[[東へ進む →|004]]

こちらも数字は半角3桁で記載すれば、プレイするとき自動でボタンが出現します。

使い慣れたツールからコピペで

今回のサイトの特徴は、本文を規則に則って全て入力したら、自動でボタン生成されたり、パラグラフが一つずつ表示されるようになっているところです。

ただその分、CMSの機能は極限までシンプルなので、いつもあなたが使い慣れているWordだったり、エディタであったり、ワープロツールを使ったほうがいいでしょう。

完成した作品を投稿サイトの該当欄にコピペして下さい。

パラグラフジャンプ

今回のゲームブック投稿サイトはそれなりに良い面がありますが、問題もあります。

パラグラフジャンプという概念。

読者がとあるミッションをクリアしたらフラグのように番号を与えられたりします。

その番号をメモっておき、ここぞという場面で力を発動させたいときに、与えられた番号を何らかの計算を施して、答えのパラグラフ番号へ移動せよと言う展開。

これはズルが出来ず、ミッションをクリアしてフラグ番号を知らないと該当パラグラフへ移動出来ないという仕組みです。

この機能は今回盛り込んでおりません。

あと、今後も盛り込まないかもしれません。

例えば、このバンカーズクエストという作品は、上記で述べたようにフラグ管理に番号を読者に伝えるのではなく、ストレートに「あなたは何々したか?」と聞いてきます。

その質問内容によってはそれがネタバレじゃないかなとも思いますが、でもクリアしたかの判別、分岐はそれでよいのではないでしょうか?

ストレートな質問ではなく、物語に矛盾するような描写がある、例えば死んだはずのキャラが話しかけてくるとか。

選択肢でその話しかけに普通に応じるか、驚くという選択肢を設けるとか。

死んでるんだから驚くという選択肢がフラグの代わりだという風にもできそうですよね。

また、パラグラフジャンプはページ総当りで該当ページを紙媒体のようにペラペラめくる所作ですからユーザーエクスペリエンスとしては良くはないと思うのですよ。

読者にとっては煩わしいんじゃないかなと。

(この点、幻想迷宮書店さんはこの辺の取り組みをいい感じで行ってます)

前述の通り、ゲームブック制作の技術でクリアしていくべきことかなと思います。

指セーブ

ま、あと困っているのがいわゆる「指セーブ」ですね。

選択肢で迷ったら、指で挟んでおいて他の選択肢のページを覗いてみるというちょっとずるいやり方。

現状のところ非対応です。

でもそれは公式に認められている遊び方なのです。

指をこのように挟むことで超ズルいことが出来るんだよね。イアン・リビングストン先生は別の見解をお持ちに違いない。

問題ないぜぇ。5本指のブックマークは世界中で広く使われているんだぜぇ。

※注 筆者の英検2級レベルの英語力で翻訳しています…!

何と……!

あの、イアン・リビングストン先生が5本まで指セーブ大丈夫って言ってるんですよ。

その機能は盛り込みたかったのですが、要検討課題ですね。

出来るかな??

実のところ、読者が作品を途中でやめて続きは明日と言った場合……。

それは読者にとっては重要な機能ですよね……。

多分ですけどブラウザのタブを閉じなければそのまま続き出来るんだと思います。

(て、ことはデスクトップパソコンとか電源切ったら最初からパターン)

ユーザー登録とかログインとかしなくてもゲームブックをプレイするだけなら出来るように作ったので、セッションとか無関係なんで……。

どうかな?

問題があればちょっと対処していきたいところです。

挿絵挿入

あと今回のローンチではまだ画像については未対応です。

表紙絵であったり、ここぞという場面での挿絵……。

まあ、この辺は構築に日にちがかかると思いますが実装していきたいと思います。

もっとも、旧GameBook.xyzでは画像を挿入しない作品も多かったので、優先順位はそれほど高くないかなと今回は見送った案件です。

オッス、オラ、ゲームブック投稿サイト

そんなわけで読者にとっても作家にとってもとおってもおもしれー感じに仕上がってるから

ぜってぇ見てくれよな!

GameBook.xyz

ゲームブックに携わっている人はどうしてこうも高学歴なんでしょうか。

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトをリニューアル中の管理者です。

ゲームブックの情報をネットサーフィン(死語)しているので、自ずと海外情報にぶち当たります。

そしてひょんなことからある法則を導いてしまいました。

ゲームブックに携わる方は高学歴

と言う仮説です。

その辺のところをご報告したいと思います。

火吹山の魔法使いアプリ制作者

ゲームブックと言えば火吹山の魔法使い。 

「ゲームブック」 でググればウェブで人気と言う表示とともに火吹山をリストアップしてくれるGoogle先生。

火吹山がアプリになったのはご承知のとおりです。 

store.steampowered.com

Steam版が本家で、Switchにも移植されています。

ec.nintendo.com

(てか、火吹山アプリがSwitch版で、さらに日本語対応で出てるのって凄いことですね。無茶しやがって……。)

もととなるSteamアプリを制作したのはTinManGamesです。

ファウンダーはNeil Rennison氏。

彼はBournemouth University(ボーンマス大学)出身です。

イギリスの公立大学で1992年に設立された新しい大学です。

それにも関わらず2015-16年にはTimesの世界大学ランキングで401-500位と言う快挙を成し遂げています。

ちなみに北海道大学が2016-17で同401-500位、早稲田が601-800位です。

(北大の評価が早稲田よりいいのはノーベル賞受賞者を輩出しているからでしょうかね……。村上春樹さんのノーベル文学賞受賞が早急に望まれるところです。あと余談では札幌の進学校の受験生は北大と早慶を併願し、全て合格したら北大に行くケースもあります)

なので雑に言うと早慶以上のレベルがあるってことじゃないでしょうかね。

そもそも大学がTimesの世界大学ランキングに入っている時点でエリートです。

ソーサリー!アプリ製作者

それではゲームブック最高峰とも誉れ高いソーサリー!

そのアプリは4部全てリリースされています。

そのアプリを制作しているのはinkle。

ファウンダーはJon Ingold(ジョン・インゴルド)氏とJoseph Humfrey(ジョセフ・ハンフリー)氏の二人。

彼らは泣く子も黙るケンブリッジ大学卒です!

前述のTimesの世界大学ランキングで2016-17では堂々の1位!

そのランキングでは東大が39位ですからね。

東大よりずっと難易度の高い大学って……。

もう、全く想像ができない世界ですね。

そこまでのエリートが出てきてくれなくてもいいよ!

Choice of Gamesのファウンダー

日本では殆ど知られてないと思いますが、筆者が密かに注目しているメーカーです。

ゲームブックはこんな無料作品が有ります。 

www.choiceofgames.com

このゲーム、てっきりRPGファンタジーのように勇者がお姫様をさらったドラゴンをやっつけるのかと思いきや、ドラゴンが主人公ですから!

文章も結構おふざけの内容でウケますよ。

ドラゴン、どうしてお姫様をさらったのですか?

なんか文句あるか?

いえいえ、めっそもありません、いや私がいいたかったのはその……

(-_-;)

と言うようなやり取りが展開されるんです。

英語もそれほど難易度の高いものではないで英語の勉強も兼ねて楽しんでみてください。

まあ、それはさておきファウンダーの一人はDan Fabulich氏です。

彼はYale University(イェール大学)卒です。

何かYahoo JAPANみたいなYのロゴが気になる大学なんですが凄いんですよ。

ハーバード大学のライバル校みたいなモンで、ノーベル賞受賞者は数え切れないほど輩出しているんですね。

もうノーベル賞飽きたよ

みたいな感じですよ。

凄すぎますね。

その割に前述のゲームブックの砕けた感じがまたグッと来ますよね。

Delight Gamesのファウンダー

比較的新しいゲームブック制作メーカーのDelight Games。

こちらは主にスマホ媒体でゲームブックを販売しています。 

www.delightgamesllc.com

この会社のファウンダーはSam Landstorm氏。

University of Washington(ワシントン大学)卒です。

7名のノーベル賞受賞者を輩出しているそうで、それだけでも東大・京大クラスであることは容易に想像つきますね。

はい、そしてTimesの世界大学ランキングでは25位ですから、軽く東大を超えてます。

東大より難しい大学って本当に想像つきませんね。

ちなみにSam Landstorm氏はマイクロソフトで働いてたみたいですよ。

どんだけエリートなのよって突っ込みたいところですね。

Textadventures.co.ukの創設者

おそらく世界で一番アクティブユーザー数の多いゲームブック投稿サイトです。

textadventures.co.uk

一日の訪問者は1000人なので月間PVは3万程度です。

でもこのサイトに前述のDelight GamesやChoice of Gamesが作品の紹介でゲームブックを投稿していたりもするので、影響力は結構ありそうです。

このサイトのファウンダーがAlex Warren氏。

彼はImperial College London(インペリアル・カレッジ・ロンドン)出身です。

その大学がまたすごくて、過去に14名のノーベル賞受賞者と2名のフィールズ賞受賞者を輩出しています。

あのアメリカのマサチューセッツ工科大学と肩を並べるほどの理系大学です。

Timesの世界大学ランキングでは8位。

どんだけエリートなんだよ……。

実は日本でも

高学歴なのは世界的な傾向かと思いきや、日本でもその傾向があります。

  • 火吹山やソーサリーを翻訳した浅羽莢子先生は東大卒
  • 展覧会の絵を執筆した森山安雄先生は東工大卒。
  • 送り火には瑠璃色のや魔法使いディノンの門倉直人先生(思緒 雄二先生)は慶應卒

もう、皆さんどんだけ高学歴なんですか……。(´・ω・`)

まとめ

以上のようにゲームブック制作に携わっている方は超エリートです。

そんな背景もあり、筆者がゲームブックを制作したところで太刀打ち出来ないなあと二の足を踏むのですが、勇気づけられる事でもあります。

日本ではゲームブックは衰退しているとか、オワコンだと評価されることが多いのですが、今世界では高学歴の大勢の人たちがゲームブックに取り組んでいます。

それほど面白くて可能性のある媒体だと認識されていることの証でしょう。

小説や漫画、映画、そしてゲームと肩を並べるほどのエンターテイメントなのだと実感できます。

今後も出来る限り携わっていければと思っています。

ゲームブックの歴史を書いてみます

表題の通り、ゲームブックの歴史を書きますが……。

筆者の独自研究ですのでいろいろなご指摘はあるかもですが、優しくご意見下さい。

1.Consider The Consequences!

いや、まあホントに諸説あるんですよ。

まあでも実際に商業ベースというか、印刷された書籍媒体として出版されたのはこれではないかとTwitterでもっぱらの噂です。

筆者の英検二級レベルの英語力で訳すと

物語の人々:私は今新たに最古に知られるゲームブックを入手した。—それはこの二人の女性によって1930年に書かれた。

なんだそうですよ。

このことは、英語版のWikipediaに載っています。

en.wikipedia.org

作者はDoris WebsterとMary Alden Hawkinsの女性のお二人。

読者はHelenとJedとSaundersの三人の登場人物の役割を順に担い、選択肢を選んで読み進めていきます。

そして一人で遊ぶゲームとして、恋愛ゲームとして、一発芸として楽しめるみたいです。

機会があったらゲットしてみたいですね。

2.CYOA──きみならどうする?

黎明期のゲームブックは”Choose Your Own Adventure”、略して”CYOA”

日本で初めて発売されたゲームブックもこちらの日本語版と言えそうです。

日本語訳は「きみならどうする?」


ゲームブックをご存じの方は意外と思う方もいらっしゃるかもです。

でも恐らくこれが「初めての成功したゲームブック」といえるでしょう。

アメリカで1979年に生まれ、日本では1980年に学研(現・学研ホールディングス)から出版されました。

内容は主人公(=君)の状況の記述があり、それに対してどうアクションするかが選択肢として綴られています。

(例)
家から出発するなら、4ページへ進め
待ってみることにするなら、5ページへ
…読者の選択により物語は異なった展開を示し、最後には違った結末に辿り着くことになる。(Wikipediaより)

筆者は原本を手にしたことも見たこともありません。

絶版のためAmazonなどでは高騰しており、入手は困難なためです。

シリーズで6作ほど日本では出版されたようで、書籍で楽しめるゲームとしてアメリカでは暫く人気があったようです。

日本では、小中学生向けの割にはグッドエンディングを迎えることが難しいためかそれ程ブレイクしなかったようです。

3.TRPG──火吹山の魔法使い(ファイティング・ファンタジーシリーズ)

火吹山の魔法使いはイギリスのスティーブ・ジャクソン氏とイアン・リビングストン氏の共著で作成されたゲームブックです。

両氏はファイティング・ファンタジーと言われるレーベルを立ち上げます。略してFFなため、「何? ファイナルファンタジー?」と混同されることもあるかと思いますが、ゲームブック業界(そんなのあるの?)ではデフォルトに近い勢いです。

実のところゲームブックと言えばコレ! と言う方は多いと思います。

スティーブ・ジャクソン氏はさらに名作「ソーサリー」シリーズを執筆しており、4部作からなるこの作品はゲームブック界の最高峰とも言われる誉れ高い逸品です。

テーブルトークロールプレイングゲーム(TRPG)、今のRPGの原型となったテーブルゲームを広めるため、或いは一人でも楽しめるようにと考えだされたのがこのシリーズです。

まだスマホは愚かゲーム機やパソコンですらまともに普及していなかった時代。皆こぞって飛びつきましたね。

内容としては上記CYOA同様選択肢を選んで物語を進めるのですが、

  • RPGの様に戦闘シーンがある
  • ダンジョン散策するタイプもある
  • アイテム入手などによるフラグ管理
  • 魔法を取り扱うタイプも有る

と言う画期的な要素を盛り込んでいました。

主人公(=読者)や出没する敵には体力や技術と言うパラメーターが与えられており、サイコロによる乱数を加味してバトルを展開するんです。

そして双方向とも呼ばれるのですが、ダンジョンが上手く選択肢と飛び先で形成されており、東へ進む、北へ向かう……と言った選択肢を選ぶことで、読者がまるでダンジョンをさまよっているかのような臨場感を表現していました。

つまり、ぐるぐる同じ箇所を回ることも可能な仕様になっているんです。
ドラクエの様なダンジョンを文章で散策する感覚は小説の域を超え、ゲーム機能を内包した書籍、まさにゲームブックだったんです。

敵を倒したり、ダンジョンを散策したり、あるイベントで成果を出せばアイテムや重要な情報を知ることが出来、それがゲームクリアに貢献すると言った仕組みも踏んだんに盛り込まれていました。

ゲームをクリアするにはサイコロ転がしたり、アイテム入手したらメモ、ダンジョン散策のたびにメモ、と言う事が必要でした。

今となっては煩わしい話ですが、当時はそれらの作業ですら楽しかったのです。

4.「14へ行け」──グレイルクエストシリーズ

先に述べたFF(ファイティング・ファンタジーですよ、念のため)シリーズがゲームブックの王道なら、脇道の道草の楽しみとして高評価なのがこのハービーブレナン著のグレイルクエストシリーズ。


ゲームブックは選択肢によって読者はパラグラフと呼ばれる番号のついた文章へ移動しますが、その時に「14へ行け」と言う表現を見かけたら残念賞です。

パラグラフ14には「君は死んだ」と書かれているからです。つまりゲームオーバー。やり直しなさいという意味です。

主人公PIPは再度冒険に旅立つこととなります。この、死んでもなんどでもやり直すことが出来る、と言うのがゲームブックの醍醐味ですね。

そしてこのシリーズの特徴は魔術師マーリンの囁きと呼ばれる「語り部」の存在です。
冒頭の物語の序章やゲームルールの説明などが面白おかしく語りかけてくるのです。

この語り部のキャラが憎めないんですよ。
そのうち14へ行けが大前提になって

「そんなことをしたらどうなるかわかっているだろう? そうだ、14へ行け」

というように言い出す始末です。
ページを繰るワクワク感が堪らないですね。

5.漫画と迷路やなぞなぞ──にゃんたんのゲームブック

これまでのゲームブックは稀にイラスト挿入はありますが、主体は文章です。それに変わって出版されたのが「にゃんたんのゲームブック」シリーズです。

特徴は上記のゲームブックと次の変更点があります。

  • 文章 → 漫画
  • 戦闘 → 迷路やなぞなぞ
  • 小中学生向け → 児童用

漫画媒体でのゲームブックと言う点が非常に画期的でした。

戦闘でサイコロ転がしたり、ダンジョンはマッピングしないと目的地に辿りつけない、と言うようなこともなく、子どもたちは夢中になりました。

にゃんたんのゲームブックシリーズはかなりヒットしたので今でもゲームブックといえばにゃんたん!と言う方も多いですよ。

6.メード・イン・ジャパン──展覧会の絵、送り雛は瑠璃色の

まあ、にゃんたんのゲームブックシリーズもメード・イン・ジャパンには違いないんですが、日本独自の特色が出始めたのがこれらの作品です。

まず、「展覧会の絵」の主人公は吟遊詩人であり、武器を持ちません。手にした竪琴を弾き、音楽によって様々な効果を発揮します。

それにより敵と戦ったり、イベントに対処することで冒険を進めます。タイトルでピンと来た方も居るでしょう。音楽の「展覧会の絵」をイメージすると世界観が非常にマッチしますよ。

そして「送り雛は瑠璃色の」は古典や和歌が盛り沢山の和風テイストのゲームブックです。時間の概念があり、その経過により発生するイベントに手がかりを集めながら対処できるかが鍵です。

ちょっと好みは別れると思いますが先見性に優れた作品でした。

7.ファミコンから派生──冒険ゲームブックシリーズ

ファミコンをご存知でしょうか? 世界で一番売れたゲームソフトはスーパーマリオブラザーズですから、そのネイティブ機として有名です。

ファミコンを始めとしたゲーム機で提供されていたゲームを、ゲームブックとしてリリースするという画期的なコンセプトです。

ゲーム機もソフトも高い。でもゲームをしたりその世界観にもっと触れたい。そのニーズを満たしてくれたのがこのシリーズ。

凄いのはグラディウスと言うシューティングゲームのゲームブックも存在しました。

ただ、日本経済はバブルへの道をまっしぐら。

ゲーム機もファミコンからスーパーファミコン、プレイステーションへと高価格高機能化して行ったのですが、それらが良く売れる時代になりました。

そのため、表現力の素晴らしさや、自動で殆どの処理をしてくれるコンピューターゲームへとゲームブックは取って代わられ、衰退し、オワコン化していきます。

8.ドルアーガ三部作──鈴木直人氏

ゲームブック作家といえば、先に述べたスティーブ・ジャクソン(UK)氏、イアン・リビングストン氏、ハービーブレナン氏が著名ですが、日本人で高名と言えばこの方、鈴木直人氏。

処女作は人気ビデオゲームタイトルであった「ドルアーガの塔」のゲームブック版。原作のビデオゲームに恥じない、人気、システム、文章力、演出力なども非常に高い評価を受けています。

ビデオゲームの原作を踏まえ、オリジナル要素が重厚なため、国産ゲームブックの最高峰と言われるほどです。(Wikipediaより転用・修正)

練られたマップの展開や、二人の仲間と冒険を共にすること、隠しエンディングの存在など、非常に斬新な内容のゲームブックになっています。

他、多くの名作を執筆しています。

9.復刻にかける1──創土社の奮闘

オワコン化を憂い、ゲームブック復刻への挑戦に多くの方が携わりました。

とりわけ精力的に活動したのがこの「創土社」と言う出版社です。発音は「ソードシャ」です。Swordの捩りで、稀にマークが剣になっていることがあるほどです。

つまりファンタジーのゲームブックの復刻版をメインに出版し始めたんですね。

「ソーサリー」シリーズや「グレイルクエスト」シリーズ、そして「展覧会の絵」や「送り雛は瑠璃色の」、「ドルアーガの塔」シリーズも出版しています。

一部加筆や修正、削除などされているため、往年のファンからは賛否両論です。

そして創土社はゲームノベルコンテストも実施し、ゲームブック作家の育成にも意欲的でした。
しかしゲーム機全盛のこの時代ではなかなか大ヒットにつなげることは困難だったようです。

10.復刻にかける2──iGameBookの栄枯盛衰

書籍ではなくiPhoneアプリで名作ゲームブックの復活と言う触れ込みで立ち上げられたiGameBook。

「グレイルクエスト」シリーズや「送り雛は瑠璃色の」の他、同人ゲームも参戦し、盛況を見せるかと思われていましたが、惜しまれつつ2015年3月でサービスを終了しています。

簡単に言うと、マネタイズ方法にいろいろ問題があったようですね。

代わりにと言ってはなんですが、入れ替わりで筆者はゲームブック投稿サイトをこの頃立ち上げました。

そのサイトも今リニューアル中です。

今しばらくお待ち下さい。

11.リアル脱出ゲーム──謎解きゲームブック

ゲームブック復興が困難を極める中で、当時人気のあったリアル脱出ゲームをゲームブック化したのがこちらのシリーズ。


謎解きがかなり難解なため、全員がゲームブックをクリアできるとは限りません。それでもゲームブック自体はスマッシュヒットをしてます。

ま、でもそれが夢中になれるとも言えます。人によっては数年かかって「クリア出来た」と言う方も。(筆者も全然クリアできませんでしたけどね)

イベントと連動して数々のシリーズが出版されています。

かなり若い世代の方にも親しまれているようで、ゲームブックと言えばこの「謎解きゲームブック」と認識する方も居ることでしょう。

12.人気コンテンツ──ゲームブック版の登場

数は少ないですが2015年には3作出版されました。「七つの大罪」「青鬼」「進撃の巨人」と言うマンガやアニメ、フリーゲームで人気のあるコンテンツのゲームブック化です。


冒険ゲームブックでも実績があるように、人気コンテンツのゲームブック化は堅調なヒットが見込めます。

今後もこの傾向が続き、同じ出版社(講談社やKADOKAWA)のコンテンツのゲームブック化が望まれるところです。

13.SNSアプリ感覚──LIFELINE…

TwitterやLINEが人気を集めていますが、それに似たような感覚でプレイできるゲームブックアプリといえるのがこちらのシリーズ。


2015年度のiPhone有料ゲームで、日本と中国では一番だったとも噂される人気ゲームです。現にTwitterのTLには主人公タイラーのイラスト(想像図)が溢れています。

このシリーズの主人公は読者ではありません。タイラーやアリカと言う人物が読者へ助けを求めてきます。

読者は彼らと交信することにより、話を聞き、状況を把握し、考え、冗談を言い合い、相談に乗り、時には叱責し、指示を与え、主人公のミッション達成を手伝います。

晴れて主人公は助かるのか? それはあなた次第という触れ込みです。

このジャンルはこれから流行ると筆者は踏んでいたのですが、Lifeline制作会社は吸収合併され、その親会社は今後スマホアプリ作る予定がないと言う経営判断のため、続編のリリースが難しい状況にあります。

14.まとめ

謎解きゲームブック、人気コンテンツのゲームブック化、そしてLifelineに代表されるSNS風ゲームブック……。今後差し当たって盛り上がりそうなゲームブックはこの辺じゃないでしょうか。

オワコンと言われるゲームブックも、マンガやラノベのように一つのジャンルとして広く受け入れられる日が来ることでしょう。

それが筆者のミッションです。

デジタルゲームブック作成ツールTwineが流行らないのは、日本語未対応だからと思うのでサポートしてみた

こんにちは。

選択肢を含む物語の素晴らしさを広めたいと日々活動しているものです。

ゲームブック投稿サイトやKindle対応のパラグラフシャッフルツールを提供しております。

興味のある方は訪問してみて下さい。

あと細々とゲームブック作成ツールの操作方法紹介の動画も公開してます。(ちょっと後悔してます)

👆こちらはAXMA Story Makerというツールです。

これとは別に、無料で使えるスグレモノのツールもあります。

それがTwine。

twinery.org

実は日本では、ゲームブックというよりブレストに使えると以前話題になったことがありました。

cyblog.jp

でも今ひとつ日本では普及してないなと思います。

黒歴史にはなりますが、Twineを使っての作品を投稿するサイトを運営してみましたが反応がさっぱり…。

その原因を見てみると、まず1つ思い当たるのが日本語未対応なこと。

日本人は大学まで通えば10年英語を勉強しているはずですが、その割には英語できない人が多いですよね。(いや、私もですけど)

そこで、日本語版があればいいんじゃないかと思い、ちょっと動いてみました。

Twineの多言語対応

実は既にTwineていろいろな言語に対応しているんですよ。

下記画像はhttps://twinery.org/2/#!/localeの2019年9月23日現在のスクショです。

スクショなので下切れてますけど、18カ国語に対応しているんですね。

アナと雪の女王のLet it go 25ヶ国語には負けますけど、いい線いってますよね。

てか18カ国語もあって何で日本語無いのよ!

22nd-century.jp

👆少子高齢化・人口激減の日本とは言え、世界ランクではベスト10に入るのに。

これは由々しき事態です。

やってみた

筆者は英検2級レベルの英語力しかなく、何だか英語の語彙力のテストをしてもネイティブで言うところの8歳くらいのスキルしかありません。

そんなんで英語から日本語翻訳って馬鹿げてはいるのですが、今はGoogle先生が無料で翻訳ツールを用意してくれている時代。

判らないときは頼りまくりました。

そしていろいろ調べていると、Githubとか言うところにアップしたらいいということが判明したのでそうしました。

反応がさっぱり

ところがですね〜。

Twitterでもツール作成者本人にメンションしても全く反応がなかったのですよ!

オッス!

オラ日本人。

Twineの日本語翻訳はここにあっぞ。

ぜってぇ見てくれよな!

まあ、筆者はあらゆるところに声掛けや「やりましょうよ」とか言っているのですけどまずは無反応なんですよね。

なので今回反応がなくても特段気に留めていませんでしたけど、一つの可能性が閉ざされたなあとは思いました。

どうにか選択肢を含む物語の素晴らしさを広めたいのですが暗礁に乗り上げてしまったような閉鎖感を感じましたね。

そう思っていて、すっかり忘れた今日になってメールが届いていました。

ラベルどうする?

こんなメール(原文ママです)

What should this translation be labeled? e.g. On https://twinery.org/2/#!/locale, the French translation is labeled “Français”.

はい。

英検2級レベルの英語力で翻訳しますと。

この翻訳はラベルを何にしたらいいんだい?

例 フランス語翻訳は「Français」だよん。

というではありませんか?

おお…。

日本人なら「拝啓」で始まり「敬具」で結ぶ。

季節の挨拶を入れ、なかなか本題に入れないまどろっこしさを感じますが、海外では至ってシンプル。

単刀直入ですね。

それにジェラシーを感じた筆者はたった一言、

日本語

と返してやりましたよ!

ざまあみろ!

(いえ、何でもありません)

そうしたら感謝のメールも頂戴しました。

本当にあんな訳でいいのか。あらゆる意味でファイル形式も大丈夫だったのか。

様々な心配事が錯綜しますが、まあいっか。

なんかあったらそんときはそんときで。

そのやり取りは下記で確認できます。

github.com

まとめ

作者のChris Klimasは、「次のリリースに組み込む」と言っているので一体いつになるのかわかりませんねえ。

まあ、それでも筆者の日本語訳とかファイル形式とかあっていればそのうち日本語版がリリースされると思います。

何らかの動きが判明次第、またお知らせしたいと思います。

一つのサイトを閉めました。選択肢を含む物語の素晴らしさ広めたいのでTwineの日本語版をお手伝いしてみました。

こんにちは。

選択肢を含む物語の可能性を広めたいと考えている者です。

今回は最近閉鎖したWebサービスについて触れたいと思います。

そのサイトの特徴は下記の通り。

  • 電子媒体で提供されるゲームブックを「eゲームブック」と定義
  • 無料・有料ツールにて作品を作成
  • ユーザー同士で作品を投稿したり売買できる

これが反響が皆無でして…。

1年ほど試しにやってみましたがダメでしたので自分の反省と今後の傾向と対策を練るためにこのエントリをしたためております…。

まあ、単なる自己満足的忘備録ですね。

ゲームブックの意義

筆者は「選択肢を含む物語」の有用性を実感しています。

俯瞰的に世界観や物語の深さを味わったり、窮地に陥ったときに別の方法はないかと模索する思考回路を醸造したり、試行錯誤でより良い結果を求めたり。

新たなコンテンツとしても教育的効果としても「選択肢を含む物語」の芸術性や楽しさ、エンタメ性の高さと言ったものを世の中に広めたいと考えています。

ただ、そもそもゲームブックってやはり時代にそぐわないのかなあとも最近思ってきました。

どうしても流れというものはあって、ゲームブックと言うと下記の呪縛から逃れられないのです。

  1. 80年代に流行ったもの
  2. 紙媒体でページをめくるもの
  3. 主人公はあなた
  4. ファンタジーの世界観
  5. RPGでのバトルシステム付随
  6. 紙と鉛筆とサイコロ必須
  7. ステータスやバトルの経緯を冒険記録シートにもれなく記載
  8. バトルのズルや指セーブをしても良い
  9. 懐かしい…

筆者は上記どれを否定はしませんが、逆にどれにも当てはまらないものでもゲームブックと称して良いという立場です。

無論上記条件に当てはまらない売れたゲームブックも存在するのですが、大多数の世論は上記に挙げたものに帰着するのですよね。

それだとゲームブックは発展しない。

素晴らしいものなのにもったいない、と考えました。

再定義したい

端的に言うと、「ゲームブックの再定義」をしたかったのです。

紙をペラペラめくってサイコロ転がして読者が自分で条件判断してシートにメモして読みすすめる…。

楽しむ前に煩わしさが邪魔をするよね、と。

だから令和の時代にあったフォーマットで広めたいな。

それがTwineに代表されるツールで提供されるeゲームブックだと。

でもその「ゲームブックの再定義」は叶わなかったというのが実感です。

ゲームブックの紙媒体からコンピュータのノベルゲームに昇華を遂げたと言う意見もありますね。

それも否定しません。

でもあの電子紙芝居的なUIも現代のスマホ中心の媒体にはマッチしきれていないなというのが筆者の実感なんですよね。

ノベルゲームはどうしても音楽や演出必須なので、ユーザーの好みで物語のスピード調整ができないと言う弱点を抱えています。

場合により何度も同じ場面に出くわしたりしますが、それをスキップする、短時間でやり過ごすというUIになっていない。

もとより、会話の演出なのか、文字が一つずつタイプして表示されるあのゆっくりしたメッセージ表記。

LINEとかでそういう演出は皆無なので、現代社会のユーザーはそんなUI求めてないんじゃないかなと思っています。

Twineいいのに

選択肢を含む物語、インタラクティブフィクションを制作するためのツールは世界で140個以上リリースされています。

とりわけTwineと言うツールは、パラグラフ遷移が見える化されていて、とても扱いやすいツールだと認識しています。

クリックひとつで場面が切り替わるので、スマホ片手に読みすすめる場合、UIとしてはいい感じだと思います。

それでもTwineが日本であまり人気がないのは、実のところ日本語に対応していないからかなあと思うようになりました。

中学・高校と最低6年は日本人なら勉強している方が多いと思います。

でもいざ英語が出てくると離れてしまう。

Google翻訳やらポケトークがあるのに。

それでとりあえずeゲームブックの売買サイトを閉じて、Twineの日本語化をお手伝いしてみようかと。

Github

Twineはオープンソースです。

Githubにソースコードが載っております。

github.com

筆者もプログラマーではないので、今ひとつどう扱っていいのかわかりませんでした。

でもまあ、適当にやってるとどうやら英語以外の言語翻訳者の協力を仰いでいるのでそのとおりにやってみました。

  1. とあるファイルに日本語翻訳文章を追記
  2. 日本の国旗のSVGファイルを用意
  3. 所定のフォルダにアップロードする

ところが3のアップロードができないので、その場合別の所定フォルダに保存しておけばいいとも記載があり、そのとおりにして、更に作者のTwitterにお知らせもしておきました。

さてこれで本当にTwineに日本語が反映されるようになるのでしょうか。

今後に期待

Twineが日本語対応になれば使ってみるというユーザーも出てくるんじゃないかなと。

そうなれば一度閉めた売買サイトも形を変えて再リリースしようかなと考えています。

英語版しかない「Sorcery!」ゲームアプリを日本語化してもらえないだろうかとソフトメーカーinkleにお願いしてみました。

こんにちは。

いろんなサイトを運営している者です。

スティーブ・ジャクソンUK先生の名作でソーサリー!シリーズのパート4(日本名:王たちの冠・諸王の冠 )と言えばこちらになりますが……。

その、アプリ版がリリースされました。

↑iOS、Android、Steam版があります。

往年の名作があなたのスマホやPCで蘇ります。

物語や世界観はもちろん、素晴らしいグラフイクスや動き、そして音楽が盛り上げてくれます。

バトルも簡単でサイコロや鉛筆、アドベンチャーシートが不要。

煩わしくなく楽しめます。

そんな名作にも弱点があります。

それは英語版しかないこと。

日本語版があればいいとお嘆きの声があります。

まあ、でも無理でしょうね。

以前別のソフトウェアメーカーであり、ファイティング・ファンタジーシリーズをアプリ化しているTinManGamesに問い合わせた事があるのですよ。

そうしたらコストが合わなくてダメなんだそうです。

フランス語版でやってみたら赤字だったと。

クラウドファンディングはどうかと聞いたら、それはPRがメインで開発費を賄うほどお金をゲットできないと言う返答でした。

英語は日本語よりも5倍以上は大きいマーケットです。

その英語のマーケットですらゲームブックアプリのマーケットはニッチで、とにかく儲からないそうなんですね。

なのでソーサリーのアプリを作っているinkleも同様の状況が考えられます。

でも、世の中は少し変わりましてね。

クラウドファンディングサイトのキャンプファイヤーは手数料が5%に引き下げられたんです。

流石家入一真さん。(伊達に家入レオさんのお兄さんやってませんね、って嘘です)

camp-fire.jp

Kickstarterがいかほどかは知りませんが、5%はめちゃくちゃ現実的ですよね。

そこでダメ元でメールを送ってみました。

主旨はこんな感じです。(勿論英文ですよ。念のため)

  • 日本でもソーサリーは人気です。
  • 多くのファンが日本語訳を切望してます。
  • TinManGamesに聞いてみたら翻訳はコストが合わないそうですね。
  • でも状況は変わり、キャンプファイヤーは手数料5%です。
  • 私も出来る限りのお手伝いはします。
  • ぜひご検討下さい。

さあて、一体どんな返事が来るのか。

黙殺される可能性も高いですが、何か返事がありましたらまたこのブログで報告してみたいと思います。

なお、英語版でよろしければソーサリーシリーズのアプリのリンクは下記のとおりです。

App Store

ソーサリー! パート1 魔法使いの丘
ソーサリー! パート2 城塞都市カーレ
ソーサリー! パート3 七匹の大蛇
ソーサリー! パート4 王たちの冠

Google Play




Steam版

Steam版はパート1とパート2が一緒のパッケージになってます。




金正恩党委員長もゲームブック好きでイアン・リビングストン先生のファンだと判明

こんにちは。

ネットがあると世界中の情報を入手できますが、今私は青天の霹靂とも言うべき事態にショックを受けております。

実はですね、表題の通り、あの、全体朝鮮人民の最高代表者であり、共和国の最高領導者であらせられる金正恩党委員長が、ゲームブック好きで、しかもイアン・リビングストン先生のファンであるということが判明したのですよ。

先生のTweet

確認のTweetを御覧ください。

お分かりいただけただろうか?

いやだから、この画像なんですけど、英語版なんですけどファイティング・ファンタジーシリーズのゲームブック17冊なんですよ。

そこまできちんと揃えるとは……!

筆者なんてファイティング・ファンタジーシリーズでさえ8冊しか持ってなかったのに。

しかも7巻の”Island of the Lizard King”、日本名「トカゲ王の島」に至っては2冊重複して所有しているじゃないすか……!

もしかしてゲームブックのプレイに興じすぎてボロボロになったから、あるいはその対処のために2冊買っているとか、ですかね……?(ちょっと黄色いのもポイントです)

それで当のイアン・リビングストン先生のTweetは

彼がファンだっただなんて知らなかったぜぇ👍

って絵文字付きで!(筆者の英検2級レベルの学力で意訳)

いやもう、党委員長、それならそうと早く言ってくださいよ!

となればまあ、いろいろな憶測や情報が錯綜していますが、北朝鮮ではゲームブックも党幹部の嗜みとして認められているということでしょう。

ゲームブック再興の日も近い、かな??

これ献本しないと

党委員長がファンだっていうんなら、これを献本してみたいですよね。

イアン・リビングストン先生の名作、Deathtrap Dungeon日本語版です!

原作はこれだったんですが。

どこをどうやったら少女化萌え化しちゃうんだろうかと先生も思わず

Huh???

と嘆いていたのが今でも忘れられずにおります。

まあでも、筆者は3年近く秋葉原に出張で出たり入ったりする生活を送っていたのでこれがデフォルトだとしか、もう思えなくてですね。

別にいいじゃん、とさえ思っていますよごめんなさい。

大変失礼しました。

お子様向けのゲームブックでおすすめのものをご紹介しますッ!!

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトリニューアル中です。

投稿サイトの過去作品がこちらでご覧いただけます

さて、筆者のこのブログにはゲームブックの事を書き綴っているので、検索ワードでゲームブック関連のものが割りとあります。

正確に言うと、今このブログWordPressってのを利用してまして、以前ははてなブログを利用してたのでその時の管理画面です。

なるほどですね。

ゲームブック世代の方々もおとなになり、子育て世代にもなっていますからね。

現に筆者にも二人いますし。

ゲームブックのいいところはゲームでもあるんだけど、きちんと書籍の役割も果たしてくれるんですよね。

読書感想文としての題材に選べるかは微妙でしょうけど、文章を読むという点では教育的にナイスかなと。

それではお子様にオススメのゲームブックをご紹介していこうと思います。

たったひとりのサバイバル・ゲーム!シリーズ

なかなか好評と思われるこの作品。

小学生低学年から高学年でも行けそうですよ。

なぜか目覚めると少年は過酷な環境にたった一人で取り残されています。

黙っていたら命が危ない!

さあ、知恵と勇気を振り絞って選択肢を選び続け、過酷な環境を生き延び、生還を目指せ!

このシリーズには謎解きやバトルシステムはありませんが、実用的なサバイバル知識が必要です。

試行錯誤を繰り返すうちに、ベターな選択肢が自ずと見つかっていき、誰でもクリアできる仕様になっているのがいいです。

ゲームをクリアするころにはいろいろな見識が広まることでしょう。

もちろん、完全に正しいとか、ゲームブック通りに行えば現実でサバイバル出来るというわけではありませんが、かなりリアルに迫っています。

ミラクル・タイム・アドベンチャーシリーズ

済みません。

筆者は未プレイですが、こちらの作品も完成度が高く、面白いと評判です。 

Amazonのレビューを引用します。

四六版39文字×13行でパラグラフ僅か120とかなりコンパクトな内容ですが、挿絵を見ながらの調査、謎解きと計算による隠しパラグラフ遷移、死の14番……としっかりツボを押さえた作りになっています。しかもこの分量でマルチエンディング。

タイトル/扉絵からして些かネタバレな感がありますが、そこはまあ入門用ということで敢えて難易度を抑えてあるのでしょうか。同時刊行された2巻の方はやや手応えある作りですので、是非一緒にどうぞ。

謎解きや計算などが盛り込まれているようですね。

後述する「にゃんたんのゲームブック」の少し年齢の大きい、前述したひとりぼっちよりは小さなお友だち用と言えそうですね。

少年マガジン漫画ゲームブック

まあ、男の子向けになるでしょうけども、このシリーズも子供には喜ばれると思います。

「七つの大罪」と「進撃の巨人」、それぞれ2巻ずつ出てます。

人気キャラクターたちの中に入り込んで一緒に冒険できる感がセールスポイントですね。

このシリーズ、別の作品でもリリースされていくといいんですけどね……。

対抗して少年ジャンプがリリースしてもオモロイす。

もう、この手の雑誌、おっさんでも読んでいるのだから過去の名作をゲームブックにしてもいいと思うなあ。

特にこち亀なんて秋元先生新しいことに挑戦するの大好きな方なのでぜひ出して欲しいところです。

都会のトム&ソーヤ ゲームブック

こちらは人気児童推理小説の「都会のトム&ソーヤ」のスピンオフ企画です。

作者のはやみねかおる先生も、少年時代にゲームブックを嗜んだそうで、それでこの企画が実現したそうです。

こちらも2作品出ていますね。

Kindle版でリンク作ってしまいましたので、紙媒体が欲しい方は適時「その他の形式およびエディションを表示」してお選び下さい。

女の子向けゲームブック

男子向けが多い中、女の子向けのも過去にはありましたんですよ。

一応過去にはあったんですけど今でも入手できるかは微妙ですね……。10年ほど前の作品ですんで……。

出版社は恐らく角川の子会社と思われる角川つばさ文庫。

角川つばさ文庫のサイトから「紙の本を買う」ボタンをクリックするとカドカワストアに移動するのですけど

という表示が出るのですよ、2冊とも。

恐らく古本屋やブックオフ、ヤフオクやメルカリで中古を狙うしかないんじゃないかなあ……。

プレゼントとしてはヒジョーにキビシーですね💦

電子書籍版で復活してくれればいいのですがね。

にゃんたんのゲームブックシリーズ

何とですね。

紙媒体は無理なんですけど電子書籍版なら復活したんですよこの人気シリーズ。

随時漫画で物語が進み、途中で迷路やなぞなぞなどいろいろな問題をクリアして行く名作です。

今のパパママ世代の方で幼い頃遊んだという方も多いことでしょう。

スマホじゃちょっと小さいのでiPadなどタブレットでお子様に遊んでもらうのがいいでしょうね。

あと、本当に残念なんですけど、飛び先の番号を押してもその場面まで移動しません。

電子書籍なのにペラペラめくって該当部分まで移動です。

うーん……。

おまけ

ゲームブックと言うより、ちょっとその企画が載っているだけではありますが、念の為。

アニマル横町の16巻に、ゲームブックのページがちょっとあります。

1話限りの分量なんですけど、意外に凝った作りですよ。

ゲームブックのことがよくわかっている方が制作している内容です。

それはすごく感動しました。

まとめ

そんな感じで数は少ないですが、お子様向けのゲームブックがあります。

読書習慣のないお子様でも夢中になれるかもですね!?

是非お試しください。

ゲームブックはなんで廃れたのか…? そんな事ありませんよ?皆さん頑張ってます!

皆様こんにちは。

いろいろなサイトを運営している者です。

ゲームブック投稿サイトもリニューアル開発中、今しばらくお待ち下さい。

アーカイブサイトはこちら。

さて、ゲームブックと言う単語を聞くと、どうしても懐かしいとか、オワコン(オワコンという言葉自体オワコンですが)と言われる向きが多いんですよね。

しかしながら、最近は過去の名作を電子書籍版で再出版したりとか。

数は少ないですが完全な新作がリリースされたりとかしてますので、ぜひご注目下さい。

今回はそのへんのことについて書きたいと思います。

謎解き系

今日本市場で流行っているのはこの謎解き系のゲームブックです。

ここ最近は、下記の謎解きゲームブックがリリースされています。

SCRAPさんではないけれど、謎解きゲームブックは割とリリースされています。

あと、現物見てないので、どんな謎解きゲームブックなのかよく分かりませんが、ドラえもんの謎解きゲームブックもあります。

謎解きじゃないけど『アリス・イン・ワンダーランド』のゲームブックや 

カナダの子供用ゲームブックを翻訳して日本でリリースもされています。

アプリ系ゲームブック

数年前まで3Minutes GamesというディベロッパーがLifeline…シリーズと言う大人気のアプリをリリースしたのですが、諸事情で現在はこの版元から新作のリリースは難しい状況。

でもGoogle PlayとApp Storeから過去作品はリリースされており、今でも問題なく遊べます。

シリーズ化されており、7,8作くらい出ていますよ。

Google Play

App Store

旧作をKindleで再出版

最近は実にこの傾向が強いですね。

にゃんたんのゲームブックは7月3日にいろいろな電子書籍フォーマットでリリースされたばかりです。

あと幻想迷宮書店さんも力を入れています。

幻想迷宮書店さんは優秀な敏腕編集者がそろっているので着実に作品リリースをしていますのでぜひチェックをして下さい。

インディーズ系

FT書房さんは常に新刊をリリースしています。

ものすごく熱心にゲームブック新作リリースに取り組んでいらっしゃる精鋭部隊とも言うべき出版社なので、ぜひチェックを!

ちなみに、FTとはFighting Trollのことだそうです。

ファイティングファンタジーをオマージュしているのでしょうか。

ゲームブック投稿サイト

はい……。申し訳ありません。

2015年から2019年までGameBook.xyzというサイトを運営していましたが諸事情で現在はアーカイブサイトにて運営し、新たなサイトは現在構築中です。

出来上がりましたらこのブログで告知させて頂きますのでよろしくお願い致します。

ちなみに、関係ないですけど漫画投稿サイトも最近作りましたので見てやって下さい。

【初心者向け】どんなゲームブックがオススメなの? 筆者の勧める10選。

こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営してるものです。

筆者はゲームブックの啓蒙活動に取り組んでおります。

今回は初心者向けにオススメのゲームブックを紹介したいと思います。

1.幻術剣闘士

地下剣闘場に売られた力なき剣士であるあなたは、「死神」と呼ばれる剣闘士と戦うこととなる。パトロン、毒薬、スパイ……。いかなる手を使ってでも、生き延びねばならない! 

こちらの作品は筆者がゲームブック投稿サイトを立ち上げるモチベーションの一つともなった名作。

パラグラフ数が21しかないのに世界観、ゲーム性、物語性、すべてが盛り込まれているのです。

PDF版とEPUB版が選べ、リンクも付いているので楽ですよ。 無料で楽しめます。

2.パーフェクトチャイルド

Twitterの引用リツイート機能を利用して制作されたゲームブック。

アカウントがなくとも楽しむことが出来ます。筆記具や、サイコロ、或いはそれに変わるアプリなどが必要となります。

ゲームの難易度は上手くバランスが取られており、世界観や登場人物や敵モンスターの描写が優れている上挿絵の完成度も高いので、のめり込むこと間違いなし。

更にはお試しゲームやチュートリアルが充実しているという至れり尽くせりの内容。

それでいて無料で出来るのですから驚愕です。

3.Lifeline…

発売当時は大人気だったアプリ版デジタルゲームブック。

こちらは有料ですがわずか120円で課金・広告無しです。ネット接続も不要。

昨年はAppStore有料アプリNo.1にも輝いたという人気作品。

遭難した宇宙訓練生タイラーと交信し、二択でユーザーは物語を進めます。

極限状況で孤独にもがくタイラーを無事生還させることが出来るか?

まるでタイラーが実際に生存し、行動しているかのような演出もあって、Twitterのタイムラインにはタイラーの想像図が溢れています。

(ゲーム途中でイラストは一切なし) 

Google Play

App Store

4.にゃんたんのゲームブック

こちらも当時は大人気だった児童用漫画ゲームブック。

今では電子書籍版として再出版されました。

子供の頃楽しんだ方がおとなになって、お子さんと一緒に遊ぶのとかいいでしょうね。

唯一の難点は、電子書籍だけどリンクが張られておらず、パラグラフ移動は手動というところ。

Amazon以外の大手の電子書籍形式で、このエントリ執筆時点で9作リリースされています。

5.七つの大罪 迷いの森の冒険 

やっぱり紙で読みたい! という方にはこちら。

人気コンテンツ「七つの大罪」のゲームブックがあります。

特徴としてはオリジナルストーリーのため、「七つの大罪」を知らない方はもちろん、知っている方も存分に楽しめる内容となっています。

また謎解き要素もありますが、解けなくとも一つのグッドエンドにはたどり着けるようになっています。

トラップも手の込んだ物があり、謎解きも難解なものがあり、真のエンディングまでの到達は読者を悩ませることでしょう。

イラストも鈴木央先生の書きおろし。オリコン週間ランク6位にも輝いた名作です。

6.バンカーズクエスト

銀行員の人生という異色の大人のゲームブック。

物凄く緻密な背景があり、様々な登場人物がそれぞれの人生を歩んでおり、それが交錯する様を体感出来るのが最大の特徴。

人物描写が卓越です。本当に生きているかのような息吹を感じます。

読者は選択肢を選んで読み進め、戦闘や謎解きはありません。

そしてパラグラフ総数は166と少なめなのですが、一つのパラグラフの文章が長文で、実に多彩な展開を可能にしているのです。

読者はバンカーとして絵に描いたような理想的な人生を歩むコースもあれば、アウトローとして非情な道に進むこともできます。

初版はミスが有りますが、出版社の訂正を見ればプレイできます。

そんなミスが気にならないほど優れた作品です。

もっともっと評価されていい、隠れた名作と言えるでしょう。 

7.シャムタンティの丘を越えて

往年のゲームブックの名作に触れたければ、現在でも入手可能なのがこちら。

ゲームブックブームに火をつけた立役者の一人、スティーブ・ジャクソン(英) 氏の不屈の名作です。

全ソーサリーシリーズ4作のうちの、第一弾です。これ一つだけでも楽しめますが、のめり込んだら続編に手を出すのもいいでしょう。

RPGを書籍でプレイできる! 当時スマホは愚かゲーム機やPCですら普及していなかった時代には革命的な出来事でした。

ファンタジーの世界観、主人公あなたは剣を持って冒険に旅立ちます。

魔法を使う事もできるし、様々なアイテムや、途中助っ人も(厄介者も?)現れることでしょう。 

8.暗黒城の魔術師(グレイルクエスト)

こちらはスティーブ・ジャクソン(英) 氏の作品と人気を二分する名作、グレイルクエストシリーズの第一弾です。

ゲームブックではしばしば「14へ行け」というフレーズがゲームオーバーを意味しますが、その元となった作品がこちらなのです。

主人公PIPは何度「14へ行って」も復活し、冒険に旅立つ不屈の精神です。

そもそも14に行くことがほぼ大前提になっているともいえます。

主人公には味方がいます。一つはマーリンと呼ばれる主人公の師匠。この魔術師があなたに魔法を掛けて異世界へと召喚しているのです。常にあなたに語りかけて物語を盛り上げてくれますよ。

そして、自らの意思を持った武器「エクスカリバー・ジュニア」

ここまで冒険が楽しい作品も珍しいですよ。

9.隙間男シリーズ

動画版のゲームブックもあります。

YouTubeで活躍する劇団スカッシュさんの作品です。

動画の終盤に視聴者が二択を選びます。

マズイ選択肢を選ぶとゲームオーバーになりますが、巻き戻されて正しい選択肢へと導かれるので、ある意味その方がより楽しめる仕様となっています。

再生回数でお分かりと思いますが、大変人気のある作品ですよ。

10.note.GameBook.xyz

はい。最後宣伝です。

筆者の立ち上げたゲームブック投稿サイト(アーカイブサイト)です。

https://note.gamebook.xyz/

現在新規投稿は受け付けておりませんが、いろいろな作家さんに作品投稿して頂きました。

すべて無料で楽しめますので、ぜひお立ち寄り下さい。

現在ゲームブック投稿サイトはリニューアルして、新規公開予定です。